ウィンチェスター2016に相応しい筆記具を探す。選んだのはカランダッシュのエクリドール。

ウィンチェスターのペンホルダー

ファイロファックス誕生95周年を記念して発売された「Winchester 2016(ウィンチェスター2016)」。

銀座伊東屋で開催されているファイロファックスイベントに行った際、ウィンチェスターを見て一目惚れをしてお持ち帰りをしてきたわけですが、ここ数日ウィンチェスターの相棒として使う筆記具を探していました。

ウィンチェスターを購入するタイミングで薄々気づいてはいましたが、ウィンチェスターはとてもワガママで筆記具を選ぶ子です。

具体的にはウィンチェスターに付いているペンホルダー。

さすが1984年に発売されたモデルの復刻版だけあってかペンホルダーのサイズが小さく、細身の筆記具しか受け付けてくれません。

私が定規で測った寸法だと直径10mmが程度が限界で多機能ペンなどは全くもって受け付けてくれません。単色の筆記具でも細めでないと収納ができず私の保有している筆記具だと合うものが見当たりませんでした。

※もちろんサイズ的にOKな筆記具は保有していますがウィンチェスターに相応しいという意味も含めると。

という事で、この子の為に1本新しい筆記具(ボールペン)を新調するかということになりました。

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ウインチェスター2016に相応しい筆記具

さて私自身、美的センスが高いわけではありませんが、モノを選ぶときに少なからずのこだわりはあります。
今回のような一生モノがベースになるときはなおさらですね。

私のこだわりとしては2つ。

ウィンチェスター2016(1984年に発売されたシステム手帳の復刻版)に相応しい筆記具をというのが前提となりますので、少なくとも30年以上前から同じプロダクトとして販売されていた筆記具を使うということ。そうでないと復刻版を持つ意味が半減されてしまいます。

もう1つは、5年、10年、20年と長く使い続けられる筆記具であること。
せっかくなのでウィンチェスターと一緒に歳を重ねていける筆記具を使いので、故障や劣化が少なく、時代や流行り廃りに流されない筆記具を選びたいです。

と言いつつも、そもそも太さ的に選べるボールペンは少なく、候補として挙げられたのがクロスのクラシックセンチュリー スターリングシルバー、シェーファーのインテンシティ カーボンファイバーブラック、そしてカランダッシュのエクリドールでした。

クロス クラシックセンチュリー スターリングシルバー

クラシックセンチュリー スターリングシルバーはクロスの代表的なボールペンで、発売から50年以上経っている歴史もあるシリーズです。

しかし、ウィンチェスターと一緒に持ったときのディテールが私のイメージとは合わず、また機構的に故障の可能性がありそうだと感じたことからお見送りとしました。※クロスの場合、機構の故障については永久保証のようですね^^

http://www.cross-japan.com/customer.html

シェーファー インテンシティ カーボンファイバーブラック

シェーファーのインテンシティ カーボンファイバーブラックのデザインは、スタイリッシュでひときわ際立っておりました。

私の好みのデザインでビジネスシーンではぴったりですし値段も5000円と手を出しやすい価格帯なので心が揺れましたが、現代風の都会的なデザインと素材がなんとなく私がイメージしているウィンチェスターと相性が合わないというか。

カチっとしたビジネス風な感じがして、紙とペンでアイデアを創造していくツールという観点では違うように感じました。

って、そもそも30年前にはこの素材でこのデザインは無かったよね。当初のコンセプトがブレるところでした。苦笑

ということで今回はお見送りしましたが、どこかの機会に手に入れたいですね。

カランダッシュ エクリドール

カランダッシュ エクリドール

色々と考えつつ、最終的に選んだのがカランダッシュのエクリドール。

エクリドールはカランダッシュの高級ラインの定番モデルで、私が購入したエクリドールのボディはシルバープレートにパラジウムでコーティングされた作りになっています。

このボールペンの本体価格は22,000円。

購入したのは上記キューブリックモデルとなりますが、パラジウムコートを施していないモデル(エクリドール スターリングシルバー 925 リーニェ)にも興味を惹かれました。

予算的に5万を超える買い物になってしまうためそこまでは手が届かずでしたが、このモデルはコーティングされていないシルバーボディの為、定期的に磨いて輝かせていくという作業が必要。革のメンテと似ている事に惹かれたんです。

ウィンチェスターとエクリドールの相性

ファイロファックスウィンチェスターとカランダッシュエクリドール
ウィンチェスターのペンホルダーに挿してみると、手帳のブラックとエクリドールのシルバーの輝きがとても相性が良く感じました。

また、手帳のサイズとペンのサイズもぴったりでしっかりと挿し込んでも手帳からはみ出しません。

この手帳からはみ出すかはみ出さないかはとても重要な要素ですが、ウィンチェスターのペンホルダーは手帳の中央部分にある為、長めの筆記具だとペンの先っぽが手帳からはみ出てしまうんですよね。

はみ出てしまうのはちょっとカッコ悪いです。

この辺りもウィンチェスターがワガママなポイントと言えるでしょう。

ウィンチェスターとエクリドールのお揃い写真を何枚か撮りましたのでアップします。私個人としてはとてもお似合いのカップルかなと勝手に感じております^^

なお、当たり前ですがエクリドールのデザインだけ気に入って購入したわけではありません。
購入前に試し書きをしたところ、エクリドールのインクフローの良さも他の二つと比べてずば抜けていました。

スタッフさんに、「カランダッシュって低粘度インク使用しているんですか?」と聞いてしまったほど最初から滑らかな書き出しで、ダマが出来ることも途中でカスれることもありませんでした。

また、エクリドールにある程度の重量がある為、ペンの重力の力で筆記を続けられます。

少し滑りすぎるかなとも感じましたが、アイデアを紙に落としていく作業ではこういった書き心地は嫌いではありません。

ちなみに店員さん曰く、カランダッシュのインクは従来型の油性インクではあるが、通常の従来型油性インクよりも粘度は低く作られているとの説明でした。

私自身カランダッシュのボールペンは初めての使用となり購入後にレビューサイトを見て知ったのですが、インクの評価は非常に高いようですね。

カランダッシュの天冠

こちらはカランダッシュエクリドールの天冠です。左側の鉛筆をモチーフとした六角形が新しい天冠、右側が従来の天冠です。

現在、ちょうど切り替えのタイミングのようで好きな方を選ぶ事ができましたので、私は従来型の天冠を選ばせてもらいました。

余談:カランダッシュの歴史

カランダッシュの歴史はファイロファックスの創業時期(ファイロは1921年)と近く、1915年に設立された「エクリドール鉛筆製造工場」を1924年に社名を「カランダッシュ」としたところから始まります。創業当初の社名に由来するエクリドールシリーズも1934年から発売され(ボールペンは1953年)、現在もカランダッシュのスタンダードモデルとして販売され続けています。

今回ウィンチェスターの相棒を選ぶにあたり、可能であればファイロファックスと同じ年代(ファイロは1921年)から続いているブランドが理想とも考えていましたのでちょうど良かったかなと。やはり同じ時代に誕生し成長してきたブランドには共通する何かを感じさせるものですよね。

こちらを調べるに当たって海外の大手筆記具ブランドの創業年表を簡単に作りましたのでご参考まで。

1761年:ファーバーカステル
1835年:ステッドラー
1838年:Pelikan(ペリカン)
1846年:CROSS(クロス)
1884年:ウォーターマン
1888年:パーカー
1906年:モンブラン
1913年:シェーファー
1915年:カランダッシュ(前身となる鉛筆工場が設立され1924年にカランダッシュに変更)
1919年:アウロラ
1930年:ラミー

まとめ

ウィンチェスターと筆記具の組み合わせについては、私の中では最高の組み合わせを手にする事ができました。

ウインチェスターとエクリドールは両者ともに歴史を作り盛り上げてきた素晴らしいプロダクト。

現段階では間違いなくこの組み合わせに対して私の力量が見劣りしてしまっておりますので、このプロダクトを使うに相応しい人間に成長していかないと、、と感じております。

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