数百種類の木々から作られる工房もずの木軸ボールペン

先日ふらっと東京駅前オアゾ内にある丸善に立ち寄ったところ、【第12回クラフトデザイナーズフェア〜創り手の顔が見えるもの〜】が開催されていました。

革・木・金属などの素材を用いて作られる様々な物の展示・販売のフェアで、それぞれのデザイナー(創り手)の方がブースにいらっしゃって、対面で説明を受けながら購入することが可能です。

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工房もずの木軸ボールペン

このフェアにて私が見事に釣られてしまったのが、木軸のボールペンを作られている工房もずさんのブース。

色鉛筆が並んでいるかのように、様々な色・模様の木軸ボールペンが並んでおりました。

これまでブログにて話題として出したことは有りませんでしたが、実は私、木の好きな人間でして、趣味で材木を被写体として写真を撮っていた時期があります。※特別材木に詳しい訳ではありませんが木って落ち着きますよね。




こんな写真を大工さんと仲良くなり撮らさせていただいておりました。(^^)
そういう趣味的な理由もありピュアモルトなど木軸の筆記具も好んで使っているわけです。

工房もずが作られるボールペンは筆記具メーカーのように大量生産を目的として用意した材木のようなものではなく、1本1本の材木がそれぞれのエピソードがあった上でボールペンの軸として使われることになったものでした。

例えばどこどこのお城の地中で何百年も眠っていた栗の木とか、長い年月村の守り神であった神木をダム建設で伐採せざる得ない状況となり、その伐採した木を譲り受けた木を加工したとか。・・・スケールが大きすぎます。笑

工房もず ボールペン

他にも中々お目にかかれないような木で作られたものが多く、木軸の色合いや模様を見ているだけでもワクワクしてきますよね。

上の画像を拡大して見ていただければ何の木で作られているのかが伝わると思います。※全て着色は一切なしで、全て木々本来の素材を生かして作られているようです。

ちなみに木の種類は200種類とか300種類とか。

また写真をよく見ると判るのですが、1本1本軸のサイズ(長さ)が異なります。

これは限られた材木で作られてる為、サイズを合わせようとすると無駄な余りが生じてしまったり逆に作れないケースもある為、あえてその木材に合わせて作られているとのことでした。

木軸の場合は年輪模様などから個々の個性が出てきますが、それにプラスして確保が非常に難しい木で作られる為、全てがオリジナルで一生に一度しか巡り会うことのできない物となるようです。

そんな軸にまつわるエピソードを工房もずの代表であり木工作家の河村 寿昌さんが楽しそうに説明してくれるのです。河村さんのお話を聞いているだけで時間を忘れてしまいましたし、こういった世界があることを知っただけでも私にとっては素晴らしい時間でした。

尚、河村さんは木工作家としてだけでなく木に関する本も執筆されている木の専門家でもあります。

木軸のサイズは2種類

工房もずで作られている木軸ボールペンのサイズは太軸と細軸の2種類があります。

太軸

細軸

値段は、太軸のものが6000円・細軸が5000円で販売されています。
木の種類によって値段を変えるのが一般的だと思いますが、全て統一金額で販売されています。

私も2本購入させていただきまして、購入したのは黒柿と神代栗の軸です。
写真左側が黒柿、右側が神代栗。

簡単にどんな木なのかを説明しますと、黒柿というのは柿の木の中から数万本に一本の割合で出来ると言われている希少な木。神代栗は土中、水中に数百年から数千年という長い年月無酸素の状態で埋もれていた栗の木です。※神代とは、神武天皇即位より前の神の治めた時代のことを日本神話では言われています。

神代栗の方はブースにお邪魔した時から何を思ってかずっと離さず握りしめていたもので、何かのご縁があるのかもしれませんね。

どちらも一つ一つの木のエピソードを聞いた上での購入になりましたので、購入前からすでに愛着も感じ始めています^^

木軸は今後年月をかけて経年変化も楽しめるものですから、今後どんな風合いになっていくのかとても楽しみです。

リフィル


尚、インクの交換リフィルはCROSSのリフィルに対応しています。

購入初期ではCROSSと互換性のあるドイツ製のDAYACOMのリフィルが入っておりました。
DAYACOMのリフィルは初めての使用でしたが、書き出しからかすれもなく滑らかで良い感じでした。

購入時に1ボールペンに1本づつ替え芯もプレゼントいただきました^^

第12回クラフトデザイナーズフェアと工房もずについて

今回、丸善にて開催されている第12回クラフトデザイナーズフェアは、4月18日(火)〜4月30日(日)まで開催されています。

工房もずの木軸は、木軸好きな方にとって素晴らしく価値のあるものだと感じますので、場所・時間等確保できるようであれば、みなさんにもぜひブースを覗いて欲しいですね。

また、工房もずは普段岐阜県で営まれておりますが、店舗を持っているわけでもなく販売店も少ないです。
都内で販売されているお店は蔵前のカキモリさんと六本木のどこか(忘れちゃいました)の2店舗との事。※ただし販売店でも売られている本数は10本程度と少ない。

その代わり、工房もずの河村さんが年に数回都内のフェアに出向いて対面での販売を行なっています。今年は4回東京にはいらっしゃるようで、メールアドレスをお伝えしておくと案内をいただけるようです。

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