【システム手帳サロン】品質に強いこだわりを持つ国産ブランド。ブレイリオのコードバンシステム手帳

11月11日より銀座・伊東屋にて開催されいてるイベント、システム手帳サロンへ行ってきました。
手帳200種類・リフィル1000種類が展示・販売されているとともに、日々それぞれのメーカーがイベントを企画されています。

昨日12日まで開催されていたイベントはコードバンシステム手帳で有名なブレイリオによる「レーデルコードバンについて語るトークショー」。

大好きなコードバンについてメーカーさんに語っていただけるのであれば、これは行くしかありません。

さて、私自身、ブレイリオに対してこれまであまり関心を示していませんでした。
コードバンシステム手帳を中心に製造販売しているブランドであることは知っていましたが、コードバンを使っている割に価格帯が安いのです。

コードバンを使った手帳は普通に5〜8万程度しても違和感ありません。そう言った中でブレイリオは2〜3万円台でコードバン手帳を販売している為、他ブランドと比べた時に質を疑ってしまっていたのです。

本日のトークショーを聞いて、これまで私が感じていたブレイリオのイメージは良い形で裏切られ、質の良いコードバン手帳を適正価格で販売される、しかも物作りにこだわりをしっかり持ったメーカー・ブランドである事を改めて知ることができました。

※勝手に変な偏見を持ってしまい申し訳ございませんでした。

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トークショー

さて、今回のトークショーではブレイリオのコードバンシステム手帳に使われているレーデルコードバンの製造過程について詳しく教えていただきました。※レーデルコードバンと言うのは千葉県流山市に拠点を構える「有限会社レーデルオガワ」により作られたコードバンの事をいいます。国内の有名ブランドがこぞって使いたがるメーカーです。

ありがたいことに今回のトークショーでは普段お目にかかることの出来にくい、まだ加工前の肉付きコードバン皮革やザラの部分、加工過程のコードバンそのものを持ってきてくださり、その革を見ながら説明をいただきました。


肉付きのコードバン皮革。


切り取ったザラの部分。


この状態をレイバンと呼ばれている。


最終的にはこのサイズのコードバン層しか取れず、ここからグレイシングと言う工程を経ることでコードバンの輝きが実現されます。

この皮革を見て触れて説明を受けただけでも今回は収穫で、コードバンが農耕馬のお尻から少量だけ取れる革であることは知っていましたが、レーデルオガワのコードバンで使える革がここまで小さいのかと言うことを改めて実感しました。

A5サイズのシステム手帳だと小さく取れたコードバンでは製造が出来ず、大きく取れたものでのみ製造が出来るようです。

大きなコードバンが改めて貴重であることを知ることができました。

コードバン層を厳選した皮革を今度は染色を施します。

染色はレーデルオガワのアニリン染めという、様々な色を組み合わせて染め上げる方法で15日〜20日間の期間を要します。
調合率が分かっていても人が違うと違う色となってしまう為、職人の差が大きくでてしまう工程でもあります。
また、この技法は外出不出とのことで、技術・工程はレーデルオガワの匠のみが知っているものとなります。

ブレイリオのこだわりを感じたのが、創業から20年の歴史の中で主となる技術者が体調を崩してしまった関係でアニリン染めが出来なくなった時期が1年ほどあるようです。

その際、お弟子さんたちがレシピ通りに染めを行うものの、求める色が表現出来なかったよう。

その当時ブレイリオのコードバン手帳を楽しみにされるユーザーも増えており、染めが出来ない理由からユーザーに対して納品が出来ないという問題を抱えていました。

コードバンの染め方にはこのアニリン染以外にも顔料染という技法などもあり、納期を優先するために顔料染を行う検討も行ったようですが、ブレイリオのコードバン手帳としての品質に対するこだわりから採用はNGとなり、販売店に謝罪をし納期を遅延させていただいたとのことでした。

その際、お客様から直で納期のクレーム受けている立場である伊東屋も、「私たちは待っていますので、お客様のことは私たちに任せて、質の良い製品を作ってください」といった会話があったようです。

このおかげでブレイリオはこだわり抜いてきた品質を落とさずに済んだという歴史があるようです。


そのような工程を経て完成されたブレイリオのコードバンシステム手帳。
一つ一つに品質のブレがなく、コードバンならではの素晴らしい輝きが醸し出されています。

少し話はずれますが、ブレイリオに入社した営業マンは、まずは製品を販売する事ではなく、自社の製品を知ることが大切ととらえ、工場見学など様々な製造過程を知ることから始まるようです。

ブレイリオがものづくりに強いこだわりを持ったメーカーである事を知る事ができ、本当に素晴らしいトークショーに参加できたと感じています。

さて、そんな素晴らしお話を聞いたら、ブレイリオのコードバンシステム手帳をお持ち帰らずには居られないのが心情です。

こだわりを持って作られたものと一緒に暮らしたいですから。

という事で、安定のお持ち帰り。

ブレイリオのコードバンシステム手帳を1つ購入させていただきました。

ブレイリオ メモリアルコードバン職人井戸氏 職歴50周年記念モデルです。

こちらは貴重なエメリコ仕上げの特別な染色技術により使い込むほど増す光沢を再現した限定モデルで、普通のコードバンと比べて艶の出ていない状態に仕上がっています。

色はワインレッド。
サイズはM6です。

これからこの手帳を使い込むことによって、中に隠れている透き通るようなワインレッドの輝きを醸し出していきたいと思います。

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