トモエリバーと各種ボールペンインクの相性(裏抜け)について。1年検証の結果。

とても薄くて軽量、そして万年筆で書いても抜ける事なく気持ちよく筆記ができるトモエリバー。ほぼ日手帳やジブン手帳などの有名な手帳でも採用されており、トモエリバーという名前を聞く機会も増えていますね。

また、システム手帳用のリフィルでもダヴィンチなどはトモエリバーで作られたリフィルを販売しており、トモエリバーを使う事で同じ枚数の用紙を入れても嵩張らない事で私自身も重宝しております。トップの写真はA4サイズのトモエリバーとシステム手帳用のリフィルとしてのトモエリバー。A4サイズの方はもっぱら習字で愛用しています。

そんな素晴らしいトモエリバーですが、ボールペンで筆記すると裏抜けしてしまうという問題(裏抜けというよりも劣化なのかな)があり、その中でもジェットストリームとの相性が悪いという話を良く耳にします。

実は私、昨年にトモエリバーで筆記しても裏抜けしないボールペンを探してみよう、また本当にジェットストリームだけがダメなのかを検証してみようと思い、日本で販売されている主流のボールペンを使って裏抜けの検証を行なっていました。

ジブン手帳に最適なボールペンを徹底検証。様々なボールペンを使って裏抜けを調査するよ。
ジブン手帳の用紙であるトモエリバー。とても薄くて書きやすい紙質で気に入っています。 それプラス最近ではジェットストリームやアクロインキ...

当時はジブン手帳を使用していましたので、ジブン手帳をベースに検証していますが、他の手帳でもノートでもトモエリバーを使っているものであれば同じ結果になるはずです。

検証を開始してから丁度1年が経過しましたので改めて状況を報告したいと思います。

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トモエリバーの裏抜け状況


こちらが初期の状態で昨年セットアップした時の写真です。国内で発売されている各種ボールペン(インク)にて筆記を行いました。

使用したボールペンは、三菱鉛筆ジェットストリーム、アクロボール(アクロインキ)、Pentel VICUNA、ZEBRA Surari、Tonbow リポーターズスマート(SMARTインク)、Towbow LUCE(エアータッチインク)、OHTOのニードルポイントといった各社から発売されている低粘度油性インクボールペン。従来型油性ボールペンとして、ZEBURA クリップオンマルチ、PowerTANK、Tombow AirPress、Pilot DownForce、および、エナージェル、サクラボールサイン、サラサ、シグノなどの水性インク(ゲルインク・ジェルインク)ボールペン。最後にフリクションペン。

裏は下の写真の状態からのスタートです。

エナージェルやサラサドライなどの一部の水性インクは筆記したタイミングで裏抜けしていますが、他はほぼ綺麗な状態でした。

こちらのセットアップをして数ヶ月後システム手帳に切り替えてジブン手帳を使わなくなってしまった為、現在では下の写真の様にリフィルとしてシステム手帳に挟んでします。

こちらの裏側がどうなっているかが下の写真。

少しわかりづらいので、大きく写します。

ジェットストリームおよび、アクロインキは抜けてしまっています。インクによって抜ける色が異なる様ですね。※抜けると言うより劣化が正しいかも。VICUNAとSurariに関しては、ほとんど抜けが感じられませんでした。どっちも綺麗ですがVICUNAの方が若干抜けていますかね。

驚いたのが、三菱鉛筆のピュアモルト(加圧)です。こちらのインクは従来型の油性インクで抜けづらいと思いましたが、青っぽく抜けている様に見えます。個人的には一番推していたインクだったのでちょっと残念です。

OHTOのMULTI-Smartも抜けが見受けられますね。

続いて下の方に行きまして、

Air Press、Down force、Power TANK は大丈夫そうです。と言うか、Power TANKとピュアモルトの加圧って同じ三菱鉛筆なのに違うのかな?と感じます。

ENERGER、SARASA、SARASA Dry、Ballsign、Signoは水性インクになりますが、SARASAは大丈夫だけど、SARASA Dryは抜けるというのもちょっと驚きました。

まとめ

各インクを1年間検証してみましたが、個人的に一番優れているな〜と感じたのが、ゼブラのクリップオンマルチ。ゼブラの油性インクは大手文具メーカーの中で唯一低粘度をアピールしていません。私は、クリップオンマルチおよび、シャーボなどでゼブラの油性インクを使用していますが、書き出し・ダマの状態・滑らかさなど人気の低粘度油性インクと比較しても遜色ありませんし非常に書きやすいと感じています。

一年検証した結果だと、油性インクではゼブラに軍配があがる様に感じました^^

もちろん、この検証は対トモエリバーでの結果であって、他の用紙であればこういった結果にはなりません。ジェットストリームにしてもアクロインキにしても滑らかでダマが出来づらく非常に優れいてるボールペンですので、用紙のベースをトモエリバーにし長期保存を考えている方は参考にしていただければと思います。

長期保存はしない前提でのトモエリバー+低粘度油性インクは気持ち良く書けますし用紙も嵩張りませんので最強の組み合わせだと思いますので。

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