【油性ボールペン比較】CROSS(クロス)M

CROSSのボールペンの筆記検証です。
CROSSはアメリカでもっとも長い歴史をもつ高級筆記具ブランド。1846年、リチャード・クロス一家によりロードアイランド州・プロビデンスで創業しました。
2016年に創業170周年を迎え、世界140か国で展開する筆記具ブランドです。

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CROSS Mの性能検証

書き出し


油性ボールペンの特徴である、書き出しでのインクの出辛さを測る検証です。

CROSS Mの書き出しは最初から筆記できる場合とできない場合が分かれました。しかし、最初から筆記できた線も最初からしっかりとインクが乗っている訳ではなく、全般的に見てスムーズな書き出しとは感じられませんでした。

筆記圧

写真の上から、弱い筆記圧、普通の筆記圧、強めの筆記圧で筆記した線となります。

速乾性

「あ〜ほ」までのひらがな30文字を筆記した後に、筆記した文字をティッシュで拭き取ります。この30文字を書いてティッシュで拭き取るまで45秒前後の時間を要しますので、その45秒のうちにどこまで乾くかをテストしています。

検証結果としては写真の通りとなり、乾きは普通と言える結果となりました。

ダマの出来やすさ


横線を5本書いた後に「8」という文字を10回書くという検証を行っています。10回「8」を書いておりますが、ボールペンの紙面に当たる向きを少しずつずらしながら筆記するためです。

確認できたダマは、

1回目:1箇所
2回目:2箇所
3回目:1箇所
4回目:2箇所
5回目:5箇所

となりました。
結果にばらつきがあり、ダマの大きさも大小発生しました。全体的に見てダマは出来やすいインクであることが確認できました。

文章筆記



続いて文章筆記テスト。

粘度は高めでねっとりとした書き心地です。
筆圧による色の濃淡が出やすくインクの色も少し薄めな為、他の色の濃いボールペンと併用して使用していると、意識せずとも筆記時に力が入ってしまい疲れの原因になるかもしれません。

乾燥速度がさほど早くないこともあり、筆記していて多少紙面の汚れを確認しました。

蛍光ペンとの相性


筆記した後に蛍光ペンで上から塗る検証です。
どの蛍光ペンにおいても滲みはない事が確認できました。

まとめ

上記の検証結果から評価は下記となります。

書き出し

  • 5点:ほとんどの場合に書き出しからスムーズにインクが出る
  • 3点:書き出しはインクが出辛く、平均して1〜5cmでインクが出る
  • 1点:書き出しはインクが出ず、平均して書き出し5cm以降からインクから出る
評価:3

速乾性

  • 5点:乾きやすい
  • 3点:普通
  • 1点:乾きづらい
評価:3

ダマの出やすさ

  • 5点:0〜3箇所以下のダマが確認できた
  • 3点:4〜7箇所以下のダマが確認できた
  • 1点:8箇所以上のダマが確認できた
評価:1

蛍光ペンとの相性

  • 5点:蛍光ペンで塗っても滲まない
  • 3点:注意して確認すると分かる滲みが確認できた
  • 1点:明らかに分かる滲みが確認できた
評価:5

筆記感

  • 高い(ねっとりとした書き心地)
  • 低い(サラサラとした書き心地)
  • 柔らかめ(ヌルヌルとした書き心地)
  • 硬め(カリカリとした書き心地)
評価:ねっとりとでヌルヌルとした書き心地

使用したボールペン(リフィル)と代表的なボールペン軸

油性ボールペン比較について

本検証のコンセプトついては下記をご覧ください。

世界の油性ボールペンの書き心地を徹底比較します。
油性ボールペンの業界がここ数年大きく変化してきてます。 ここ10年で各社から滑らかで途切れない筆記ができる低粘度油性ボールペン...
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