【油性ボールペン比較】DELTA

DELTA(デルタ)の油性ボールペンインクの検証です。

DELTAは1982年にニノ・マリーノとチロ・マトローネの二人によって設立されました。
この業界では比較的歴史の浅いブランドですが、昨年より廃業(休業?)となってしまっており、現在は在庫のみが入手できる状況です。
同社の代表的な軸であるドルチェビータをはじめ、素材・デザイン、そして書き心地も含め本当に素晴らしい筆記具を製造販売されるブランドであったため休業状態であるのは本当に寂しい限りです。

私は4cタイプの替え芯を保有しておりますので、こちらを使って検証を行いました。

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DELTAの性能検証

書き出し


油性ボールペンの特徴である、書き出しでのインクの出辛さを測る検証です。

DELTAの書き出しは、ほとんどの検証で1〜3cm程度よりでインクが出始めるという結果となりました。

筆記圧

写真の上から、弱い筆記圧、普通の筆記圧、強めの筆記圧で筆記した線となります。

速乾性

「あ〜ほ」までのひらがな30文字を筆記した後に、筆記した文字をティッシュで拭き取ります。この30文字を書いてティッシュで拭き取るまで45秒前後の時間を要しますので、その45秒のうちにどこまで乾くかをテストしています。

検証結果としては写真の通りとなり、比較的良いと言える結果となりました。

ダマの出来やすさ


横線を5本書いた後に「8」という文字を10回書くという検証を行っています。10回「8」を書いておりますが、ボールペンの紙面に当たる向きを少しずつずらしながら筆記するためです。

確認できたダマは、

1回目:0箇所
2回目:1箇所
3回目:1箇所
4回目:1箇所
5回目:0箇所

となりました。

文章筆記



続いて文章筆記テスト。

DELTAの筆記感は少し独特で、多少のねっとりした感覚があるもののヌルヌルと気持ちよく筆記できる印象を受けました。
ボールペンの油性インクの中には、書き出しはあまり良くないけど、インクが出始めると書き心地のよいものがありますが、DELTAがまさにそのタイプです。
筆記後、紙面の汚れもなく安心して筆記を続けられるインクだと感じました。

蛍光ペンとの相性


筆記した後に蛍光ペンで上から塗る検証です。
どの蛍光ペンにおいても滲みはない事が確認できました。

まとめ

上記の検証結果から評価は下記となります。

書き出し

  • 5点:ほとんどの場合に書き出しからスムーズにインクが出る
  • 3点:書き出しはインクが出辛く、平均して1〜5cmでインクが出る
  • 1点:書き出しはインクが出ず、平均して書き出し5cm以降からインクから出る
評価:3

速乾性

  • 5点:乾きやすい
  • 3点:普通
  • 1点:乾きづらい
評価:5

ダマの出やすさ

  • 5点:0〜3箇所以下のダマが確認できた
  • 3点:4〜7箇所以下のダマが確認できた
  • 1点:8箇所以上のダマが確認できた
評価:5

蛍光ペンとの相性

  • 5点:蛍光ペンで塗っても滲まない
  • 3点:注意して確認すると分かる滲みが確認できた
  • 1点:明らかに分かる滲みが確認できた
評価:5

筆記感

  • 高い(ねっとりとした書き心地)
  • 低い(サラサラとした書き心地)
  • 柔らかめ(ヌルヌルとした書き心地)
  • 硬め(カリカリとした書き心地)
評価:多少のねっとりさはあるもののヌルヌルとした滑らかな書き心地

代表的なボールペン軸

油性ボールペン比較について

本検証のコンセプトついては下記をご覧ください。

世界の油性ボールペンの書き心地を徹底比較します。
油性ボールペンの業界がここ数年大きく変化してきてます。 ここ10年で各社から滑らかで途切れない筆記ができる低粘度油性ボールペン...
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