大切な彼女や、長年付き添ってくれている奥様にとびっきりのボールペンをプレゼントをしたい。
クリスマス、ホワイトデー、お誕生日、そして二人だけの大切な記念日など、プレゼントを考えるシーンはありますが、今回紹介するボールペンは、その中でも特別なイベントでプレゼントとしてお勧めしたい一本です。
けしてお値段も可愛くありませんが、一生物のボールペンとして、また思い出の詰まった宝物として、さらには生まれてくる次の世代へと受け継がれていく、最高のプレゼントとなるでしょう。
モンブラン マイスターシュテュック ホワイトソリテール モーツァルトという、ホワイトボディにレッドゴールドのトリムを組み合わせた、美しさと可愛らしさ、そして高級感を兼ね備えたボールペンです。
目次
モンブランマイスターシュテュックシリーズの種類について
本ボールペンを紹介する前に、まず、モンブランの王道ラインナップであるマイスターシュテュックについて簡単に説明します。マイスターシュテュックにはサイズ感によって4つのバリエーションがあります。
私は4サイズのうち3つを保有していますが、左から「モーツァルト」「クラシック」「ル・グラン」で、実際にはクラシックとル・グランの間にミッドサイズというサイズが存在します。
モンブランマイスターシュテュックボールペンのサイズ比較
モーツァルト | クラシック | ミッドサイズ | ル・グラン | |
全長 | 105.8mm | 137.1mm | 141.7mm | 147.9mm |
胴軸径 | 10.4mm | 12.5mm | 13.7mm | 15.5mm |
重さ | 12.4 g | 23.13g | 26g | 30.19g |
一般的なマイスターシュテュックシリーズボールペンのサイズ比較。
今回紹介するのは一番小さなモーツァルトというシリーズですが、他と比べるとモーツアルトのみ一気に小さくなります。クラシックとル・グランの間にミッドサイズを入れるよりも、モーツァルトとクラシックの間にサイズを入れた方がバランスが取れるのでは?と感じたのは私だけではないはずです。
とは言いつつ特徴的な小ぶりさも、このボールペンの一つの個性になっているのかもしれません。
ちなみに、モーツァルトの正式名は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
その為、今回紹介するボールペンの正式名称は、
マイスターシュテュック ホワイトソリテール オマージュ・ア・ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
となります。
「モーツァルトに敬意を込めて」という意味合いが込められているのでしょう。
これ以降はホワイトソリテール モーツァルトと呼ばせてもらいます。
ホワイトソリテール モーツァルトについて
さてマイスターシュテュックには、上で記載したサイズ違いによる呼び名と合わせていくつかのプロダクトラインがあります。今回紹介するのはソリテールというシリーズになります。
ソリテールは、マイスターシュテュックのボディに各種装飾や貴金属を用いた、より高級なシリーズ。マイスターシュテュックの形状はそのままに、細部に特徴のあるパーツや素材が用いられ、より上質感が際立つ仕上げが施されています。
ホワイトソリテール モーツァルトの特徴を見ていきましょう。
プレシャスホワイトラッカーのボディ・キャップにレッドゴールド仕上げのクリップとペン先。天冠部分には、モンブランのシンボルマークであるホワイトスターの象嵌と、その周りを囲むようにあしらわれた冠が印象的です。
この天冠部分が一般的なマイスターシュテュックと比べて、見た目で大きく異なるポイントですね。
ホワイトラッカーと、レッドゴールド仕上げのディテールが上品で高級感があり、また天冠部分の装飾によって、より女性的な雰囲気を醸し出しています。
なお、ボディ素材は金属製である為、ホワイトソリテール モーツァルトの重量は24gと適度な重みがあり、程よい重さの中で筆記することが可能です。
リフィルは4cタイプ
正規品の替え芯は、モーツァルト116用替え芯という名で販売されていますが、モーツァルトには4cタイプのリフィルが挿さっています。
ジェットストリームやアクロインキなどの4cも使えますが、モンブランの油性ボールペンリフィルの書き心地もけして悪くはありません。
特段のこだわりがなければ、そのまま純正リフィルでモンブランの書き味を楽しむのが良いと思います。
ホワイトソリテール モーツァルトの書き味
モンブランの油性ボールペンの書き味は、少し独特な印象があります。
インクとしては従来型油性インクですが、粘度は低めでねっとり感は無く気持ちよく筆記できます。その上でボールペンのボール部分が転がっている感が感触として手に伝わってくるように感じます。
語彙力が乏しいですが、「あ、ボールペンってやっぱりボールが転がって書くんだ」という感覚。
その転がる感覚が心地よい摩擦になり、程よい抵抗感の中で筆記が出来るのです。
書き始めでインクが出づらかったりかすれたりするケースもありますが、それが気になるレベルではありませんし、初めて使う方であれば、逆に従来型油性インクでもここまで滑らかに気持ちよく書けるんだという良い印象を受けるでしょう。
まとめ
特徴的で可愛らしいボディに、最高級を詰め込んだディテール。そしてモンブランならではの書き味。
大切な彼女、奥様への特別なプレゼントととして、検討されてみてはいかがでしょうか。喜んでいただける事間違いありません。
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