発売から200年以上の歴史を誇り、1973年以来、世界で最も販売されているバーボン、ジンビームホワイト。
コンビニを含め酒を扱っているお店であれば多くで販売されていますし、私も気軽にバーボンウイスキーを味わいたいときに重宝する愛飲酒です。
今回はジンビール ホワイトをレビューします。
ジンビーム ホワイトの特徴
ジンビームホワイトは、大粒で高品質のデントコーンを原料に用い、代々受け継がれる秘伝の酵母と伝統の製法によって作られているバーボンウイスキー。オーク樽で4年間熟成させたものが出荷されています。
700mlで1,540円(税別)、ネットでは1,200円程度で購入できます。
香りは甘い香りの中にコーンの香ばしさが感じられる香り。
口に含むと、最初はマイルドな甘さが感じられますが、舌で転がしていくとアルコールのピリピリとした刺激と熟成年数の浅さからか雑味が残ります。
この独特の味わいから、ジンビームはまずいとか、接着剤みたいだとか評価もありますが、そういった悪評も分からなくありません。
とは言いつつ、個人的にはこの雑味が嫌いではなく、優等生ではない若々しい荒さというか漢らしさといった風合いあり、庶民的なアメリカンスタイルを純に楽しめる酒だと感じられます。
雑味を楽しむ・まずさを楽しむというと言い回し的に違和感あるかもしれませんが、そうやって飲みたい酒もあるんですよね。
ロックや水割り・ハイボールにして楽しむ
なお、ジンビームホワイトをストレートで楽しむ方はあまりおらず、ロックや水割り、ハイボールにして飲むケースの方が多いはずです。
水や炭酸で割っていくと、雑味が消えて一気にマイルドな方向に転がり飲みやすくなります。ストレートで味わいを楽しむよりも、割ることを前提にして、気軽な晩酌用の酒として飲むのが良いかもしれません。
バーボンらしさもしっかり楽しめる酒ですので、これからバーボンを試したい方にもおすすめです。