【おすすめ万年筆13選】実用頻度の高い万年筆・一生物として愛用していきたい万年筆を紹介します

おすすめ万年筆 万年筆の選び方・使い方

数ある万年筆の中でどれを選んだら良いのだろう?
どれが自分にとって本当におすすめな万年筆のなのだろう?

本格的に万年筆を使っていきたいユーザーにとって気になるところですよね。

万年筆はその名前の通り、きちんとメンテナンスしてあげれば万年(一生)使える道具。その良し悪しは値段で決まるものではありませんが、素材、デザイン、繊細な書き味などにこだわって万年筆を選んでいくと、それなりのお値段にもなりますから、万年筆を選ぶのには当然慎重になってきます。

私自身、様々な万年筆を使うことが趣味で多くの万年筆を愛用しています。
今回はその中でも特にお気に入りで実用頻度の高い万年筆と、一生物として愛用していきたい万年筆をピックアップしてみました。それぞれが素晴らしい万年筆で、正直これが一番のお勧め!というのは選べないのが本音。

万年筆購入の検討材料にしてもらえたらと思います。

なお、どれもお気に入りの万年筆であるため、ランキング付けは難しいことご了承ください。

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実用頻度の高い万年筆と一生物として愛用していきたい万年筆13選

パイロット カスタム92 F

カスタムヘリテイジ92
細字の万年筆という観点においてはパイロット社5号ペン先のFが書き味として気に入っています。太字の普段使いではプラチナ#3776Bを推しますが、細字に関してはパイロットのFが好きなんです。

字幅のバランス、紙面への当たりの柔らかさと適度にしなるペン先は、ノートを取る際などの実用において重宝しています。

また、複数あるパイロットの5号サイズペン先の中でカスタム92をチョイスしたのは、やはりボディがスケルトンであるとともに1.2mlという大量のインクを入れられる回転吸入機構が採用されていることから。大量のインクが入れられ常にインク残量が確認でき普段使いとして安心して使えるとともに、入れたインクの色が見えるのは気分が上がります。

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パイロット キャップレス 木軸 M

キャップレス木軸
便利さという観点で外せないのがパイロット社のキャップレス万年筆。

片手でノックしてペン先を出し、片手でノックしてペン先を収納するという、キャップをはずす・閉めるという作業がないのは、例えば電話しながら筆記したいシーンなど片手が使えないときに本当に重宝します。

また、見た目は非常に小さなペン先ですが、そのサイズ感からは信じられないような柔らかい書き味はなんとも言えません。

キャップレスはFとMを保有していますが、少し太めのMの方が普段のサッと出してサッと書くという用途に適しているように思います。

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プラチナ 万年筆#3776センチュリー B


普段使いの万年筆の中で、最も実用頻度が高い万年筆であるプラチナ万年筆#3776センチュリーのB。

#3776シリーズB(太字)の書き味は、ペン先のしなりは少なく硬め。それでいてペン先の研ぎのバランスが素晴らしく、筆記時のぬらぬら感が非常に高い書き味です。メモなど高速筆記が求められて書き殴っていくシーンなど実用用途で重宝します。

現在#3776シリーズのBはナガサワとのコラボモデルあるセンスケ(センチュリースケルトン)とブライヤー2本の合計3本保有しており、気分によって使い分けています。このシリーズにおいては、とにかくB(太字)が好きでそれに合わせてボディも購入している感覚ですね。

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パイロット カスタム912 PO

パイロット カスタム912 PO
ペン先が下向きに曲がっている特殊なペン先が特徴的なPO(ポスティングと呼びます)
私は趣味で習字を行なっていますが、細字で丁寧な文字を練習したいときに重宝するのが、このパイロット社のカスタム912POです。
一般的に万年筆は字幅が細くなれば細くなるほどカリカリとした書き味になりますが、912POは極細でありつつも非常に滑らかな書き味です。(もちろん太字と比べたらカリカリします)

それとともにペン先が適度に柔らかくしなるため繊細な筆圧をきちんと筆跡として表現できるのが素晴らしく、表現力という観点でも素晴らしい万年筆だと感じています。

硬筆習字するならぜひ保有したい一本です。

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モンブラン マイスターシュテュック ルグラン146

モンブラン マイスターシュテュック ルグラン146
最強の実用万年筆として146はやはり外せません。どれだけ筆記しても疲れにくく書きやすいバランスの取れた絶妙なボディと、高速筆記にもしっかりと追従するインクフロー。そして数ヶ月使用しなくても乾かないといった基本スペックの高さは素晴らしいとしか言いようがありません。

146の歴史は非常に古く1949年に発売が開始されました。今から70年以上も前です。(実は149よりも前に発売されているのです)その長い歴史の中で様々な改良がなされており、年代ごとによって書き味も異なってきます。私が保有している146は最近のモデルとなり、ペン先はガッチリとした硬さがあり実用に適した書き味になっています。

モンブラン マイスターシュテュック 149

モンブラン149
149を手にとって筆記体制に入った瞬間から感じられる絶対的な安心感は、他の万年筆では味わえない独特の感覚があります。一般的な万年筆と比較して大きめのボディとペン先のデザインがそういった感覚にさせるのだと思います。

がっしりとした硬めのペン先から潤沢なインクフローがしっかりと追従してきますので高速筆記にも耐えられますし、149を使用する際は万年筆を手に添えるだけの感覚で持ちますので、長時間筆記でも疲れにくいのが特徴。
※149は一般的な万年筆と比べて大きく太めのサイズになるので、自然と添える感覚の持ち方になります。

私は細字と中字の149を保有していますが、国産の万年筆と比較すると一段太い字幅となりますので、細かな字とか意識せず、ノートに書き殴る、純粋に書き物を楽しむときの道具としてこれからもずっと愛用していきたいですね。

モンブラン マイスターシュテュック 149というとステータス的な見方をされがちですが、あくまでも道具としての149が素晴らしすぎます。

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パイロット カスタム845

カスタム845
複数ある万年筆の中で、丁寧な文字を書きたい時の使用頻度が高く活躍してくれるの万年筆がパイロット社のカスタム845です。特に習字では大変お世話になっています。

習字で使用する万年筆として私がこだわるポイントは、細字でありながらもインクフローが潤沢であること。また繊細な筆圧の強弱にきちんと反応してくれて、とめ・はね・はらいを筆跡として表現してくれる万年筆です。また、習字は集中力が求められるため、どうしても手に汗をかきやすくなってしまいます。緊張したり夏場暑くて汗を書きやすいシーンでも、滑りづらいボディ性能も求めます。

カスタム845のF(細字)は、そういった要望を全て受け止めてくれる万年筆。バランスの良い大型15号サイズのペン先は、フローの良さはもちろん、ほどよく筆圧に反応してくれる柔らかさを持っていますので、筆圧表現がしやすい万年筆です。※フレックスなど軟調系の柔らかさではありません

また、エボナイト+漆塗りで仕上げたボディは汗をかいていても滑りづらいため、習字の清書など緊張した局面でも持ち手にしっかりとフィットしてくれます。

なお、パイロットの18金15号サイズの万年筆はF、M、BBの3本保有しており(ボディは一位の木と槐)、習字ではFをメインとして使用していましたが、Mの安定感(万年筆これで良いじゃん感)、BBのぬらぬら感などと、どの字幅も素晴らしい活躍をしれくれます。

選ぶにあたって同じ18金15号サイズのペン先がついている槐や一位の木などとも迷いましたが、エボナイト+漆仕上げの万年筆のフィット感が素晴らしいため845をピックアップ致しました。今回は外しましたが、槐や一位の木も軸が育っていくという観点から愛着は高いですし一生物であることは間違いありません。

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セーラー 長刀研ぎ

長刀研ぎ
長刀研ぎの特徴は、止め跳ね払いなどが多い漢字を最も美しく筆記するために開発されたペン先であること。
この万年筆で筆記した筆跡は他の万年筆で筆記した筆跡とは明らかに異なり、この長刀研ぎにしか表現のできない筆跡があります。
唯一無二の存在であることから今回チョイスしました。

私がはじめて長刀研ぎを使って際に感じたのは、万年筆という筆記具を使い始める前に想像していた「万年筆ってこういう書き味だろうな」とイメージしていたものとドンピシャな書き味であった事です。

また、一般的に金ペンと呼ばれる万年筆は14金・18金が中心ですが、長刀研ぎは21金ペン先というセーラー万年筆ならではの仕様が採用されています。この21金ペン先の書き味も特徴的で、紙面にペン先を当てた時の柔らかいタッチはなんとも言えない素晴らしいものがあります。

ちなみに長刀研ぎは、「ペンを寝かせると太い線が書け、立てると細い線が書ける」という特徴があります。公式サイトでも記載されていますが、これはあまり意識しないほうが良いと思います。確かに筆記線の太さは角度で変わってきますけど角度変えて書くのは現実的ではありません。

普通に自身の書きやすい角度で筆記すれば、日本の漢字文化に適した特徴のある素晴らしい筆跡が残せる万年筆と考えた方が良いでしょう。

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S.T.Dupont ラインD

ラインD
私が愛用してきた万年筆の中で、一番感動を覚えたのがS.T.Dupont ラインDの書き味です。
デュポンといえばハイブランドならではの気品のあるデザイン、金属加工技術や漆仕上げなどに目がいってしまいがちですが、自社製造のペン先にも素晴らしい実力が兼ね備えられており、書き味という観点から個人的に一番好きな万年筆です。

ラインDはデュポンの中でも一番の定番ラインですが、実用を重視した道具として正統派な筆記具であるとともにラグジュアリーブランドならではの気品を備えた万年筆。スーツの胸ポケットに挿しておくだけでもビシッとしまりますし、それでいて書き味が素晴らしければどこにでも持ち歩きたくなるものです。

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カスタムウルシB

カスタムウルシ
代替えの効くものと効かないものがある。そういった観点から考えると、カスタムウルシの書き味は代替えが一切効かない唯一無二の存在だと感じています。

30号サイズという超大型ペン先、そしてその中でB(太字)は筆記抵抗を一切感じさせないふわふわとした書き味。ペンポイントがきちんと紙面に向き合ったときは、紙面の上に油が引いてありその上を滑っているような感覚に陥ります。

柔らかすぎるペン先の筆記感に、最初は馴染めなくて使いこなすのに苦戦するかもしれませんが、力を抜いて無抵抗の中で筆記することがこれだけ素晴らしいのかと教えてくれたのもこの万年筆。

また、書き味だけではありません。

万年筆がその時々の自分のコンディションによって書きやすかったり、書きづらくなったりするケースがあります。緊張しているとき、気温・湿気の高いときなどは、手が汗ばんだり油っぽくなってしまい軸をグリップし辛くなることもあります。

エボナイトに蝋色(ろいろ)漆仕上げを施したカスタムウルシは、そういったシーンにおいても手にくっつくような感覚があり無駄な力を入れることなく筆記に専念する事ができます。他の万年筆の軸に使われている素材が良いとか悪いとかではなく、とにかく漆仕上げされた万年筆を手にした時の感触が別格なのです。

カスタムウルシは筆記を楽しむための最高の万年筆です。

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ファーバーカステル 伯爵シリーズ

ファーバーカステル 伯爵シリーズ
伯爵というのはファーバーカステル社の高級ライン。貴重な素材を使用した万年筆が発売されており、私はグラナディラとスネークウッドの2本を保有しています。

このシリーズの素晴らしさは、伯爵シリーズの名にふさわしい貴賓のあるデザイン。ペン先、キャップ、クリップ、首軸など一つ一つのパーツが細部までデザインされており、そういったパーツが組み合わさった最終系としてバランスがツボにハマりました。

また、心地よい弾力に富んだ書き味も素晴らしく、筆記を楽しませてくれる万年筆です。

ペリカン M101N

ペリカン M101N

ペリカンの万年筆はM200、M300、M400、M600、M800、M1000と一通り保有していますが、一番しっくりきて実用で手に取りたくなるのがこのN101Nです。
もちろん、M600やM800などのスーベレーンシリーズも素晴らしいのですが、スーベレーンシリーズよりもふわっとした書き味がなんとも心地よいと感じるのは私だけではないはず。
コロッとした表情にレトロ感のある佇まいが妙な愛着感を醸し出しつつ、それでいて遊び心のあるペン先に心奪われた万年筆です。

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マイスターシュテュック グレートマスターズ James Purdey & Sons

マイスターシュテュック グレートマスターズ James Purdey & Sons
こちらは個人的な人生の記念軸としてお迎えしたもの。そういった観点で一生物です。
お値段がとにかく可愛くありませんので、人に簡単にはお勧めできるものではありませんが、モンブランとガンブランドがコラボして作られた木軸の万年筆です。

ボディにはコーカサス山脈のウォールナットが採用。チーク、マホガニーと共に世界三大銘木のひとつに数えられるウォールナットは、紫色を帯びた深い暗褐色の美しい木目は世界的に評価が高く、高級材の代名詞となっています。その美しさや品質の良さから、古くから家具やライフルの銃床など様々な用途で用いられてきた木です。

また、Purdeyのチェッカリングのエングレーブとメタルの象嵌をあしらい、ルテニウム仕上げの18Kペン先、さらに天冠のホワイトスターには、真珠の母の名を持つマザーオブパールが採用されています。

ペン先のサイズは実用として扱いやすい146サイズ。私は木軸ボディのエイジングも楽しみたく普段使いとして使用していますが、146サイズのペン先と重量のあるボディとのバランスが素晴らしく飾り物としての万年筆ではなく、実用万年筆としても素晴らしい性能を発揮してくれます。

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