モンブランボールペンおすすめ比較8選 – 書き味・デザイン・選び方を解説

モンブラン ボールペン 万年筆・ボールペンの選び方・使い方

クラフトマンシップを貫き通すことで、最上の品質と筆記性能、そして気品ある美しさを創造してきた高級筆記具ブランドMONTBLANC(モンブラン)。

モンブランのシンボルである白いロゴマークはホワイトスターと呼ばれ、雪で覆われたアルプス最高峰モンブランの山頂をイメージしています。このホワイトスターはブランドアイコンであるとともに、ステータスシンボルの象徴ともいえるでしょう。

社会人が身に付けたいボールペンとしても圧倒的な人気を誇り、いつかはモンブランのボールペンをと考える方、プレゼントにモンブランをと考える方も多いです。

しかし、モンブランのボールペンと言っても様々なシリーズや種類がある為、その中で最適な一本を選ぶのは思いの外大変です。ここでは私自身が使っているものをベースに、モンブランのボールペンを選ぶポイントを解説しつつ、それぞれのボールペンを紹介します。

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モンブランボールペンの魅力と人気の理由

モンブランの人気の理由は、書き味、デザイン、そして品質の高さの3点が上げられます。

書くという行為を存分に楽しめる。モンブランならではの書き味

モンブランボールペン書き味

どんなにデザインが素晴らしくても書き味が乏しくては意味がありません。

ボールペンの筆記性能を図る上で重要なのは、ペンのサイズによる持ちやすさ、重心バランス、そしてインク性能など複数チェックするポイントがあります。

モンブランの主力ラインナップであるマイスターシュテュックには、4種類のサイズが用意されており、書き手の手のサイズに合わせて選択することが可能。またボディ全体のバランスや素材感から長時間筆記しても疲れづらいのが大きな特徴です。

それと合わせて、モンブラン油性ボールペンのリフィルはジャイアントリフィルという名で知られており、書き味にも特徴があります。

私が感じるジャイアントリフィルの特徴は、ペン先のボールの転がる感触が心地よく程よい抵抗感の中で筆記すること、そしてペンをある程度寝かした状態でも筆記できることです。ペンを寝かしても筆記できるというのは、普段万年筆も愛用する私にとっては大変ありがたいことです。

「モンブランのボールペンで書くと字が上手くなった気がする」という方がいます。ペンを変えたからといって字が上手く書けることはありませんが、モンブラン独特の抵抗感の中で筆記することで、思い通りにペン先を動かせるのは事実です。

洗練されたデザインと高級感

モンブランの筆記具といえば洗練されたデザインと高級感。

主力ラインナップであるマイスターシュテュックには、プレシャスレジンと呼ばれる天然素材からできたモンブラン独自の樹脂を使用。丸みを帯びたフォルムとサイズバランスがしっくり手になじむ書き手を配慮したデザインです。

また、作家シリーズなどのリミテッドエディションでは、シリーズごとに展開されるストーリーを配慮したデザイン性・そして厳選された素材には目を見張る素晴らしさがあります。(ここでは割愛させていただきます)

筆記トラブルが少なく一生ものとして使える品質の高さ

モンブランの魅力を語る上で、推したいのが品質の高さです。

モンブランのボールペンは、クライアントの前で使ったり、またクライアントに使っていただく事を目的として持ち歩く社会人も多いペン。当然ですが、大切なビジネスシーンで筆記具に求めるのは筆記トラブルを起こさない事です。

モンブランが長い間、多くの著名人・ビジネスマンに選ばれてきたのは、品質の高さを追求してきたからこそ。一生愛用していく筆記具として作られているとともに、また、万が一の問題が発生してしまった際にも、国内のブティックでサポートを受けられるなどの体制も整っています。

もちろん他のブランドの筆記具にもサポート体制はありますが、国内にブティックを構えて対面できちんと対応してくれるブランドはほとんどありません。代理店を通してのカスタマー対応が一般的です。

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モンブランボールペンの選び方

モンブランホワイトスター

ベースとなるラインナップは4シリーズ

モンブランのボールペンのラインナップは、マイスターシュテュックシリーズ、スターウォーカーシリーズ、モンブランMシリーズ、そしてPIXの4種類です。※ボエムは製造中止になっているので割愛

そこから派生したソリテールシリーズ、またヘリテイジコレクションやリミテッドコレクションなどもありますが、まずはこの4種類が基本的なラインナップとして考えれば問題ありません。

インクの種類は3種類

モンブラン インクリフィル

モンブランのボールペンのインクは、油性インク、ローラーボール(水性インク)、ファインライナー(フェルトチップペン先)の3種類が用意されています。

油性ボールペン、ローラーボール、ファインライナーの中でどれを選ぶか迷った際は、基本的には油性ボールペンを選べば間違いありません。油性ボールペンが文字を残す長期保存という観点において一番優れいる為です。

それぞれの字幅とカラーは下記となります。

油性インク
細字(F)、中字(M)、太字(B)の3種類
ミステリーブラック、ロイヤルブルー、バロバドスブルー、モデナレッド、クールグレー、マンガンオレンジなど
ローラーボール
細字(F)、中字(M)、太字(B)の3種類
ミステリーブラック、ロイヤルブルー、バロバドスブルー、モデナレッド、クールグレー、アイリッシュグリーン、マンガンオレンジなど
ファインライナー
中字(M)、太字(B)の2種類
ミステリーブラック、ロイヤルブルー

なおリフィル形状はモンブランの独自規格のものが標準になっておりますが、モーツァルトなどシリーズによっては4cのショートタイプのリフィルが採用されています。

モンブラン油性ボールペンの字幅と書き出しについて

モンブラン油性ボールペンの字幅比較

写真はモンブランの油性ボールペン太字・中字・細字と、オーソドックスなジェットストリームインクの0.5mmとの比較です。

細字においてもジェットストリームの0.5mm以上の太さがあり、0.7mm程度の字幅になります。

カスレやダマに関して、私が使ってきたモンブランの油性リフィルの中で、太字(B)は書き出しでインクがかすれることはありますが、ダマになることは滅多にありません。(今まで無かったです)

モンブランジャイアントリフィル書き出し

写真は朝一、その日初めてモンブランで筆記した際の書き出し。太字は書き出しでカスレが生じましたが、中字、細字では書き出しからスムーズにインクが出ます。

ちなみに太字に関しては、書き出しのカスレによるストレス以上に、その後の書き味の良さが勝ります。太字のぬらぬらとした書き味で高速に書き殴っていくのは気持ちの良いもの。

これからモンブランを使うためのアイドリングと考えれば、多少のカスレも愛着の要因として気持ちよく使えるのではないでしょうか。

ツイスト式とキャップ式

モンブラン ボールペン ツイスト式 キャップ式

モンブランのボールペンのペン出し方式は、ツイスト式とキャップ式の2種類があり、油性ボールペンでは主に「ツイスト式」が採用されています。ペン軸を回転させてペン先を出すので音を立てることなく使用できます。

ローラーペンと一部の油性ボールペンにてキャップ式が採用されています。キャップ式のメリットはインクが乾きにくいという点と、ペン先が出っ放しにならないので、ポケットやバッグの中で回転させてペン先が出てしまい汚してしまうリスクを防げるという点です。

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モンブランボールペンの紹介

モンブラン ボールペン

それでは、モンブランのボールペンラインナップを紹介していきます。

マイスターシュテュック

モンブラン マイスターシュテュック ボールペン

モンブランの筆記具の代名詞であるマイスターシュテュック。上質なブラックレジンにゴールド・シルバー・レッドゴールドトリムの組み合わせと、使い手を配慮して4つをラインナップしたバランスの良いサイズ感が素晴らしく長く使いたい方におすすめです。

なお、マイスターシュテュックには小さなサイズからモーツァルト、クラシック、ミッドサイズ、ル・グランの4サイズがラインナップされているとともに、メタル軸に美しい装飾がなされたソリテールシリーズもあります。(写真左がソリテールシリーズの一つ)

マイスターシュテュックボールペンのサイズ比較

マイスターシュテュックには、モーツァルト、クラシック、ミッドサイズ、ル・グランの4種類がラインナップされており、書き手の手の大きさや好みによって選ぶことが可能です。

モーツァルト クラシック ミッドサイズ ル・グラン
全長 105.8mm 137.1mm 141.7mm 147.9mm
胴軸径 10.4mm 12.5mm 13.7mm 15.5mm
重さ 12.4 g 23.13g 26g 30.19g

以下、それぞれのサイズ感と筆記感を解説します。

ル・グラン

マイスターシュテュック ル・グランのサイズ感

ル・グランはマイスターシュテュックのボールペンで最も大きなサイズ。ペンの太さもあって手を添えるだけで力を入れなくとも長時間の筆記が可能です。

私の手(一般的な男性サイズです)だと、ゆっくり物書きしたいときにはル・グランをチョイスしますが、普段持ち歩くペンとしてはワンサイズ下のミッドサイズがベストだと感じます。

女性の方や小さめの手では、大きすぎてバランスが取りづらいと感じます。

なお、ル・グランのみ購入時のリフィルは太字が装着されています。(他は中字)

トリムカラーはゴールド、プラチナ、レッドゴールドの3種類です。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • 手の大きめな男性の日常シーンで
  • 一般的な手の大きさの男性で、ゆったりと筆記したいシーンで

ミッドサイズ

ミッドサイズ

ミッドサイズが販売されたのは比較的最近で2016年頃になりますが、男性が持つマイスターシュテュックとしてサイズ感がちょうど良く、現在最も売れているサイズです。

実際に私の手にもジャストフィットで、4つのサイズの中で一番バランスの良いサイズだと感じました。男性がマイスターシュテュックのサイズで迷ったらミッドサイズを選べば間違いありません。※男性へのプレゼントもしかりです。

余談ですが、先日モンブランブティックにお邪魔した際に対応してくれた女性スタッフも、2本のミッドサイズを胸に挿して使用してましたので、ブティックのスタッフが客に使っていただくペンとしてもミッドサイズを選ばれている事がわかります。

女性の方や小さめの手だと、若干大きめのサイズ感になりますので、自宅でゆったりと書き物をする際のペンとして使うか、機動力を重視するのであれば、ワンサイズ下のクラシックを選ぶのが良いでしょう。

なお、ミッドサイズは現在プラチナラインのみの展開で、ゴールド・レッドゴールドはありません。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • 一般的な手の大きさの男性の日常シーンで
  • 一般的な手の大きさの女性で、ゆったりと筆記したいシーンで
  • 顧客に筆記してもらうシーンの多い接客業の方
  • 男性へのプレゼントで迷ったら

クラシック

クラシックサイズはオーソドックスなマイスターシュテュックシリーズの中では最も小さいサイズになり、男性には少し小ぶりのペン、女性や手の小さな方にはジャストサイズになります。

一般的な女性であれば、こちらのクラシックサイズを選べば間違いありません。

また、ミッドサイズが発売される前はル・グランかクラシックの二択でしたが、男性でも持ち歩きなど機動力を重視する方はクラシックを選ぶ傾向にありました。

トリムカラーはゴールド、プラチナ、レッドゴールドの3種類となります。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • 一般的な手の大きさの女性の日常シーンで
  • 手の小さめの男性の日常シーンで
  • 機動力を重視するシーンで
  • 女性へのプレゼントで迷ったら

モーツァルト

モーツァルト

マイスターシュテュックシリーズの中で特別小さなモーツァルト。男性には小さすぎて普段使いにはちょっと無理がありますね。書けないことは無いけど、摘むような持ち方になる為、疲れやすいです。

女性が持つと小ぶりで可愛らしいサイズ感になります。M5など小さな手帳と合わせても良いのでは無いでしょうか。

私が保有している写真のモーツァルトはソリテールシリーズとなります。

通常のマイスターシュテュックラインナップはプラチナラインのみの展開です。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • 手の小さめの女性の携帯ペンとして
  • 女性へのプレゼントで特徴的なペンをプレゼントしたいとき

 

スターウォーカー

モンブラン スターウォーカー

写真は、上がローラーボールタイプ(スターウォーカー レッドゴールドレジン)と、下が油性ボールペンタイプ(スターウォーカー ウルトラブラック)です。

スターウォーカーは、現代的なスタイルに伝統的な技巧を融合したシリーズです。デジタルツールとも相性が良い未来を感じさせるデザインと、人間工学に基ずいた形状で、若い世代にも人気のシリーズです。

天冠の透明のドームに浮かび上がるモンブランのシンボル「ホワイトスター」が特徴的で、初めて見たときはホワイトスターの美しさに驚かされました。

マイスターシュテュックはクラシック感のあるデザインですが、スタイリッシュなデザインが好みの方にはスターウォーカーをお勧めしたいですね。

スターウォーカーのサイズ

スターウォーカー油性ボールペン

スターウォーカー

スターウォーカーローラーボール

油性ボールペンは、長さ134.5mm、胴軸径が13.1mm、重さはタイプによって異なります。※私の保有するウルトラブラックは43.5gと重めですが、一般的なタイプは32g前後です。

また、ローラーボールタイプはキャップを外した状態で長さは126mm、後ろに取り付けた状態で約150mmの長さになります。

油性・ローラーボールともに、長さはそこまでではありませんが、胴軸径はそれなりにありますので、細身のペンを好む方は実物をチェックした方が良いかもしれません。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • クラシカルな雰囲気ではなく近代的な雰囲気を好む方、
  • スタイリッシュな服装と合わせたいとき

モンブランM

モンブランM

モンブランMは、プロダクトデザイナーのマーク・ニューソン氏とモンブランとのコラボにより誕生した新しいモデル。
モンブランの筆記具では初となるマグネットを採用するなど、これからが楽しみな注目すべきの新シリーズです。

キャップを嵌める際・キャップを外して後ろに付ける際には、磁石によりカチッと心地よくハマるのですが、後ろに嵌める際は磁力によりホワイトスターとクリップの位置がまっすぐ合うようにできているという工夫がなされています。

なお、ネガティブポイントも上げておきますと、マイスターシュテュックなどのクリップは強く作られていますが、モンブランMのクリップは耐久性が弱いようで、胸ポケットに挟まない方が良いとのこと。

モンブランMのサイズ

モンブランM サイズ

モンブランMのサイズは、キャップを閉めた状態で139.8mm、胴軸径が14 mmです。キャップを外すと全長124mm、キャップを後ろに装着すると153mmというサイズ感(写真の状態)になります。

グリップ部分が金属で重心は前になりますので、低重心が好みの方はキャップは外した状態で筆記するのが良いでしょう。

なお、重さは28g程度です。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • 斬新なデザインや機能が好きな方(デザイナーや磁石の動きなど会話のネタにも面白いです)
  • クラシックな雰囲気よりも近代的なデザインを求める方
  • 低重心のボールペンが好きな方

PIX

モンブランPIX

無駄な装飾を削ぎ落とし、機能性のみを重視したシンプルなデザインが特徴的。派手な装飾はありませんが、どんなシーンでも馴染みやすく重宝されています。

ラフなモンブランとして人気が高く、気軽な一本としてお勧めです。

全長131.6mm、胴軸径が11.7 mm、重さは16.5 gと小回りの効くサイズ感。女性や小さな手の方にもバランスよく持てる一本だと感じます。

こんな方・こんなシーンにおすすめ

  • ラフにモンブランを持ち歩きたい方
  • 女性の日常の筆記シーンに
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モンブランの歴史

最後にモンブランの歴史についても簡単に記載します。

モンブランの歴史は、1906年にドイツ・ハンブルクの文具商と銀行家、ベルリンのエンジニアらが万年筆を製造をスタートしたところから始まります。※法人化したのは1908年。社名はシンプロ・フィラーペン・カンパニーという社名で創業

1910年にモンブランを商標登録し、以後全ての筆記具にモンブランという名が用いられます。1924年にマイスターシュテュックが発売されて大ヒット、1934年に社名をモンブランに変更されました。

1949年に現行モデルに近いデザインのマイスターシュテュック146と144が発売、1952年には149が発売されて世界的な大成功を治めます。

近年では、ボエム、スターウォーカー、モンブランMなどのサブコレクションが発売され、高級筆記具といえばモンブランと誰もが思い浮かべ、手にすることを望む不動のブランドネームを確立しています。

コメント

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