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オレンズネロ0.5mmレビュー ・壊れなきゃ最高のシャープペンであること間違いなし!今回の0.5mmは?

オレンズネロ0.5mm

オレンズネロの0.5mmをお迎えしました。

これまで0.2mm、0.3mmの極細芯のみを対応していたオレンズネロでしたが、0.5mmが登場したことによって一般的な筆記でもオレンズネロの恩恵を得られることになりました。

今回は改めてオンレンズネロというシャープペンがどんなものなのか、その中で0.5mmはどうなのかをお伝えします。

オレンズネロってどんなシャープペン?

オレンズネロのラインナップ。0.2mm、0.3mmに加えて、今回0.5mmが登場。

オレンズネロは、ぺんてる社が2017年2月に発売した同社のフラッグシップに位置付けするシャープペンです。長くシャープペンを開発していく過程の中で追求してきた技術を結集されており、

  • 1回のノックで芯が1本無くなるまで書き続けられる「自動芯出し機構」
  • ペン先で芯を守って書く、芯の折れない「オレンズシステム」

という、シャープペンならではの課題をクリアした究極のシャープペンです。

シャープペンとしては高価な3,000円という価格ですが、発売後はしばらく品薄状態が続くほど話題になったことは記憶に新しいです。

オレンズネロは専用の箱に入って販売されている
12角形の一体軸と、使用によるエイジング

オレンズネロのグリップ部分は、12角形の独特な形状。また横ラインがグリップ力に繋がりますので筆記時の安定性・操作性に優れています。

写真の三つのオレンズネロのうち上の二つは発売当時に購入した0.2mmと0.3mmのオレンズネロですが、新品と比べて艶が出てきているとともに、少し塗装が剥がれている部分も見えますね。

こういった使用によるエイジングや劣化感も風合いとして楽しめます。

オレンズネロの書き心地・使い心地について

オレンズネロを実際に使ってみると分かりますが、芯が折れなくて済む、また芯をノックして出す必要が無いというのは本当に便利で、長時間シャープペンを使って筆記するユーザーは重宝すること間違いありません。

オレンズネロ0.5mmの書き味

オレンズネロ0.5mm書き味
芯を自動で繰り出してくれるのでノックする必要がない

オンレンズネロには独特の書き味があります。

シャープペンを使っていると、パイプから出ている芯の長さにもこだわりが出ると思いますが、オレンズネロは写真の様にほぼ出ていない状態で筆記し続けます。

これが独特の書き味に繋がるとともに、最初は書きづらいと感じるユーザーも多いはずです。

とは言いつつ使っていればすぐに慣れますし、少なくとも芯を出さずに書き続けられるメリットの方が間違いなく良いと感じられるのではと思います。

個人的に3つのオレンズネロを使ってきましたが、0.5mmというオーソドックスな芯径でオレンズネロの恩恵を受けられるのは本当に良いですね。

一般筆記に対して芯径がちょうど良いですし、折れる・芯を出すというストレスなく滑らかに書き続けられるのは重宝します。

グリップ感は好き嫌い分かれる

オレンズネロは12角形で横ラインでグリップを高めた形状になっていますが、これまで製図用シャープペンなど細いラインの筆記具を使ってきた方には問題なく受け入れられると思います。

逆に太めのシャープペンや柔らかいラバーグリップのシャープペンに慣れている方が、長時間オレンズネロを使用すると、強く握りすぎてしまったりと疲れの要因にもなるのではと感じます。これは当たり前の話かもしれませんが、細くて堅めのグリップのシャープペンを使った事がない方は、「そんなものなんだと」考えておくと良いでしょう。

うちの娘は好きでよく使っているけど疲れるって言ってましたね。疲れたあとはドクターグリップなどの太くて柔らかいシャープペンに持ち替えているようです。

オレンズネロは故障の多さが課題

オレンズネロ 故障
オレンズネロはよく壊れる

さて、オレンズネロは機能的には素晴らしく自他共に認める究極のシャープペンといって良いでしょう。

しかし残念なポイントもありまして、よく壊れます。

私が実際に体験した故障もまとめておきます。

オレンズネロのトラブルや壊れ方

私の保有するオレンズネロでは、0.2mmにて2度のトラブル、0.3mmでも1度故障してしまっています。どのようなトラブルが発生したかというと以下のトラブルです。

  • ガイドパイプが紙面に当たってかすれてしまう(0.2mm)→初期不良扱いで修理・改善
  • 芯が出てこなくなってしまった(0.2mm)→使用頻度少なめで1年程度
  • 芯が出ても筆記しようとすると引っ込んでしまう(0.3mm)→使用頻度多めで1年半程度

0.3mmに関しては、当時中学生だった娘の受験勉強にも使わせていましたので、それなりに使用頻度は高かったはずです。(勉強してれば)

オレンズネロは一般的なシャープペンと比べて構造が複雑ですから、壊れやすくなるのは仕方がないことなのでしょう。

そう言ったこともあってオレンズネロには保証書が付いており、購入1年以内に正常使用によって故障した場合には修理対応もしてもらえます。(壊れる事前提であれば正直勘弁していただきたいが)

初回は購入して数日で対応してもらいましたが、2度目以降のトラブルが発生したのは購入してからすでに1年以上経過しており保証対象外であること、また文具屋に持っていき手続きするのも面倒なので、現在は使えない状態で保管されています。

0.5mmに関しても複雑な構造であることは変わらない為、故障のリスクは高いと予想していますが、ぺんてる社もこれまでの故障対応で課題として上がっているはずなので、どうでしょうかね。

壊れづらいシャープペンに生まれ変わっていたら最強なのですが^^

お子さんのオレンズネロが壊れても怒らないで

オレンズネロは中学生からは特に大人気のシャープペンです。オレンズネロを保有する事がステータスになることもあるレベルです。

とは言いつつ3000円という高額な値段からして、中学生のお小遣いではラフに買う事が出来ず、親が購入してあげるケースがほとんどでしょう。

オレンズネロの場合、初期不良もあれば、使っていく過程の中で壊れるケースもあります。

壊れてしまった際、一般的な筆記具であれば「なにやってるの!もっと丁寧に使いなさい!」となるわけですが、オレンズネロは丁寧に使っても雑に使っても壊れやすいです。

高価なシャープペンが壊れたことを言い出せないお子さんもいるはずですので、プレゼントしてあげる際に、

「このシャープペンは普通に使ってても壊れることもあって、壊れた際は修理もしてもらえるだから言ってね!」

と言ってあげれば、お子さんも安心して使えるのではと思います。

オレンズネロが壊れてしまった場合はこちらを確認

なお、ぺんてる社の方もオレンズネロが故障した際の問い合わせ対応として、下記のページを公開しています。壊れてしまったらこちらのページを確認することをお勧めします。

オレンズネロは壊れなければ最強のシャープペン

オレンズネロは壊れやすいという話を盛大にしてしまいましたが、壊れなければ素晴らしいシャープペンであること間違いありません。

オレンズネロの芯自動繰り出しに慣れてしまうと、他のシャープペンでのノックがめんどくさいと感じられるほどですよ。

3000円と高価でありながらも壊れやすいというリスクはありますが、一度使ってみると、シャープペンってここまで進化したんだと感じられる一本です。

褒めてるのかディスっているのか分からない記事になってしまいましたが、それがオレンズネロというシャープぺんと2年付き合っての率直に感じている感想です。

以上オレンズネロ0.5mm(0.2mm、0.3mmも合わせた)レビューとさせていただきます。

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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