1972年に発売し、今も最前線で活躍するロングセラーシャーペン。ぺんてるグラフペンシル。
私が改めて使い始めたのはここ数年ですが、私が物心がついた頃にもグラフペンシルは身近にあり、父親が使っていた記憶があります。
改めて思い返すと、まだ小学生で鉛筆しか使わせてもらえなかった時期に、父親がグラフペンシルを使っていて羨ましく内緒でコソコソ触っていた。そんな記憶が蘇ってきました。
書きやすさや機能性を追求して常に新しいシャーペンが開発されている中で、発売から40年以上が経ったグラフペンシルが使われ続けているのか。
一度手にして書いてみると、良いものは良い。そんな感覚を持たせてくれるのがこのグラフペンシルPG5です。
グラフペンシルPG5のデザイン
昭和を感じさせるデザイン。
なんとも言えないクラッシックなレトロ感を醸し出しています。
書き心地
グラフペンシルを手に取ってみると、驚くほどしっくりと収まります。
真ん中にある重心やペンの重さや太さなど様々なバランスが心地よく手に馴染んでいるのだと感じます。
手に馴染み落ち着いて書ける + 重さが10gにも満たない軽さなので、長時間の筆記にも疲れにくいです。
長時間の筆記で疲れにくいというのは、ペンの性能を考える上で一番重要なことです。
また、グリップ部分はローレット加工でもラバー加工になっている訳でもなく多数の溝で構成されているだけです。
ローレット加工やラバー加工されたシャーペンを中心に使っていると、見た感じ少し寂しい感じがしますが、実際に使ってみるとグリップに不安を感じることもありません。
グラフペンシルPG5のノック感は少し重めで、カチカチする感触が自分好み。
こういったところでもストレスフリーで使えるシャーペンです。
※個人的には柔らかいノック感が好きではありません。
替芯補充
グラフペンシルの芯の補充少し特徴的で、一般的なシャーペンと比べひと手間面倒です。
まず、写真のノック部分のアルミパーツを外し、
その後でノック部分を外して芯を入れていきます。
なぜこの仕様なのかは分かりませんが、ぺんてるさんの遊び心でしょうか。