本日はパイロットから発売されているSシリーズのシャーペンの中でS3(エススリー)の紹介です。Sシリーズは、S3、S5、S10、S20 と4種類が発売されており、S3は一番低価格で一般的な普及品の位置付け。
今回は4種類のSシリーズの中でS3についてレビューしたいと思います。
パイロットS3レビュー
商品概要
S3は製図用シャープペンの性能を持ちつつも一般的な勉強や事務など様々なシーンで活用できる高い基本性能を持つシャープペンです。
抜群の性能でありながら、スケルトンボディをはじめ色合いが美しく、定価300円という低価格。多くの方に愛され続けているのが納得できるシャーペンだと感じています。
ラインナップも豊富で、ボディーカラーは合計10色。芯径は0.3mm・0.4mm・0.5mm・0.7mm・0.9mm と好みや用途に合わせて選択が可能です。
同価格帯の中で非常に美しいデザイン
S3といえば最初に感じるのが透明度の高いスケルトンカラーが中心のラインナップ。私は透明ブルーを持っていますが、そこまで派手じゃないけどさりげなくお洒落という感じがして個人的に大好きです。
またボディラインは、口金から軸の中心に向かって僅かに太く膨らんでいき、中心からキャップに向かっては細く絞られる形状をしています。口金から中心に向かって太くなっていくことで、縦の滑り止めになっているように感じられます。
S5のラバーグリップや、S10のローレッドグリップに比べればグリップ性はもちろん劣りますが、この形状だけでも良い仕事をしてくれます。
消しゴムに突き針がついている
S3には突き針がついています。「突き針」はシャーペンの芯のつまりを清掃する為にあるのですが、最近は突き針がついたシャーペンって少なくなっているように感じます。
最近ではあまり芯が詰まることもないので、芯を取り出すために使用する機会は少ないのですが、日常生活の中でこの突き針を使いたくなるケースって、年に何度かあります。
あれ、細い針が欲しい!
みたいな。
そういった際にシャープペンの突き針を思い出すのですが、S3を含めパイロットのSシリーズには全て突き針がついていて重宝します。
一本筆箱に忍ばせておくと便利ですよ。
販売しているお店が多い
気に入ったシャーペンは常に使いたいもの。
S3は一般普及品であり多くの文房具屋で販売されているので、身近なところで購入可能です。
S5やS10は販売されてなくても、S3はほとんどの文具屋さんで置いてあります。
S3の魅力
S3の魅力は同価格帯のシャーペンの中で、デファクトスタンダード的立ち位置のシャーペンに感じます。クルトガやデルガードなどのようなインパクトのある機能はありませんが、同価格帯のシャーペンの中で基本性能がしっかりしており、どんなシーンでも活躍できるシャーペンだと感じています。
一般用途として使ってもよし、製図用シャーペンとして使ってもよしと、いろいろな使い道のあるシャーペンです。
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