2021年度のシステム手帳のスケジュールリフィルを購入してきました。
システム手帳を使い始めてからは毎年恒例となっていますが、アシュフォードの週間バーチカルタイプ(正式には、週間ダイアリー タイムウィークリー式)をチョイスしました。
私はバーチカルタイプを好んで使っていますが、このアシュフォードのバーチカルタイプはとにかくレイアウトが秀逸で他の追従を許しません。
今回は、私が手帳に求める要望と、それに答えるアシュフォードの週間ダイアリー タイムウィークリー式システム手帳リフィルの相性についてお話しします。
目次
バイブルサイズのシステム手帳リフィルであること
私が使用する手帳は、バイブルサイズのシステム手帳です。
綴じ手帳も合わせこれまでに様々な手帳を使ってきましたが、やはりシステム手帳の便利さにかなうものはありません。
システム手帳の便利さは、リフィルを好きなように入れ替える、必要なリフィルだけ残しておくなど、自分の思い通りにカスタマイズができるという事でしょう。
また、システム手帳にも複数のサイズがありますが、機動力と情報量のバランスを考えるとバイブルサイズのシステム手帳がちょうど良いです。
A5、HB×WA5、M6、M5など他のサイズのシステム手帳も使ってみましたが、母艦としてはバイブルサイズが一番使いやすいです。
という事でスケジュールはバイブルサイズのシステム手帳リフィルで探すというのが大前提となります。
スケジュールのフォーマットは週間バーチカルが良い
手帳のスケジュールにも様々なフォーマットがあります。年間カレンダー、月間、週間、デイリーといった分類です。
一般的な手帳の構成では、見開きでの年間カレンダー、見開きでの月間カレンダーが必ず手前にあり、その後で週間 or デイリーの構成になっています。個人的な使い方としては、
- 年間カレンダーは使いません。
- 月間カレンダーも使いません。
- デイリーもさほど書き込む事がありません。
という事で、週間単位で書き込むリフィルがあれば十分です。
また、週間カレンダーリフィルにも、レフト式、セパレイト式、バーチカル式などいくつかのフォーマットがあるのですが、縦の時間軸で管理する事ができるバーチカル式のフォーマットが気に入っています。
他のフォーマットも試してみましたがどうしても馴染めません。
スケジュールを書くスペースが広いものが良い
アシュフォード週間バーチカルを推すポイントを見ていきます。
時間軸を狭めることでTodo、メモまで書き込めるフォーマットを実現
週間バーチカルタイプのリフィルは、見開き1ページで一週間分のスケジュールを時間軸で書き込むフォーマット。限りあるスペースの中で、時間軸で1日・1週間を管理するレイアウトになるので、あれもこれも詰め込んだり構成が悪いと書き込めるスペースが小さくなり使いづらくなります。
アシュフォードのバーチカルを見ていくと、上から、
- 日付
- メモ
- 8:00〜22:00までのスケジュール
- Todo
- メモ
という構成。
時間軸を8:00〜22:00までと絞ることによって、Todoやメモなどを書き込めるスペースを確保。24時間バーチカルなどを売りにする手帳もありますが、日中時間帯に活動するユーザーにとっては深夜から早朝にかけての時間帯に書き込むことはありません。
書き込み量の少ない時間帯を削りメモやTodoに割り当てたのは素晴らしいです。
土日を小さくする事で必要部分の書き込みスペースを大きく確保
土日欄については、時間軸をレイアウトせず縦1列に並べてまとめる事で、1ページ3日構成として左側が月火水、右側が木金の週5日の書き込みスペースを大きく確保しています。
土日も1列ずつ使ってしまうと、1ページに4列が必要となるわけで、その場合枠が狭すぎて書きづらくなってしまいます。このケースでは、一番左側の欄に週のTodoを入れて、「左側:Todo、月火水、右側:木金土日」という構成になります。
3時間単位の薄い横罫線を配置・ラフな書き込みが可能
多くのバーチカル手帳は、1時間・30分単位で細かく横罫線で割ったレイアウトになっていますが、アシュフォードの週間バーチカルは、3時間単位で太い罫線、1時間単位では薄い罫線でのレイアウトになっています。
また、30分単位では罫線で区切らずにドット「・」のみで区切り、最低限の時間軸は把握できるような構成になっています。
忙しい人でもほとんどの場合は30分、1時間単位で小刻みにスケジュールを入力していくことは稀なわけで、3時間単位のアバウトな罫線にすることで「ラフに書き込む事が出来る」を実現しているのも大きなポイントです。
実際に手帳に入力する際、丁寧に書き込む時間が無い事も多いです。電話をしながら、打ち合わせをしながら手帳に予定を書き込んでいく。そんなシーンでは多少ラフさのあるレイアウトの方が使いやすいのです。
紙の厚さは好き嫌い分かれるはず
アシュフォードの週間バーチカルを使っている中で、一つ悩ましいのが紙の厚さです。最近ではトモエリバーなど薄くて書きやすい紙を手帳用紙に採用している手帳が増えていますが、アシュフォードは非常にしっかりとした紙が採用されています。
長期保存という観点や、とっさな時に破けないという大きなメリットはある反面、システム手帳は限られたスペースの中でリフィルのやりくりをしなければならない物であるため、他で差し込みたいリフィルを減らさざる得ない事も否めません。
他に収納したいリフィルと相談し、足りなければ容量の大きいシステム手帳を購入する検討も必要になります。
23mmリングの母艦サイズのシステム手帳でカバー
私は、厚手のアシュフォードの週間バーチカルを使用しつつ、メモリフィルなどもたくさん収納したい派なので、23mm径という大容量のリングを持つファイロファックスのウインチェスターを愛用しています。
ザ、システム手帳といったレトロ感のあるデザインですが、このシステム手帳は、1984年に初めて日本にやってきた伝説のシステム手帳(ウィンチェスター)を完全復元したモデルです。
ウィンチェスターはすでに廃盤となっておりますが、そのリニューアル版としてチェスターというシステム手帳が発売されています。
チェスターは23mmという大容量リングが採用されているので、アシュフォードの厚めのスケジュールリフィルを1年分丸ごと差し込んでも余裕があり、2/5がスケジュールリフィル、3/5がその他のリフィルという構成で使用する事が可能です。
ラフに細かく書き込みたい方におすすめなスケジュール
改めてアシュフォードの週間バーチカルをまとめますと、
- システム手帳でのスケジュールリフィルを探している
- スケジュールをバーチカルで管理したい
- ある程度ラフにスケジュールを書き込みたい
- Todoやメモなども書き込みたい
- 利用するのは平日日中時間帯がメイン
そのような手帳ユーザーにはぜひ検討いただきたいスケジュールリフィルです。