Clubhouseを利用しててストレスを感じてしまうのが、Clubhouseはとにかくリアルを拾ってきて繋がってしまう(フォローされてしまう)SNSであるということ。
SNS上だけの関係でClubhouseを楽しみたいのに、家族・友人・彼女・会社の上司や同僚・部下などのリアルな関係と繋がってしまっては楽しみづらいです。
リアルとつながらないようにするために、誰にも教えていない新しい携帯番号を取得し、その電話番号にてClubhouseを楽しむ方法もありますが現実ではありません。
そこで検討したい機能が、話を聞かれたくない相手・参加しているルームを知られたくない相手をブロックしてしまう機能。ブロックというと完全遮断のようにイメージしてしまいますが、Clubhouseでのブロックがどのような機能で、ブロックされた相手からはどのように見えるのかを検証してみました。
繋がりたくない方と繋がってしまった方、ぜひぜひブロックを検討してみてください。
目次
Clubhouseのブロックの方法
Clubhouseでは、繋がりたくない相手と極力つながらないようにするための機能として、ブロック機能があります。※極力と書いたのは、完全につながらないようにはするのは不可の為です。
まず、ブロックしたい相手をブロックする方法を解説します。
- ブロックしたい相手のプロフィールページにいく
- プロフィール右上の縦の点が3つ並んだアイコンをタップ
- 「Block」・「Report an incident」というリンクが表示されるので「Block」をタップ
- 確認画面が表示されるので、再度「Block」をタップ
ちなみにブロックの解除も簡単にできるようで、赤い「Blocked」となったボタンを再度タップすると「Unblock」というリンクが表示され、「Unblock」をタップするとブロックの解除が可能です。
ブロックされるとどうなる?
ブロック機能を使うことで、ブロックされたユーザーは以下の制限がかかります。
- 画面右側に出るフォロワーのオンライン状態一覧に表示されなくなる
- ブロックしたユーザーが立ち上げたルームへの案内通知が来なくなる
- ブロックしたユーザーが立ち上げたルームが画面に表示されなくなる
- 元々が相互フォローされている関係であった場合は、Follows you のマークが消える
以下の画像は、「相互フォロー時」と、「フォローされていない・ブロックされている状況」での相手が見える自分に対してのプロフィール画面の表示です。
相互フォローしている状態からフォローを外したりブロックすると、Follows youが表示されなくなります。
フォローしなければ、ブロックしてもしなくてもFollows youの表示が出ませんので、そもそもブロックする可能性がある方は、相手からフォローされたとしても可能な限りフォローしない方が良いでしょう。
なお、ブロックされたとしても、ブロックされたことは通知されないとともに、以下の閲覧は可能です。
- ブロックしたユーザーのプロフィール
- 設定したTwitterやInstagramの情報
- フォローしているユーザー、フォローされているユーザーの情報
別ユーザーが立てたルームでは鉢合わせの可能性も
さて、自分の行動を見られないように出来るブロック機能ですが、別の人が立てたルームでは鉢合わせする可能性があります。
聞き手としてルームにインした場合はアラートが上がるが鉢合わせも
聞き手として別の方が立てたルームにインする際、そのルームに既にブロックしたユーザーが参加している場合は、ルームに入る前に「someone you hove blocked in the room」と、ブロックした誰かがいますよと案内してくれます。
このアラートを無視して、そのままルームに入ることも可能です。
ブロックした相手よりも先にルームにインしており、後からブロックしたユーザーがインする場合は、ブロックしたユーザーがインしたタイミングにてアラートが表示されます。
スピーカーになるとブロックした相手の画面にルーム情報は表示されなくなる
別の人が立てた人のルームに参加していて、聞き手からスピーカー側に上がるタイミングでは、ブロックされた側がそのルームにアクセスしていない状態であれば、スピーカー側に移ったタイミングから、ブロックされたユーザーはそのルームを見れなくなります。
ルーム内にブロックしたユーザーがいるかいないかはアラートで確認できますので、ブロックしたユーザーがいないことを確認しつつの会話を楽しむことは可能です。
ブロックされたかバレる?バレない?
身バレを防ぐためのブロック機能は、ぜひとも有効に活用していきたいところですが、相手にブロックしたことが伝わるのは嫌ですよね。
ブロックされた側も、ブロックされたと気づいたら嫌な気持ちになるでしょう。
一通りの検証をし確認できた事を以下にまとめます。
- ブロックしたことは相手に通知されない(簡単にブロックのオンオフもできる)
- ルームでの鉢合わせはブロックしたユーザーにはアラートが飛ぶ。ブロックされたユーザーにアラートは飛ばないので気づかれることはない
- ブロックしたユーザーのログイン状況を偶々確認しにいったタイミングで、一覧にブロックしたユーザーが表示されていないと、ブロックされたのでは?と気づく可能性がある
ブロックのおすすめの使い方は?
個人的に感じたのはブロックはラフにしてOKということです。
普段はブロックする必要のない関係であっても、この話だけは聞かれたくないというケースもあるはずで、そんなルームに参加する際、ルームを立ち上げる際だけは、聞かれたくないフォロワーをブロックする。ルームでの会話が終わった後は、ブロックを解除して元の状態に戻しておくという使い方です。
付き合いたくない方であればそのままブロックでOKですが、知人だとブロックし続けるのもリアル生活に問題が生じそうですから、必要に応じてブロックを使う方法が個人的には良いと感じています。
あわせてCreator alias(ハンドルネーム)で登録しているのであれば、相手と会話で話さない限り、本人と特定されることはないはずです。
実名で使っているアカウントであれば逃れづらいですが、ハンドルネームアカウントであれば、繋がりたくない相手からフォローされてしまったら、即ブロックという運用でもOKだと感じます。
Clubhouseのブロック機能のまとめ
Clubhouseを安全に楽しむことができるブロック機能ですが、Twitterのブロック機能のようにユーザーを完全遮断するのではなく、プロフィールまでは見せるけどルームでは鉢合わせないように配慮する仕組みのようです。
ブロック機能を理解するとともに有効活用して、Clubhouseをストレスなく使っていきたいですね。