PILOTから折れない系シャープペンMogulair(モーグルエアー)が発売されました。
折れない系シャープペンといえば元祖オレーヌから始まり、デルガード、オレンズなど各社が力を入れている分野。
今回のモーグルエアーがどのようなものか楽しみですね。早速入手しましたのでレビューします。
Mogulair(モーグルエアー)
商品特徴
商品特徴はPILOTウェブサイトからの引用となりますが、モーグルエアーは強い筆圧がかかるとペン先が”モグって”折れないシャープペンシル。強い筆圧がかかると、ボディ内部のスプリングによって、ペン先の機構が上に向かってスライドする(モグる)「アクティブサスペンション」で筆圧を吸収します。
超・軽快な書き心地。
アクティブサスペンション機構により、書き出し時にペン先がモグることで、衝撃を50%吸収(PILOT社比)。
軽快な書き心地を実現!
フレフレ機構搭載。
振るだけで芯が出るパイロット独自の「フレフレ機構」を搭載しているから、持ち替える手間がありません。
商品名由来
商品名の「モーグルエアー」は、コブによる衝撃を吸収しながら滑走するスキー競技の”モーグル”とペン先が”モグる”にかけています。
“エアー”は衝撃を吸収しながら空気のように軽い書き心地をイメージしています。
商品概要
製品名:モーグルエアー
品番:HFMA-50R
価格:500円+消費税
種類:シャープペンシル
サイズ:最大径φ 11.0mm 全長 146mm
方式:フレフレ&ノック式
芯の太さ:0.5mmシャープ
ボディカラー:ブラック・ブルー・ホワイト・ピンク・バイオレット・アイスブルーの6色
替えゴム HERFN-10
使用感
芯が折れない系のシャープペンは元祖オレーヌから始まり、デルガード、オレンズなど各メーカーが力を入れている分野。
私も一通りの芯が折れない系のシャープペンは試していますが、今回のモーグルエアーを実際に使ってみた使用感を書きたいと思います。
まず、モーグルエアーの1番のウリである芯が折れない性能については、仕様通り2ノックまでは折れる感覚が全くありません。
3ノックだと、あえて折ろうとすれば折れますね。
芯に対して強めの圧をかけると先っぽが引っ込む(モーグルエアーの言い回しだとモグる)事で芯の折れを防ぐので、同じく圧をかけるとポコポコ引っ込むデルガードと似ているのですが、デルガードの引っ込む感触とは少し違います。
感覚としてはデルガードの方が一定の圧をかけてある基準以上の圧になるタイミングで引っ込む、モーグルエアーは多少の圧からでも引っ込む感覚があります。
この引っ込み方がモーグルエアーのもう1つのウリである下記の特徴に繋がっているのだと思います。
アクティブサスペンション機構により、書き出し時にペン先がモグることで、衝撃を50%吸収(PILOT社比)。軽快な書き心地を実現!
この感覚は折れない系シャープペンではないですが、クルトガで書く際に芯が引っ込むのともにも似ているように感じます。
まとめ
モーグルエアーを始め、筆記最中に芯が引っ込む仕様は使い手によって好き嫌いが大きく分かれるものです。
クルトガに感しても最高に書きやすいという方もいれば、クルトガを使うと字がヘタになると言われる方も多いです。
正直、この辺りは慣れの部分もあり、普段クルトガなどを使っている方であればモーグルエアーに持ち替えてもさほど違和感なく使えると思いますし、逆に製図用のシャーペンや従来の芯周りが動かないシャープペンを使っている方にとっては違和感を感じるでしょうね。
ちなみに芯周りが動くシャープペンは有名どころでクルトガ・デルガード・そしてモーグルエアがありますが、動きの感覚としては下記のようになります。
クルトガ
筆記する際に必ず微妙な動きが発生する。
※芯を回してトガらせるための動きであり、芯を保護するための動きとは異なる。
デルガード
紙面に対し垂直に強い筆圧が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し折れを防ぐ。斜めに強い筆圧が加わると、先端の金属部品が自動で出てきて芯を包み込みガードする。その二つの機構が、加わる力の角度や強さに合わせて自動で配分を調整して作動する。
モーグルエアー
強い筆圧がかかると、ボディ内部のスプリングによって、ペン先の機構が上に向かってスライドする事で筆圧を吸収し芯を守る。
※デルガードと比較すると、モーグルエアーの方が弱い筆圧でも動き、クルトガに比べると動きの量が多い感じがします。
4 件のコメント
モーグルエアー、僕は大好き派です。
何よりもさらさらかけていいんですよね。
手が全く疲れません。
ドクターグリップエースは逆に僕の手には少し太いような気もします。
ジーフリーというのも使ってみたいと思います。
ルキラタさん、コメントありがとうございます!
モーグルエアー、バランス良いですよね^^
ドクターグリップエースはまだ使ったことありませんが、太めの軸ですから好き嫌いが分れるでしょうね。
ああ、そうか。
バランスもいいんですね。
僕はクッションの効いた筆のような書きごこちのおかげで、手が全く疲れないと思っていたのですが、そう言うのもありますね。
あと見た目もダサさがかっこいいですよね。
メカニカルで。