メカニカルな雰囲気でかっこ良いデザインの ZEBRA Tect 2Way。
見た目のデザインだけでなく、しっかりとメカニカルな構造のシャープペンシルで、フリシャ機能切替付きのシャープです。
ZEBRA Tect 2Way
フリシャ機能切替とは
まずフリシャですが、ZEBRAから発売している降るだけで芯が出る仕組みのシャープのこと。
ZEBRA Tect 2Way には、フリシャと一般的なノック式の切替が出来る仕組みが備わっています。
※写真でLockと書かれている部分の下(ペン先側)が切替部分。
説明としては、
フリシャ機能ON→軸中央を右へ回すと振るだけで芯が出る。
フリシャ機能OFF→軸中央を左へ回すと軸内部の重りが固定され、低重心で安定筆記。(振っても芯が出ないので、通常のシャープ同様、ノックして使用)
フリシャに慣れると便利と聞きますが、個人的にはカチカチとノックしたい派なので特に必要はありません。まあ、使うか使わないかは人それぞれですが、面白い機能がついており、デザインもなかなかイケています。
それでいてカラーバリエーションも豊富。芯径は0.3mm、0.5mm、0.7mmの3種類ですが、各種類、下記のカラーが用意されています。
芯径:0.3
カラー:銀、オレンジ、黒、赤
芯径:0.5
カラー:オレンジ、青、銀、黒、赤
芯径:0.7
カラー:青、銀、黒、赤
グリップした感触
Tect 2Wayの重心はやや低重心です。
バランスとしては好きなバランスですが、実際にグリップしてみるとあまりしっくり来ません。しっくりとこない理由がグリップ部分のラバーゴム。グリップ部分の3本のゴムが滑り止めの役割を果たしているのだと思いますが、私のペンの握り方(握り場所)だと、ラバー部分に指が重ならずラバーの意味をなしません。
この写真を見ていただくとわかりますが、私の持ち方だと、グリップ部分の3本あるゴムのうち1本しか指にかからないんです。
万年筆を普段使っているからなのか、私はペンの少し上の方を持つ癖がありそのせいだと思うのですが、Tect 2Way を握った時にグリップされているという安心感がないんですよね。
3本のゴムの上に、ゴムを配置できそうな凹みがあるので、そこにゴムをずらそうと試みましたが、ゴムを動かせそうにはありませんでした。
もう一つ、私に合わなかったのはノック音。押した感じが非常に軽く、カチカチしない感じのノック音で好みではありません。
軽いノックが好きな方・カチカチっという音がなくても大丈夫な方であれば問題はないと思いますが。
そんな理由もあり、かっこ良いシャーペンなのにペンケースの中で眠ってしまっている Tect 2Way でした。