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PILOT S10 シャープペンシルレビュー

パイロットの人気シャーペン、Sシリーズの中で上位モデルにあたる S10。
Sシリーズでは、S3,S5,S10,S20 の4つのシャーペンが販売されており、値段やランクでいうと上から2つ目のモデルです。

S10のコンセプトは、勉強から一般事務、製図まで幅広く使える汎用タイプ。

実際に使ってみると、自分の手にはかなりしっくりと来て非常に良い感じです。

サイズ感としては全体的に少し太めの部類に入るシャーペンですが、この太さ加減が絶妙。

なんとなく私の感じるところだと、

細いシャープペン:書くことに集中できる。
太いシャープペン:思考することに集中できる。

こんなイメージがあります。

その為か、丁寧に文字を書こうという時は細いシャープペンを使って、考えたりスピード優先で書く時は比較的太めのシャーペンを使う傾向にあります。

で、S10 はその中間。
どんな時でも活躍してくれて、まさしくパイロットさんのコンセプトである「勉強から一般事務、製図まで幅広く使える汎用タイプ」というのがぴったりなペンのように感じます。

PILOT S10について

ローレット加工部分が広い

S10

パイロット S10 はローレットタイプのシャーペンになりますが、一つ目の特徴としてローレット加工された部分が他のシャーペンより広いことが挙げられます。

ローレット加工されたシャーペン

こちらローレット加工された製図用シャーペンを並べてみた写真になります。一番左側が S10 になり、圧倒的にローレット加工部分が広いのがわかります。ロットリング500 や、ステットラー925-35 と比較すると倍くらい広いです。

シャーペンの上の方をグリップする方は少ないと思いますが、この広さはそのまま持ち手の安心感につながるのかな?

またペン全体の太さも他のペンと比較すると太いです。

重心

S10の重心
S10 は低重心の部類に入るシャーペンです。

金属のローレット部分とプラスチックの組み合わせで作られているので当たり前のように重心は下になるのですが、このあたりのバランスが非常によく、S10自体少し重めのシャーペンですが、その重さが心地よく感じられます。

デザイン

パイロット S10

S10 のデザインに関しては、好みが分かれるように感じます。
私自身、スケルトンのプラスチップ部分の色合いは好きですが、長いローレット部分とプラスチック部分の色合いがアンバランスに感じます。
ペン全体の長さの半分がローレットでインパクトがあるので目立つのだと思いますし、このアンバランス感が特徴と言っても良いのかもしれません。

こういったデザインのアンバランス感には好みが出ますが、書き心地が大きく勝るシャーペンですので、その辺りはOKにしましょう。

仕様・種類

製品名:S10(エステン)
品番:HPS-1SR
価格:1,000円+消費税
方式:ノック式
サイズ:最大径φ 10.2mm 全長 145mm
芯径:0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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