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【ペリカンスーベレーン】初心者から玄人まで人気の高い最高の書き味を誇る万年筆

ペリカンスーべレーン

万年筆を始めたばかりの初心者から玄人まで最高の書き味と人気の高いペリカンの万年筆。ペリカンの主力万年筆にあたるスーべレーンは、M300、M400、M600、M800、M1000という5種類のラインナップが販売がされておりどれもが素晴らしい書き味を味わえます。

気づけば私、スーべレーンシリーズは全サイズを全て保有しておりまして、それぞれの書き味を楽しんでおります。※古いものだとペン先のタイプが異なってきまして、この辺りを追求してしまうと相当な深い沼が存在するのですが、現在私が保有しているのは現時点で販売されている仕様のものになります。

今回はこのペリカンスーベレーンについてお話し致します。

ペリカン万年筆スーベレーンについて

ペリカン・スーベレーンの歴史

ペリカンの歴史は長く、1838年にドイツ人の科学者カール・ホルネマンによって創業されました。創業当時の社名は「CARL HORNEMANN」で絵の具やインクを製造する会社としてのスタートでした。社名をペリカンに改めたのは創業から約40年後の1878年で、この時にドイツで初めてロゴを商標登録したことは有名な話です。
 
そしてスーベレーンの前身「モデル400」が発売されたのは1950年です。今から半世紀以上も遡る歴史を誇りますが、現行品とデザインの大きな違いはなく、発売当初から完成されたデザインであったことが読み取れます。
 
「スーベレーン」はドイツ語で「卓越した」・「優れもの」といった意味。
デザインのみならずに筆記感はまさにその名の通りで、グリップした時のバランスの良さ、筆記時のフローの良さは至極最高で卓越したという言葉が相応しく初心者から玄人まで長く愛されてきたことが分かります。

スーベレーンの種類

スーべレーン
さて、このスーベレーン、M300からM1000まで単にサイズが違うだけかというとそうではなく、それぞれのモデルにいくつかのコンセプトが交わっているようにも感じます。

最も大きなM1000のペン先は柔らかくしなり、中間のM400、M600、M800に関してはしなりづらい固めの作りとなっています。
そして最小のM300はM1000までいかずとも柔らかい作り。

よりゆったりと万年筆の書き味を楽しむM1000、実用的な筆記を重要視したM400、M600、M800、そしてM300は遊びを意識している。私の筆記シーンでもその感性に従ってペンを取っています。


スーべレーンM1000とM300の写真。一番大きなものと小さなものでこれだけの差があります。

私の手は大きくもなく小さくもなく一般的な男性の手のサイズですが、それぞれ違和感なく使用出来ています。※厳密にいうと私の場合、趣味柄さまざまなサイズの筆記具を使用していますが、正直なところ手に馴染むサイズというのはわかりません。そのサイズの筆記具に順応してしまっているという言い方の方が正しいのかもしれません。

ただ、サイズによって持った時の感触が違うのは確かでM1000のように大きく太めな軸を持てば楽に持ってゆったりと筆記したくなりますし、M300のような小さめの軸だと少し強めに握って遊びを楽しむみたいなところはありますね。

スーベレーンの字幅

スーベレーンのペン先は、M1000とM800がBBという字幅も発売されており、その他はEF・F・M・Bの4種類の字幅が用意されています。

実際に筆記した際の字幅は国産の万年筆と比較すると太めですので、一般的なノート筆記がベースであれば EFかFを選ばれるのをお勧めします。

こちら、保有万年筆の字幅比較表ですので参考にしてください。
保有万年筆の字幅

私が現在保有しているスーベレーンは、M300 EF、M400 EF、M600 F、M800 M、M1000 EFとなり、どちらかというと細字好きではありますがEFの使い勝手が良いです。M300やM1000ではEFでも味のある文字が書けます。

スーべレーンのラインナップ

スーべレーン
それぞれのスーベレーンについて概要をお話ししますと、

スーベレーンM300

M300は、スーベレーンシリーズの中で最小サイズの万年筆。この大きさにして本格的なピストン吸入システムを採用しています。
収納時と筆記時の長さが絶妙であるとともに、M1000に続く柔らかいペン先からはこの小ぶりな万年筆からは想像できない書き味が体験できます。

ペン先:ロジウム装飾14金
字幅:EF F M B
カラー:グリーン

スーベレーンM400

M300の次に小さなモデル。1950年に発売されて以来わずかなデザイン変更のみで現在までペリカンの中心的モデルであり続けるロングセラー。

ペン先:ロジウム装飾14金
字幅:EF F M B
カラー:400シリーズ:グリーン、ブラック、ブルー、ボルドー、ホワイトトータス、405シリーズ:ブラック、ブラックストライプ、ブルー

スーベレーンM600

スーべレーン5種類の中で中間にあたるサイズのM600。ややコシの強いペン先は筆圧の強い方にもお勧めです。

ペン先:ロジウム装飾14金
字幅:EF F M B
カラー:600シリーズ:グリーン、ブラック、ブルー、ボルドー、605シリーズ:ブラック

スーベレーンM800

多くの万年筆愛好家より絶大な人気を得るスーべレーンの代表的モデル。

ペン先:ロジウム装飾18金
字幅:EF F M B BB
カラー:800シリーズ:グリーン、ブラック、ブルー、805シリーズ:ブラック、ブラックストライプ、ブルー

スーベレーンM1000

シリーズの中で最も大きなサイズのモデル。M1000ならではの大きなペン先からは毛筆を思わせる弾力のある書き心地を味わうことができます。

ペン先:ロジウム装飾18金
字幅:EF F M B BB
カラー:グリーン、ブラック

最初の1本どれを選ぶ?

手の大きさなどによって選ぶといったお話を耳にしますが、実際に全てのサイズを使用してみるとどれも特徴があって良いです。

実際に使い始めてみるとどのサイズでも順応していけるものでもありますので、ベースとしては手のサイズで選択肢を考えつつ、用途に応じた選び方が良いのかもしれません。例えば手帳用としてコンパクトなものを持ちたいのであればM400。腰を据えてじっくり書くことが前提であればM800といった具合です。

写真は各サイズのスーべレーンを実際にグリップした時のもの。男性の一般的な手のサイズとして参考にしてもらえればと思います。

キャップをつけない状態

キャップをつけた状態

なお、ペン先の柔らかさが、M300とM1000は柔らかくしなる、M400・M600・M800はコシがあるというように分かれますので、通常筆記前提であればM400・M600・M800の中から選ぶのが良いと感じます。

ちなみに字幅の兼ね合いもありますが、私が一番手にとる回数が多いのはM400です^^

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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