【プラチナ万年筆プレピー】めっちゃ安いけど本格的な万年筆の書き味が楽しめる一本!

プラチナ万年筆 プレピー 万年筆レビュー

万年筆を使ってみたいけど高価だから手を出せないでいる方は多いと思います。本格的な万年筆であれば当たり前のように5,000円以上の値段がついてしまうため、使ってみたくとも中々購入に踏み切れませんよね。

そんな中で1本300円で購入できる万年筆があるのをご存知でしょうか。プラチナ万年筆より発売されているプレピーという万年筆です。見た目の印象は安っぽく素材も値段相応ですが、書き味は数千円する万年筆と何ら変わりはありません。

今回は300円で買えるけど本格的な書き味と性能を誇るプレピーについてレビューいたします。

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プラチナ万年筆 プレピー レビュー

プレピー

プレピー(preppy)は2007年の発売以来、低価格ながらも本格的な万年筆ならではの書き味が楽しめることで大ヒットしている商品です。2017年には累計1000万本を超え、万年筆の中で一番の販売数実績を誇るのではないでしょうか。

1本のプレピーに対して1つカートリッジインクが付いてきますので、そのインクカートリッジを装着して万年筆を楽しむイメージ。インクカラーは、ブラック・ブルーブラック・レッド・ピンク・バイオレット・イエロー・グリーンの7色から選べます。

プレピーのペン先
ペン先はステンレス製で字幅は、02(極細 EF)、03(細字 F)、05(中字 M)の3種類から選ぶことが可能。それぞれの字幅によってインクカラーのラインナップと本体金額が異なってきます。

字幅 選べるインク 価格
02(極細EF) ブラック・ブルーブラック・レッドの3色 400円
03(細字F) ブラック・ブルーブラック・レッド・ピンク・バイオレット・イエロー・グリーンの7色 300円
05(中字M) ブラック・ブルーブラック・レッドの3色 300円


ボディはスケルトンでペン先とキャップにそれぞれの色が付けられていますので、色の確認とインク残量が一目で分かります。

プレピーの特徴


プレピーは値段が安いだけではなく、機能面でもしっかり充実した仕様になっています。特徴としては、

  • カートリッジインクを差し込んで1年経ってもインクが乾かないスリップシール機構
  • 摩耗に強い特殊合金ポイント付ペン先
  • カートリッジインク交換式により、長く利用できる

それぞれ具体的に説明いたします。

スリップシール機構


キャップの写真ですが、キャップの中に半透明のカバーのようなものとバネが入っているのが見えますでしょうか。

こちらがプラチナ万年筆の十八番芸スリップシール機構と言われるもの。

万年筆を使用していく中で問題になるのが、一定期間万年筆を使わずに放置してしまうと中のインクが乾燥で乾いてしまい、いざ筆記しようとしてもインクがでないというトラブル。早いものだと1,2週間使わないだけで乾きが生じますし、数ヶ月も放置すれば多くの万年筆が乾いてインクが出ない状態になってしまいます。

スリップシール機構はそういった万年筆特有の乾きの問題を解決する機能。1年放置しても乾かない仕組みを実現しています。

ペンを収納すると半透明のキャップ部分とバネによりペン先が完全密閉されてインクが乾かないようにします。この機能によって、カートリッジインクを装着後1年間放置して久しぶりに使ってもインクがスムーズに出てくれます。

余談ですが、1万円以上するプラチナ社の高級万年筆にもこの機能が採用されているんですよ。

摩耗に強い特殊合金ポイント付ペン先

プレピーのペンポイント
こちらプレピーのペンポイント。
05(中字)のものですが、しっかりとしたペンポイントが付いていますね。

カートリッジインク交換式により、長く利用できる


プレピーはインクを使い終わったとしても、カードリッジインクを交換することで、何度でも使用することが可能です。
使用済みのカードリッジを抜いて新しいカードリッジを差し込むだけですから簡単です。

また、万年筆の醍醐味といえば、お気に入りのインクを楽しむことですが、プレピーにプラチナ万年筆純正のコンバーターを挿してみたところ、普通に使えるようでした。

この場合、プレピー本体が300円、コンバーターが500円と万年筆本体よりもコンバーターの方が高くなってしまいますが、安価で万年筆のインクを楽しみたいのでしたら、こういった使い方もあるのかもしれませんね。

プレピーの書き味

プレピーの書き味

さて、プレピーの書き心地です。
字幅によって書き味は異なってきますが、基本的には硬めのペン先ですので、できる限り紙面に対して圧をかけない筆記が良いです。
特に02のような極細は、極細文字が書けるものの、圧がかかるとかなりカリカリ気味の筆記感になってしまいますので、筆圧がかかってしまうと紙にペン先が引っかかるような感触があります。完全に力を抜いて紙の上をサラサラと流していく感じで筆記すると気持ちよく極細文字が筆記できます。

また、03、05はカリカリ感はなくなり多少力が入ってしまったとしてもスムーズな筆記が楽しめます。

個人的には03の書き味が気に入っています。

以下はそれぞれの字幅の比較。

ジェットストリームの0.5mm、0.7mm、1.0mmの筆跡も加えておきましたのでご参考までに。

まとめ

プレピーを使ってみて感じたことは、300円という低価格帯で本格的な万年筆の書き味を楽しめるのは本当にありがたく感じました。

また、良い意味で安い筆記具ですのでペンケースで他の筆記具と一緒に混在させるなどラフな扱い方をできるのも魅力なのかもしれません。

高級万年筆だとあたり傷などを気にして1本ずつペンケースを変えたりと気を使う部分がありますが、そういったことを考えずに使うことができるのは実用的で有難いですね。

万年筆がどんなものか気になっていらっしゃる方、ぜひぜひプレピーを使ってみてください。安くともしっかりとした万年筆の書き味が楽しめますよ!

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