まるで玉ねぎの薄皮のように軽くやわらかく、独特のしわ感がある「サンバレーオニオンスキン」という紙を使ったノートです。
こちら竹尾のオリジナルステーショナリーブランドであるDresscoから発売されていたノートですが、現在「サンバレーオニオンスキン」は廃番になってしまっています。
たいへん薄い紙ですが、万年筆との相性も良く、独特の筆記感で楽しめるのが特徴。
私が持っているノートはとても小柄なノートで、ペリカンのM300やM400と一緒に持ち歩くのにちょうど良いサイズ。
昨日Twitterでの書写が短文でしたので、久しぶりにこのノートを引っ張り出してきました。
M300にて筆記。
しわのある紙面から多少の引っ掛かりを感じつつ筆記できるのですが、多少の滲みとその引っ掛かりからインクが飛び跳ねるような印象があります。
この飛び跳ねるインクの表情が楽しく、一般的な紙で筆記するのとは異なる楽しさがあります。
こちらはカスタムウルシで筆記したもの。カスタムウルシはとにかく滑らかに筆記できる万年筆ですので、サンバレーオニオンスキンでも引っ掛かりなく滑らかな筆記感でした。
ペンによっても表情が変わってくるのも面白いですね。
薄い紙ですので裏にもしっかりと透けてしまいます。
実用的かどうかと言われればそうではありませんが、筆記を楽しむには素晴らしい紙だと思います。
こういった紙は個人的には好きです。
まだどこかに残っていたらいくつか確保しておきたいです。
2 件のコメント
いつも楽しくブログ読ませていただいております。はじめまして、miyamoと申します。ドレスコ サンバレーオニオンスキンのノートですが6月30日現在、限定にて販売されているようです。私も以前ドレスコノートを購入、使用したことがあり、オニオンスキンも体験済みです。当時は知識もなく、透けるし、クシャっとしてるしなんだこれ?と思っていましたが、後々調べてみるとそれが味わいであることに気づき、気付いた時には購入できなくなっていましたが、また使ってみたいノートではあります。鉛筆とかで書くのがいいのかな?それとも、万年筆?
miyamoさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
オニオンスキン、不思議な紙ですよね^^
僕も同じく最初は「う〜ん」って感想だったのですが、最近は筆記シーン(内容)によって紙を選んだりすることもあり、オニオンスキンならではの味を楽しんでいます!
万年筆ばかりで鉛筆で書いたことはありませんでしたが鉛筆も楽しそうですね^^
> 6月30日現在、限定にて販売されているようです。
そうなんですか!限定でも入手できるのでしたら、もう1、2冊確保したいです。