ジブン手帳の用紙であるトモエリバー。とても薄くて書きやすい紙質で気に入っています。
それプラス最近ではジェットストリームやアクロインキなどの低粘度インクボールペンが主流で、書きやすい紙に書きやすいインクと至れり尽くせりな環境になってきています。
ただ、ジェットストリームなどの低粘度油性インクのボールペンで書き込んだものは、時間が経つと裏抜けしてしまうという経年劣化の問題も。
ジブン手帳としっかり向き合えるボールペンを探す
ジェットストリームだけでなく、アクロインキなどの低粘度インクボールペンで書いたものは裏抜けしてしまうリスクを控えている訳ですが、実際のところどのボールペンであれば経年劣化しない・裏抜けしないかを検証してみる事にしました。
低粘度の油性インクを使った場合、時間の経過とともに裏抜けしてしまう現象が多く報告されていますので、本当に裏抜けしてしまうのか、また実際にはどれくらいの期間で裏抜けしてしまうのか、はたまた低粘度油性インク以外のインクだったらOKなのかを調べてみます。
具体的には、書き込んだ直後の裏抜け具合、そして経年劣化による時間が経った際に発生する裏抜けに対しての調査です。
できれば後から振り返って手帳を見たときに、裏抜けしていない状態(綺麗な状態)で見ることができるのが望ましいですからね。
今回使用した紙は、ジブン手帳DIARYの用紙であるトモエリバー。
ほぼ日手帳の紙もトモエリバーですので、ほぼ日手帳で試しても基本的には同じ結果になると想定してます。
ジブン手帳で試したのは、ジブン手帳はこれから1年間ずっと持ち歩く手帳であるからです。
ほぼ日手帳は12月末で終わってしまうので、当分持ち歩くジブン手帳の方が望ましいかなと思いましたので。
今回の検証で有難かったのが、ジブン手帳には自由にリストを作れるページが2ページ用意されていたので、そのページを活用しました。
他にも作るべくリストはあったでしょうけど、個人的にはこのリストで満足です。笑
裏抜けの検証開始
上記写真のように、手持ちの各種ボールペンで文字を書き込んでみました。
できるだけペンの並びを揃えようとしましたが、後からあれも有った・これも有ったみたいな事になってしまいバラバラの記載になってしまったのは残念。。
今回試したボールペンは、三菱鉛筆ジェットストリーム、アクロボール(アクロインキ)、Pentel VICUNA、ZEBRA Surari、Tonbow リポーターズスマート(SMARTインク)、Towbow LUCE(エアータッチインク)、OHTOのニードルポイントといった各社から発売されている低粘度油性インクボールペン。
従来型油性ボールペンの王道だと勝手に感じているZEBURA クリップオンマルチをはじめとした普通のボールペン。(持っているペンの都合から加圧式ボールペンが中心)
エナージェル、サクラボールサイン、サラサ、シグノなどの水性インク(ゲルインク・ジェルインク)ボールペン。
最後にフリクションペン。
そして、書き終わった直後の裏抜けの状態がこちら。
ジェットストリームなどの低粘度油性インクも含め油性系のインクで裏抜けしているものはありませんでしたが、水性のインクだとすでに裏抜けしてしまっているものがあります。
裏抜けしてしまっているのは、SARASA Dry の 0.5mm と 0.7mm のようですね。
同じSARASAでも古いSARASAは同じ0.5mmでも裏抜けしていないのがちょっと驚きました。
もう一つ危ないのがエナージェル。若干の裏抜けが見受けられます。
結果報告は定期的に行っていきます
とり急ぎジブン手帳に合わないボールペンとしてSARASA dry が裏抜けしてしまうという事と、エナージェルは少し危ない事が確認できました。
SARASA dry もエナージェルも非常に書き心地が良いので残念です。
他のボールペンに関しては時間が経たないと判断がつかないものですので、今後、裏抜けの状況を確認して報告をしていきたいと思います。
検証から3年が経過しましたので、検証結果を以下に纏めました。合わせてご覧ください。
トモエリバーと各種ボールペンインクの相性(裏抜け)について。1〜3年検証の結果。
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