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より実用性の増した書き味。三菱鉛筆シグノ307 0.38mm が登場!

発売から1年半で約2000万本の販売実績を誇る三菱鉛筆 シグノ307。私も愛用していますが、信じられないほど軽くなめらかな書き心地の味わえるゲルインクボールペンです。

↓こちらは以前ご紹介した記事。
ヌルヌルっとした書き味【ユニボール シグノ UMN-307】

さて、シグノ307はとても書きやすいボールペンではありますが、実は私の日常では使う機会が少ないペンでもありました。

理由はシグノ307から書き出される文字の太さ。これまでのシグノ307は、0.5mmと、0.7mmの2種類の芯径が発売されていましたが両方とも太いんです。

ゲルインクボールペンなので仕方ないですが、0.5mmのシグノ307でも通常の油性ボールペンの1.0mmくらいの太さになってしまいます。この太さで書き物をするシーンがあまり無く、たまに書く宛名書きなどで使う程度になっていましたが、この度シグノ307の0.38mmバージョンが発売されることになりました。

正式な発売日は本日11月29日ですが、運良く先行で手に入れられましたのでレビューしちゃいます。そういえば文房具って発売日の前に店頭に並ぶケース多いですよね。

文具業界ってそういう文化なのでしょうか?笑

本体のデザインが変更

シグノ307 0.38

さて、こちらがシグノ307 0.38mm の本体です。形状はこれまでのシグノ307と変更ありませんが、本体のカラーデザインが大きく変わりました。

これまでブラックを基調としたデザインでしたが、0.38mmはホワイトを基調としたデザインになっています。

0.5mmと0.7mmは違いが少なく分かりづらかったので、これくらい違いがあると分かりやすくて良いかもしれませんね。

それとグリップの上がスケルトンになり、インクの状態が見えるようになりました。

尚、今回購入した白を基調とした軸(インク色:黒、赤、青)に加えて、トレンドの淡い色合いを取り入れた4色のカラー軸(アクア、ラベンダー、スカイブルー、ライトピンク/インク色:黒)も同時に発売。

この4色のカラー軸は、0.5mmでも数量限定で発売されるようです。

ユニ シグノ 307

シグノ307 0.5mm、0.7mmとの比較。

左から0.38mm、0.5mm、0.7mmとなりますが、0.5mmと0.7mmのデザイン的な違いはボディ中央部分の文字の色の違い程度です。

金色の文字なら0.5mm、銀色の文字なら0.7mmといったイメージ。

写真上、0.7mmの黒を置くべきところに0.5mmが置かれているのは気にしないでください(^^;

ちなみに0.38mmでは、ボディ中央部分に書かれている文字も変わりました。

シグノ307

これまでのシグノ307にはsigno307と記載されていましたが、0.38mmのシグノ307には、ULTRA MICRO 307 と書かれています。

そもそもシグノ307とは?

 『ユニボール シグノ 307』シリーズは国内では2016年5月より発売されたボールペンで、日本発の新素材「セルロースナノファイバー」を粘度調整剤に配合したボールペンです。とにかくなめらかでカスレのない書き味で人気を得ています。

下記は、シグノ307の紹介ページより特徴を抜粋。

商品特長

粘度調整剤にセルロースナノファイバーを配合!筆記時にインク粘度が適切に変化します

紙などの原料に使われるパルプを繊維幅3nm~4nmまで細かく解きほぐした極めて細かな素材であるセルロースナノファイバーを、インクの粘度調整剤として配合。 筆記した時にインク粘度が筆記に最適な範囲に変化することによって、下記4つの利点が生まれます。 

①なめらかな書き味

セルロースナノファイバーをインク内に均一に配合させることで、従来ゲルインクボールペンに比べ筆記時のインク粘度を約50%低減することに成功。
これまでのゲルインクボールペン以上になめらかな書き味が体験できます。

②かすれやインク溜まりが生じず、きれいな描線

 従来品の筆記では描線がかすれたり、インク溜まりが生じるという状況が見受けられましたが、シグノ307はインクの粘度が適切に下がる事で、ボールペンのボールが通った溝をインクが埋めるため、描線がかすれません。また、粘度が下がることにより、インクが紙面にしっかり移り、ペン先にインク溜まりができず、紙や手が汚れる心配がありません。

③速乾性に優れたインク

セルロースナノファイバーは紙の原料であるパルプから作られているため、紙との親和性が高く、ノートや書類など普通紙での筆記においては従来品よりも速く乾きます。今までのボール径0.7mm、0.5mmに比べて、今回の0.38mmは特に速乾性に優れています。

④左利きの「押し書き」筆記にかすれずに対応

従来のゲルインクボールペンでは、筆記時のインクの粘度が十分に下がらなかったため、左利きの方が筆記する時の「押し書き」と呼ばれる状況ではインクが出にくくなり、かすれが生じやすくなっていました。セルロースナノファイバーを配合した「ユニボール シグノ 307」は、書き方にかかわらずインクが出やすいため、「押し書き」となる左利きの筆記でもかすれません。

■顔料インクで滲まない

顔料インクなので光による色あせに強く、水にも滲みません。0.38mmという細いボール径でもくっきりと濃い描線を書くことができます。

書き心地

シグノ307 0.38mmの書き心地
こちらが、シグノ307 0.38mm で書いたものです。

北海道から沖縄県まで都道府県を一通り書きましたが、一切かすれもインク溜まりもなく文字が書き続けられています。それと速乾性の高さを感じさせるのが、右側の文字から書いていきますので、途中書いた文字の上に手が乗ってしまうのですが一切汚れがありません。

この辺りは本当にさすがと言えますね。

まとめ

シグノ307 に0.38mmが発売された事で、個人的にはシグノ307の活用シーンが大幅に広がりました。特別細い文字が好きな訳ではありませんが、これくらいの細さが実用的なんです。

それと今後0.38mmを使って行く中で良いと思われるのがインクの減り。シグノはインクフローの良いゲルインキですのでインクの減りは早くどんどんインクが無くなっていきますが、0.38mmであれば0.5mmや0.7mmと比較してインクの減りは遅くなるはずですね。

良いペンですので、ぜひお試しください!

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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