ジェットストリームの芯のサイズは一般的な0.5mmと0.7mm以外に、0.38mmの極細芯と1.0mmの極太サイズの芯があります。インクは同じジェットストリームなのでアウトプットされるものは太さ以外に変わりはありませんが、書き心地の面では芯径によって大きく変わってきます。
他のメーカーのボールペンも同じように芯径によって書き心地は変わりますが、ジェットストリームの変わりようは同じ種類のボールペンとは思えないほど。
今回ジェットストリームの0.38mmを使ってみたところとても書きやすいものでしたので、ジェットストリームの各芯径(芯のサイズ)についてレビューします。
ジェットストリームそれぞれの芯径の書き心地
今更感がありますが、ジェットストリームのコピーは、【低い筆記抵抗でなめらかな書き味を実現。クセになる、なめらかな書き味。】です。
芯径が太くなればなるほどその滑らかさは増してきます。
0.7mmの1番オーソドックスな芯径だと、個人的には滑り過ぎて少し違和感を感じるレベル。1.0mmにもなると安定しません(^_^;)
私は少し抵抗がある書き心地が好きなのでジェットストリームを使うなら0.5mm位が丁度良いかなと思ってましたが、さらに細くなった0.38mmはジェットストリームの中で一番書きやすいと思えた芯径でした。
これまでどうして0.38mmを試してこなかったのだろうと少し後悔。
まず、ペン先について。
上記の写真がジェットストリームの各芯径のペン先です。左から0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mm。細い芯径ほど先が尖っているのが伝わります。
早速書き心地を試してみました。
上から0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmです。
0.38と0.5だとあまり差は感じられませんが0.7mmから一気に太くなります。
※用紙はのロディア方眼メモ用紙ですが、0.38mmや0.5mm であれば方眼の小さなマス目でも余裕を持って書き込めます。
各サイズの書き心地
ジェットストリーム0.38mm
カリカリした書き心地でほど良い抵抗感の中で書ける。
ジェットストリーム0.5mm
ぬるぬるとまでは行かないが、多少の抵抗感の中で滑らかな書き心地が味わえる。
ジェットストリーム0.7mm
完全にぬるぬる系の書き心地。力を入れなくてもペン先は走るが私には不安を感じさせる書き心地だった。
ジェットストリーム1.0mm
ヌルヌルというよりツルツル。
滑り過ぎてしまい安定感が無い。
ジェットストリームのコンセプトから言うと0.7mmが1番ジェットストリームらしいし、ジェットストリームを体感出来ますが、普段使っていく中でジェットストリームらしさが必要では無いときだってあります。
私の中でジェットストリームらしさが必要な時というのは、ビジネス上だと会議の議事録などとにかくスピード優先で殴り書いていくようなシーン。
こういうシーンでは綺麗に書くとか必要ありませんので、なめらかでインクが切れ目なくしっかり出るジェットストリームが大活躍するのですが、綺麗に書きたい時にはなめらかさ過ぎる事が邪魔してしまうケースもあるんですよね。
そんな時は細めの芯で抵抗感を感じながらしっかり書いていく方がストレスなく書けます。
あとは、A6サイズとか小さめの手帳に綺麗に書きたい場合は、細めの方が確実にオススメですね。
私のケースだと、ほぼ日手帳カズンのデイリーページなどは書くスペースが広いので0.7mmでも問題無しですが、バーチカルページなどは細い芯の方がやっぱり書きやすいです。
ジェットストリームプチカスタマイズ
今回紹介した0.38mmのジェットストリームのインクリフィルは「SXR-80-38」というものになりますが、こちらのリフィルのサイズはジェットストリームの2&1や4&1などの多機能ペンとも同じ規格。
例えばピュアモルト4&1は0.7mmの芯がデフォルトで入っていますが、0.38mmの芯に差し替えるということも可能です。
ジェットストリームピュアモルト4&1のデフォルトで差し込まれている0.7mm芯と0.38mm芯を交換。リフィルは同じ規格のものが入っています。
ピュアモルトの0.38mmバージョンが完成です。
ちょっとしたカスタマイズでした^^
2 件のコメント
私はparkerボールペンの軸の穴をやすりで削って SXR-5(太軸) を入れて書いています。本当はSXR-38(太軸)を入れて使いたいのですが、残念なことにインクがカスレて書けません。SXR-38はこれで二回連続カスレに当たりました。
私がおススメする替え芯は SXR-80-38(細軸) です。滑らかさ、発色ともこれが私のベストです。でも、単色ボールペン軸なら SXR-38(太軸)を使いたくなりますよね。