好きなパーツを選んでオリジナル万年筆を作る!銀座伊東屋・横浜元町のMy Mighty

銀座伊東屋 横浜元町 My Mighty 万年筆

2018年秋にオープンした銀座伊東屋・横浜元町にてMy Mighty(マイマイティ)という新しい万年筆の販売が開始されました。

My Mightyはシンプルに言えば好きなパーツを選んで自分好みにカスタマイズして作るオリジナル万年筆です。

ペン先、首軸、同軸、尻軸、キャップ、クリップ、リングといった万年筆で必要な各素材を選ぶことが可能で、現時点のパーツで200万通り以上のデザインが組み立てられるとか。

早速私もオーダーしたのでレビューいたします。

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My Mighty(マイマイティ)

Mightyの歴史

マイティの歴史
My Mightyは今回発売が開始されたばかり万年筆ですが、実は伊東屋の中では歴史のあるものです。

伊東屋と言えばROMEO(ロメオ)というオリジナルブランドが有名。1914年(大正3年)に発売した伊東屋オリジナルROMEO万年筆の歴史を受け継いで、2009年に伊東屋の新しいオリジナルブランドとして復刻したブランドです。

それと同じく大正時代に銀座伊東屋が発売されたオリジナル万年筆がマイティ。ステータスや高級感ではなく、一切の装飾を取り去ったシンプルで実用的な筆記具として販売されていました。高級路線のROMEO、普及商品としてのMightyというイメージです。今回のMy Mighty はそのMightyの復刻として蘇ったものとなります。

なお、このオリジナル万年筆を作れるサービスを提供する店舗は、伊東屋の中でも現時点では横浜元町店のみとなるようです。

オリジナル万年筆を作ってみる

前置きはこれくらいにして、早速万年筆のパーツを選んでいきましょう。

最初にイメージをインプットした方が分かりやすいので、デモで飾られていたMy Mightyの写真をいくつか並べます。

Mighty

上記のような万年筆を作っていきます。

続いて実際のパーツ選びです。

パーツを選ぶ際はこの場所に立つことになりますが、手前の凹みに上に並んでいるABCDEのパーツを当てはめて万年筆のイメージを作成していきます。作業台の上にはそれぞれの価格表も置いてありますので、価格を確認しながらパーツを組み立てていけます。

作業スペースは4箇所あります。

Aが頭でEが尻軸方向。

とりあえず私はEの尻軸に赤。Cの同軸部分に白を当てはめてみました。D部分はリングを選ぶ箇所ですが、リング部分はボディーと同じ8色プラス、ゴールド・シルバー・ヴィンテージローズもチョイス可能でした。ヴィンテージローズが好きなのでDにはヴィンテージローズのパーツを当てはめます。

色彩的なセンスは持ち合わせていませんのでそこそこ苦戦。スタッフさんにも相談を仰ぎながらパーツを組み立てていきます。

Bの首軸にはイタリアンベージュを当てはめてみました。

ある程度当てはめたら、下の写真のように万年筆の形に切り抜かれた枠を上からかぶせて実際のイメージを確認します。

パーツを当て込むだけではイメージがつきませんでしたが、万年筆の形で見るとぐっとイメージが付きますから面白いです。

赤は使いたかったのでキープしつつ、同軸を黒に変えてみます。

どうだ。

軸全体のパーツが確定したら、今度はキャップと天冠を選びます。

キャップ部分は赤にしてみました。

キャップをした時のイメージも確認が取れますので、専用の枠を当てはめてみます。

良い感じ。これで決定。オーダーします。

My Mightyのペン先と書き味

書きそびれましたがペン先はF(細字)とM(中字)から選ぶことが可能です。いずれも鉄ペンとなっており、金ペンの用意は無いとのこと。今後の売れ行きによっては14k Mightyが登場したりしなかったりも期待してしまいますが、Mightyのコンセプトが高級ではなく実用をうたっていますので大きな期待はしない方が良いでしょう。

細字と中字の書き味ですが、試筆用のMy Mightyで書かせてもらったところどちらもフローはよく比較的太めの筆跡になるように感じました。

また鉄ペンにも関わらずペン先は程よくしなり、実用といえど万年筆としての楽しさは十分に味わえるように感じました。


My Mightyでの筆跡。

私は最近、太字にはまっているのと、My MightyのM(中字)があまりにも気持ちよく書けたので迷わずMをチョイスしました。

値段の見積

パーツが決まったら、確認シートに記入してスタッフさんに渡し、その内容に基づいて金額を見積もってもらいます。

選ぶパーツによって金額が少しずつ異なってきますが、私がお願いした構成で9,072円でした。

と言ってもそこまでどのパーツを選んでも大幅に変わることはなく、参考価格として8,000円〜10,200円程度で作れるようです。下の写真を参考にしてください。

Mightyのパーツ価格
※値段が高くなるパーツが首軸などで使ったイタリアンベージュです。それ以外だとヴィンテージローズも多少高くなるようですね。

値段の合意が取れたらいよいよ制作に入ります。30分程度の時間でとの案内をいただき、対応くださったスタッフさんが作成してくださいました。

その間私は店内をふらふらしたり写真を撮ったり。文具屋さんでの30分は本当にあっという間です。※私は平日の昼間お店が混んでいない状態の時にお願いしたので、週末など混雑しているときはもう少し時間がかかると思います。

ちなみに銀座伊東屋・横浜元町の2階・3階のスペースには良い感じの休憩スペースがあります。


せっかくなのでと椅子に座らせてもらいまったりとしていると、スタッフさんより完成しましたとの案内が。

確認の意味も含めて、店内その場にて開封して確認します。

ベースはブラックと赤。首軸やリングなどにイタリアンマーブルを入れることでアクセントを付けてみました。これまで持ってない雰囲気の軸が完成し満足度も高いです。

まずボディ全体。

キャップを取り外したところ。

ペン先。ペン先はSCHMIDTのペン先が付いていますね。

クリップ部分。丸っこい部分がくるくる回って可愛いです。

天冠にはMの刻印が。My MightyのMだと思われます。

なお、接着の関係で使用するのは翌日からにしてくださいとのこと。早く使いたい気持ちを抑え今日1日は眺めて楽しみます。

まとめ

銀座伊東屋横浜元町がオープンした際に、My Mightyは展示されてましたのでサービスが開始されることは知ってましたが、どんなものが作れるようになるかはイメージ出来てませんでした。

今回、購入してみて率直に感じたのは楽しいの一言。利用シーンを思い浮かべながら好きなパーツを選んでいくのは、大変ですがとにかく楽しいですね。

私は一人でお邪魔してきましたが、カップルで一緒に作るなんていうのも楽しそうです。カップルの相方が万年筆に興味のない方であれば、相手を沼に引き込む第一歩になるかもしれませんね。

何らかの記念日に万年筆作り合いっこしてプレゼントしよう企画とかいかがでしょうか。直近ならクリスマスプレゼントとか。

文具に興味のない相手の場合、1000円の文具でも高いと感じられてしまいますが、クリスマスプレゼントで1万円であれば一般的な大人であればそれほどでもありません。

お互いのことを想いつつパーツを組み立てれば良い記念になりますし、これを機会に相手が万年筆に興味を持っていただけたらならそこからは簡単でしょう。(何が?)

冗談はさておき、My Mightyの良さは万年筆の基本性能の高さがあってこそ。この辺りはさすが銀座伊東屋が提供するものだけあって、鉄ペンといえど書き味も侮れません。

スタッフさんに声をかけずとも気軽にお試しできる環境も用意されてますので、まずは足を運んでみることオススメします。

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