ツイッターのハッシュタグにて「#シス手研」というものが存在します。
これは「システム手帳研究会」の略称で、システム手帳が好きな人、既に使っている人、まだ持っていない人など、システム手帳に興味がある方々を繋ぐ目的で発足しました。
シス手研の参加条件はとてもシンプルで、
- ツイッターもしくはインスタグラムのアカウントを持っている事。
- システム手帳に興味がある事。
この二つです。
事前に申請や承認といったものも必要なく、「#シス手研」のタグをつけて投稿するだけで参加が可能です。
近年手帳ブームで様々な手帳の情報で盛り上がっていますが、実はその中でちょっと寂しく感じるのがシステム手帳に特化した情報は少ないという事。それは文具屋の手帳コーナーに行ってもシステム手帳のブースが非常に狭いことから感じとれるのではないかと思います。特にリフィルの少なさに寂しさを感じますね。
実際にシステム手帳を使い始めると、綴じ手帳では体験することのできないメリットがたくさんあり、もっと使いこなしていきたい、システム手帳の先輩方はどんな使い方をしているのだろうとなるのですが、そういった情報も少ない状況でした。
ここ数年、銀座伊東屋でシステム手帳サロンが開催されたり、システム手帳に特化した「システム手帳スタイル」が出版されたりとちょっとしたブームとして盛り上がり始めているようにも感じますが、実はそういった業界の動きと同じタイミングの2016年12月7日にスタートしたのがこの「#シス手研」です。
チュッパチャップスから致命的な個人情報、お漏らししちゃったらクビがとんじゃう会社情報まで突っ込めるシステム手帳のユーザーさんで、ゆるくつながり合いませんか?気楽に晒せるほぼ日ジブンの絵日記が妬ましい!晒したいけど晒せない!そんな人々で集まれると #シス手研 #手帳ゆる友 pic.twitter.com/1I8WWzou44
— さるさ (@salsa0941) December 7, 2016
発起人はさるささん。
最初の言葉が「チュッパチャップス」であったのは今始めて知りましたが、このタグが生まれて以来、システム手帳ユーザーの情報が自然と集まるようになりました。深い知識を持ったユーザーさん、楽しく使っているユーザーさん、悩みを抱えておりアドバイスを求めているユーザーさんなどなどシステム手帳というキーワードをベースに様々なユーザーが集まりコミュニティが形成されていますので、このタグを追いかけるだけで何らかの気づきが得られるかと思います。
シス手研style vol1.01が完成
さて、そんなシス手研が手がけたシス手研styleという同人誌が登場しました。
この同人誌は、#シス手研タグにて寄稿者を募り、システム手帳愛好者ががシステム手帳について語った本になっています。
使い方を書く方、システム手帳の歴史について書く方など15名の寄稿者によって作成されており、とても読み応えのある内容となっています。
実は私も参加をさせていただき革製品のメンテナンスについて書かせていただきました。
革とホコリの関係やブラシメンテについて語らせていただいております。
もう一つ。
実はシス手研styleの裏表紙の写真に、私のシステム手帳の写真を採用いただきました!
愛用のシステム手帳、左からトラベラーズノート(ブラック&レッド)、プロッター、ブレイリオ、趣味文さんのジッパケースですね。
ちなみにこの写真、構図のクオリティがとても高いと思いませんか?
実はこの写真の構図は趣味の文具箱やシステム手帳スタイルの写真を担当されているプロカメラマン北郷さんに組み立ててもらったもの。2017年に銀座伊東屋で開催されたシステム手帳サロンの企画で、自身の手帳を北郷さんが撮影してくださるという企画が行われておりそこで構図を作っていただきました。
今回裏表紙での使用にあたり、銀座伊東屋様、趣味の文具箱清水編集長に確認しましたところ快く使用許可をいただき本当に感謝しております!
シス手研styleがboothにて発売
昨日発表があり、こちらの同人誌がboothにて購入可能になりました。
https://kanayu.booth.pm/items/1125658
ぜひ、お買い求めの上でシステム手帳沼の方々の考えやアイデアを盗んじゃいましょう。
システム手帳スタイルと合わせて読めば、外側も中身も充実したシステム手帳ライフが送れると思います^^