LAMY AL-star(ラミー アルスター)の2019年リミテッドカラーが登場しました。2019年のスペシャルカラーは、金属的な力強さを纏ったブロンズです。
今年は限定色に釣られないぞと決めていましたが、銀座伊東屋に立ち寄ったところ綺麗に陳列されており瞬殺されました。
こんなに並べられたら欲しくなります。
昨年のヴァイブラントピンクも綺麗な色でしたが、今回のブロンズも良い色ですね。
LAMY AL-star bronze
アルスターについて
LAMY AL-star(ラミー アルスター)は、ラミー社の人気万年筆「サファリ」のボディをアルミ製にしたモデルです。「サファリ」の特徴であるくぼみ付きのグリップやワイヤー式クリップなどを踏襲しながら、ボディは若干太く仕上げられ、大人のユーザーが常用するのに適した仕様となっています。万年筆のペン先はスチール製で、ベーシックモデルは黒くコーティングされています。
値段はサファリが4,000円なのに対して、アルスターは5,000円と1,000円高くなります。
サファリと同様、アルスターも毎年限定カラーが登場しまして、私は昨年のヴァイブラントピンクに続き今回のブロンズで2本目。どちらもアルミの光沢感が美しくて良いですね。
アルスターはグリップ部分が黒の半透明になっていて、中の機構やインクの色が見えるのが楽しかったりします。
半透明のグリップ部分。よく見ると三角形にくぼんでいるのも伝わるかと思います。このくぼみに指を合わせると正しい持ち方ができるというありがたい仕様。
書き味
基本的な書き味はサファリと同じオーソドックスなスチールペン先の万年筆で、サラサラっとした書き味が特徴です。
万年筆特有のぬらぬら感や柔らかさはありませんが、ラフにガシガシと使えますので実用として重宝するものだったりします。
書き味もラフで良いですが、今回の限定色と一緒に発売されたブロンズカラーのインク、綺麗な色ですね。この色保有してない系統ですし良い色なのでボトルでも購入しようかと思います。
日々の書写をスキャンしたもの。正確な色味はこちらの方が近いかもしれません。
また、サファリやアルスターを使用しすると感じるのが、ああ、「ペンの持ち方また崩れているな〜」ということ。
グリップ部分のくぼみのおかげか、持ち方によるペン先の向きが顕著に出てしまうのもサファリ・アルスターの特徴で、研ぎの問題もありペン先の向きが悪いと引っかかったりカスれるような書き味にもなります。
正しい向きで紙面に当てて書くとそういったことが一切なく気持ちよく筆記できますので、自分のペンの持ち方の悪さに気づかせてくれ、修正しなければという気持ちにさせてくれます。
デザインの良さと手に取りやすい価格帯というだけでなく、こういった機能面の良さもあり、サファリやアルスターは万年筆初心者にオススメされることの多い万年筆です。