相変わらず毎日お手本を見ながら書き続けておりますが、最初の1週間と変わったのはカタカナや漢字の練習もスタートした事です。
ひらがなを習い始めた時、最初に感じたのは、「手本に自分の知らないひらがながある・・・」でしたが、漢字も同じで自分の知らない事だらけ。
例えば「口」という文字や「日」という単調な文字でさえ自分が知らないルールが存在しており、混乱からのスタートでした。
では、2週間での状況報告です。
ペン習字の状況(2週間)
まずひらがなとカタカナです。
まだバランスを取るのに苦戦しており納得のいく文字は書けませんが、必要なポイントは手本に沿って書けるようになった。気がします。
少なくとも一つ一つの文字を書く際に、ここを意識しなきゃという事を頭の中でイメージしながら書けるようになりました。
続いて漢字です。
漢字は数が多いので、1週間注力して練習した字を上げます。
まだまだお手本通りに書けず、手本に記載されている事を意識してもバランスが取れずで苦戦中です(^^;)
練習方法について
先日もお話ししましたが、わたくしが現在行なっている練習方法は下記の流れです。
1. トレーシングペーパーを手本の上に置きなぞる。
2. なぞった文字の下に、なぞった文字を真似て書く。
とにかくこれを繰り返します。
そして翌日、
3. 前日練習した文字を手本を見ずに書いてみる。
4. 書いた文字と手本を見比べつつ、1に戻る。
私の場合、見よう見まねというのが苦手らしく、手本を横に置いて見ながら書いても全く同じように書けませんでした。
頭と体にインプットされていない形をアウトプット出来ないようですので、まずはトレースして脳と体にインプットさせるという手法を取っています。
こちらがこの2週間でトレースした紙です。
数えてみたら28枚ありましたので、1日2.3枚分のトレース&模写を行なっているイメージですね。
上記トレース以外にノートにも書き込んでいます。
使用している紙と道具
用紙
トレーシングペーパーには、コクヨのトレーシングペーパーとトモエリバーを使用しています。
トレーシングペーパーだとお手本の文字が完璧に透けるので、上からなぞりやすく重宝していますが、表面がザラつきますのでペンを選びます。
もう一つのトモエリバーは筆記感は素晴らしいのですが、お手本の文字が若干透けにくくトレーシングペーパーを使った後だと使いづらさを感じます。
筆記具
練習をし始めた当初は気分に応じて好きな万年筆を使用していたのですが、トレーシングペーパーに書き込む際は用紙の表面に若干のザラつきがあるせいかインクフローが悪くなるケースが発生します。
また、高級な金ペンをザラつきのある用紙に書き込み続けることで、ペン先にダメージを受けないかという不安もあります。
カクノ+色彩雫のインクフローは素晴らしく、EFでもFでもMでもトレーシングペーパー上に書き込んでもしっかりとインクが出ますので、最近のトレース練習では用紙はトレーシングペーパー、筆記具はカクノという構成がスタンダードになりました。
9月中はとにかくお手本通りに書けるよう、一文字一文字の練習を積み重ね、10月に入ったタイミングにて添削内容と級位の内容の練習をしたいと思います。
以上、近況報告でした。