パイロットペン習字を習い始めて4週間目に入りました。
これまで3週間はひらがなを中心に、ひらがな、カタカナ、漢字をお手本通りに書くという練習を続けていましたが、今週に入ってからは級位認定課題の練習に入りました。
課題練習に入って思いの外つまずいて苦戦しておりますので、現状を書きたいと思います。
パイロットペン習字の級位認定課題はお手本が無い
さて、パイロットペン習字の級位認定課題にはお手本というものがありません。
習い始めた当初に説明は読んで知っていましたが、実際に書いてみるとお手本無しで書くのは想像以上に難しいようです。
今回の課題は、
秋の収穫を祝おう。
この課題は、わかくさ通信というパイロットが毎月発行する機関紙にデジタル文字で掲載されており、自分の書きっぷりで書き上げていくというもの。
Twitterなどで先輩方の書き方を見ていると、楷書で書いたり行書で書いたり、書体も含めて自由に書くもののようです。
自由に書いて良いと言われても、私の場合は楷書の練習しかしていませんので楷書で書く流れになります。
これまでの練習はとにかく手本を真似るというものでしたので、手本通りに書くというゴールがあるのですが、手本なしというのはゴールが全く見えない中で自分が正しいと感じている書きっぷりを書いていくという作業のように感じます。
もちろん「これまでの練習を参考にしてね!」という前提付きなんですけどね。
今、大変だと感じていることをピックアップ致しますと、
文章を書く練習していなかった
まず、私はこの数週間、各単語の練習のみを行なっていて、文字の続く文章を書く練習をしていませんでした。
漢字からひらがなへの移りなど、硬い書体から柔らかい書体に切り替わる時に妙な違和感を感じるんです。
これまで文字を書いていた時に気にしなかったのが不思議なくらい窮屈というか変な感覚に至っております。
練習して学んだひらがなの形が全て吹き飛んだ
次にひらがな。
毎日のようにトレース&模写をし続けて、形が頭に入ってきたと感じていたひらがなの形が頭から飛びました。笑
具体的には「だ」。
信じられないかもしれませんが、(あれ?「だ」ってどういう形だったっけ?)と。
十五夜がとにかく難しい
すごくシンプルそうに見えて十五夜の「十五」のバランスが全く取れず苦戦しています。
手本がないと元々のクセが浮き彫りになってしまい、クセのある文字と手本で習った文字がごちゃごちゃに混じり合ってしまい全体的にカッコ悪くなります。
全体的なバランス
これも文章として練習をしていなかった事が原因だと思いますが、文字サイズのバランスが全く取れないことが分かりました。
漢字だけ妙に大きくなったり、ひらがなが小さすぎたり大きすぎたりでとにかくカッコ悪い。
まあ、まだまだ練習不足という事ですね。
課題の提出期限は10月10日。あと数日は練習できる余裕がありますので、この数日間はとにかく課題の練習に励みたいと思います。