先日の手帳収穫祭にてレイメイ藤井さんから面白いシステム手帳の紹介がありました。
デュアルリングバインダー(DualRing Binder)と言う名前のシステム手帳で、一つのシステム手帳に2つのリングが付いたものとなります。
2つのリングを活用することで最大4ページ分を同時に見ることが出来ますので、通常のシステム手帳とはちょっと異なった使い方が出来ます。例えば、スケジュールとノート、Todoとスケジュール、また仕事とプライベート用のスケジュールを別々に差し込んで使用するのも良いかもしれません。
リングが1つだと、ノートを取りながらスケジュールを確認したり、バラバラと手帳をめくるという作業がどうしても発生してしまいますが、そういった問題が解消されます。
具体的に見ていきましょう。
デュアルリングバインダー
デュアルリングバインダーは、閉じている状態では一般的なバイブルサイズのシステム手帳。
閉じた状態では少し厚めのサイズというところでしょうか。
正式なサイズは、横120mm × 縦186mm × 奥行き33mm ですね。
1つのリングが8mm径で2つリングがついていますので、リング径16mm程度の容量となりますが、カバー部分の厚みがあるので一般的な16mm径のシステム手帳よりは厚くなります。
厚いと言ってもこの程度ですが。
使い方としては、まず下の写真のように一般的なシステム手帳の形で使用することが可能です。
このように開閉が出来ますので、立った状態で筆記したり必要な機能を使うときはこの形で使用できます。
マグネットで固定されているので手持ちでも安定して使うことができますし、2つのリング、どちらでもこのような開き方で使用することが可能です。
続いて全面開いた状態。
テーブルの上などスペースを確保できればデュアルリングバインダーを全面開いて使用できます。
アイデア次第で、様々な使い方が出来そうですね。
このように平らにする事もできますので、厚みでカバンの中が嵩張ってしまう場合はこの形で収納するのが良いかもしれませんね。
余談
このデュアルリングバインダーを見たとき、以前ブログでも紹介したファイロファックスの伝説の秘書グレース・スカールが使用していたモデルに似ていると感じました。
もちろん、グレース・スカールモデルとは形状も仕組みも違いますが、2つのリングタイプのシステム手帳には大変魅力を感じています。
今回発売されたモデルはポリエステル・PVC(ポリ塩化ビニル)のもので値段も入手しやすい価格帯になっています。個人的にはもう少し高くなっても良いので、革製のデュアルリングバインダーを発売してほしいなと思います^^