習字の清書に使う万年筆を決める会議、開催中。

ペン習字の課題提出の時期が近づいてきました。（7月10日必着）

最近字が成長しているかどうかは微妙ですが、相変わらず練習だけは毎日続けています。

成長する→停滞期→その先さらに成長

これを信じて。

毎日毎日同じ字を書いてよく飽きないねーと言われますが、性格的に飽きは来ず同じ文字を書き続けている訳で、逆に課題以外の練習をしなくなってしまう為、ゆる書写に参加したり人の字を見て視野は広げようとはしています。

私の場合、様々な筆記具で字を書くという行為自体が好きなようで、課題練習では毎回毎回、万年筆を取っ替え引っ替えして書くようにしているので、それが飽きのこない理由の一つになっているのかもしれません。

それによって眠らせてしまう万年筆も少なくなるし、それぞれの万年筆の個性を掴むことが出来ます。万年筆一つ一つに個性や味があり、それを掴みとるのは楽しい行為で練習に趣味が重なっていると言っても良いかもしれません。

ですので、ペン習字の本番は細字の黒と決めていますが、練習用のノートは様々な字幅で練習してますし、それぞれの万年筆に異なるインクが入っているのでカラフルなノートになっています。

清書用の万年筆を検討

さて、7月に入り清書が近づいてきたタイミングですが、清書でどの万年筆を使おうかを悩んでいます。

どの万年筆を使うか悩む行為を一人万年筆会議と呼んでいます。

今回悩んでいる万年筆はパイロットのデスクペンEF、プラチナセンチュリー#3776 EF、ワーグナー 2014限定F、パイロットカスタム912 PO、笑暮屋万年筆F。

これらの万年筆は普段から習字の清書を意識して使っており、インクもブラックインクを飲ませています。

私の中の勝手な概念で、ペン習字を習い始めた時に頂いたデスクペンEFがベースになっていて、デスクペンの字幅に近いもので清書をするようにしています。

※何故デスクペンEFがベースになったかは分からないけど、パイロットさんから貰ったしということで硬筆習字は細字みたいなイメージが勝手に着いてしまいました。

一つ一つの万年筆によって、同じ細字でも多少の引っ掛かりを感じるもの・ぬらぬらと滑るように気持ちよく書けるもの、止め跳ね払いに個性があるもの、また軸が滑りやすいものエボナイト軸のように吸い付くように固定されるものなどがありどれが正解かは見出しづらいのです。

この習字の清書においての正解は【綺麗な文字が書ける】で、書きやすいもの・気持ちよく書けるもの・長時間筆記でも疲れづらいものとは異なります。

その日の体調にもよって綺麗に書ける書けないの感触も違いますし。
今のレベルで何いってるの的な気持ちもありつつ、やはりベストは尽くしたいわけです。

ちなみにこれまでの本番用の万年筆は下記を使ってきました。

9月分清書：パイロットデスクペン
10月分清書：パイロットデスクペン
11月分清書：パイロットデスクペン
12月分清書：パイロットデスクペン
1月分清書：プラチナセンチュリー#3776 EF
2月分清書：プラチナセンチュリー#3776 EF
3月分清書：ワーグナー2014年モデルF
4月分清書：ワーグナー2014年モデルF
5月分清書：ワーグナー2014年モデルF

パイロットのデスクペンは、稀ににインクがドバッとイってしまうことがあり最近信頼していません。
#3776 EFは普段力を抜いて書いている分には申し分ないのですが、力が入ってしまうとハネの際に引っ掛かりを感じてしまうケースがあります。（改めて調整してもらおうと考えています）
ワーグナー2014年モデルは細字でありつつもの滑らかに書けるのですが、ちょっと滑らかすぎて丁寧に書こうとする際には不安に感じます。また、緊張して汗ばんでしまったときに軸が安定しない。

次の候補としてはカスタム912POもしくは笑暮屋万年筆Fになるのですが、この二本については、

カスタム912PO：程よく抵抗を書ける細字というのは良いのですが、字幅が細すぎる為、字形に遊びが許されない。+緊張して汗ばんでしまったときに軸が安定しない。
笑暮屋万年筆F：汗ばんでも滑らずにグリップできるし長時間筆記しても疲れづらいのですが、他の万年筆と比べて綺麗な文字が書けていない気がする。

となっています。

今週末には清書して提出する必要があるので、そろそろ決めないといけないのですが。

もう少し悩みましょうかね。

選択肢が増えなければこんな悩みも生じなかった訳ですが、それなりに楽しんでいます＾＾