先日発売されたプラチナ万年筆の新シリーズ「プロシオン」。
低価格でありつつもスタイリッシュで高級感のあるデザインにスチールペンとは思えない素晴らしい書き味で、高い評価が上がっています。
プロシオンの詳細については、下記ページをご覧ください。
さて、このままでも素晴らしい書き味のプロシオンですが、軸がカッコ良いのでこのデザインで金ペンが発売されないかと考えている方もいらっしゃるのでは。
手帳に使いたいけどFだとちょっと太いんだよね〜など、ペン先の種類がFとMの2種類しかない悩みもありますよね。
あとセンチュリーの軸のデザインが堅っ苦しいのでスマートにセンチュリーの書き味を持ち歩きたいみたいな方もきっと。
そんな中、先日ワーグナー会長のブログ【万年筆評価の部屋】にて面白い改造が行われていました。
http://pelikan.livedoor.biz/archives/52219264.html
なんと、センチュリーのペン先とペン芯を引っこ抜いて、プロシオンに取り付けてしまう改造です。
どうやらペン先のサイズがセンチュリーとプロシオンでは互換性があるようで、ちょうど良くはまるとの事です。
という事で、私も試してみました。
プロシオンの金ペン化カスタマイズ
まず用意したのはこの4本、手前からセンチュリー#3776 2本と、プロシオン2本です。
これからそれぞれのペン先・ペン芯を外す流れになりますが、とりあえず胴軸から首軸を外して並べてみると、
見た目形状に変わりは無さそうです。
ペン先とペン芯を抜くのが正直怖かったため、試しに首軸から丸ごと差し替えてみることに。
下の写真が、プロシオンにセンチュリーの首軸を、センチュリーにプロシオンの首軸をつけてみたところ。
ぴったりはまりました。
改造と言えるようなものではありませんが、金ペンの書き味、いや金ペンのペン先がついたプロシオンの完成です。
※プロシオンはそれなりにカッコ良いけど、センチュリーはとてもカッコ悪くなりました。笑
同軸と首軸の色の兼ね合いもあるので、会長が改造されたようにペン先・ペン芯だけを入れ替えたほうがさらに見栄えも良くなると思いますが、とりあえず私はこれで十分。
ペン先がゴールドではなくシルバーの方が合うかなと思い、唯一保有している薫風のペン先も取り付けてみました。
ディープシーと薫風は同じ青系なので全体的なカラーリングも合うかなと思いましたが、
合いませんでした^^;
ただ、シルバーのペン先の方がプロシオンには似合いますね。
首軸を付け替えるだけですから約1分程度で出来る簡単なカスタマイズですので、ぜひお試しください。