トンボから新しい低粘度インクを搭載したボールペン(マルチペン)が発売されましたね。
発売されたペンの名前は LUCE(ルーチェ)。
2016年11月4日に発売されたペンですが、早速1本購入してきましたのでレビューします。
トンボ ルーチェについて
ルーチェは、「筆記が軽くて濃い油性ボールペン」というペンを使う上で一番大切な書き味の良さを全面的にアピールするとともに、光沢のある美しいデザインが魅力的なペン。
ルーチェという言葉の由来は、イタリア語で「光」という意味のようです。
機能的には3機能となっており、0.5mmの黒・赤の油性インクボールペン+0.5mmのシャープペンの3機能となっています。
トンボ ルーチェの仕様
商品名:LUCE(ルーチェ)
カラー:シャンパンゴールド・ブラック・ブルー・グリーン・ピンクの5種類
機能:エアータッチインクの黒・赤の油性ボールペン(0.5mm) + シャープペン(0.5mm)
販売価格:800円(税抜き)
替芯:BR-CAE33・25
トンボ ルーチェの特徴
ルーチェの特徴は、まず何と言っても新開発の低粘度インク「エアータッチインク(AIR touchインク)」を搭載しており、驚くほど軽く、濃く書くことが可能であること。
ついにトンボも低粘度インクを出してきましたね!
あれ、リポータースマートに搭載されている「超低粘smartインク」も低粘度インクの部類でしたよね。
1社で二つの低粘度インクを開発したってことなのかなぁ?
手元にリポータースマートが無いので、改めて書き比べてみたいと思います。
ジェットストリーム、アクロインキ、ビクーニャ、エアータッチインクの4つをかき比べてみましたが、結果として濃さという観点では多少の違いはあるけど大きくは変わらずという結果になりました。笑
言い換えれば他の低粘度インクと遜色が無いということにもなりますので、今後エアータッチインク搭載のボールペンがTonbowから多く発売されていけば、選べる選択肢も増えるということになりますね。
トンボさんから発売されているペンってデザインの良いものが多いので楽しみです。
空気のように軽い筆記感に関しては、確かにその通りで非常に滑らかな書き味で、ジェットストリームやアクロインキに引けを取らない軽い筆記感でした。
トンボ ルーチェのデザイン
以下はトンボからのプレスリリース記事
樹脂製のボディに塗装することでこのような雰囲気を醸し出しており、見た目は高級感のある金属製に見えますが、実際に手に取ってみると値段相応かなと。非常に軽いのと、グリップ部分のややスケルトン気味のデザインがあまり高級感は醸し出せておらず、そのようにに感じてしまいました。
とは言いつつ購入したブルーのタイプ、全体的なセンスは自分好みです。
先ほどのグリップ部分。若干スケルトンがかったプラスチック製の作り。
写真で伝わりづらいですが、グリップ部分が3か所引っ込んだ作りになっており、グリップ力を高めてくれます。この辺りとても工夫されていますね。
ただし、ルーチェの重心は真ん中よりも少し高い場所にありますので(高重心)、この辺りは好みが分かれると感じます。
ヘッド部分にはTombowのロゴ。シャープペン付きではありますが、消しゴムは付いていません。多機能ペンのシャープペンは使う機会も少ないですし、さらに消しゴムを使うケースも少ないと思いますので省いたのだと感じます。
こちらがクリップ部分。クリップはシャープなデザインのL字クリップが採用されており、ノートやポケットに深くはさめて、尾栓が飛び出ずスマートに携帯できる点が特長です。
ノートにいくつかペンを挿してみましたが、ルーチェは出っ張りません。
この辺りは考えられていますね。
また、クリップはメタル製なので耐久性にも優れます。
まとめ
実際に使った感想としては、見た目のデザイン・書き味ともに高い点数を付けられる多機能ペンに仕上がっています。
一つ気になる点を挙げますと、少し高重心気味な為、好き嫌いは分かれるかなと。
個人的にはプラスチックのグリップ部分を金属製にした低重心モデルも開発してくれると嬉しいな。
どちらにせよ、エアータッチインクの搭載された様々なデザインのペンが今後発売されていくのが楽しみです。
エアータッチインク良いですよ!