ペリカンの万年筆をついにお迎えしました。
お迎えできたことだけでも嬉しいのですが、さらに今月6月に発売されたばかりの特別生産品であるルネッサンスブラウンを手にする事が出来ました。
めっちゃカッコいいです!
ペリカンの万年筆は数年前からずっと使ってみたいと思っていましたが中々手に入れる機会にも恵まれず、またペリカンの万年筆はモンブランと比較されることが多い事から基本的にはモンブランの書き味とあまり変わらないのだろう、さほど変わらないのであれば無理して買う必要は無いと自分の中の勝手な間違った想像で購入を躊躇していた節もありました。
ただ最近になって少し太めの万年筆を保有したい熱が高まり、保有するのであればペリカンの万年筆だと、情報をTwitterで探したり実際に文具屋で試し書きをしたりする中でこれだと言える1本を探している状況でした。
ちなみにニブのサイズはMを購入したいと先に決めていましたが、最後まで悩んでいたのがM600にするかM800にするかという大きさの問題と胴軸の色の問題。
M600かM800かで悩んだ理由は、サイズだけであれば既に保有しているモンブラン マイスターシュテュック 146と同等のサイズであるM800がベストですが、お金の問題も絡んできましてそっちの問題が大きいかもです。苦
色についてはペリカンの場合は緑稿・青稿・茶稿・黒稿など複数の本体色があり、それぞれ独特の魅力を醸し出しているわけで甲乙つけがたいのです。
そんな悩みを抱えつつ何度も文房具屋に足を運んで書き心地を試させていただいていたのですが、数日前に銀座伊東屋に立ち寄ったところ、少し前にTwitterで見かけた今年の特別生産品である「ルネッサンスブラウン」が販売されていました。
ルネッサンスブラウンを見た瞬間、その素晴らしい佇まいに心を奪われてしまいそのまま購入に至ってしまいました^^
ペリカン スーベレーン M800 ルネッサンスブラウンについて
今回発売されたペリカンM800の特別生産品であるルネッサンスブラウンのデザインコンセプトについてペリカンウェブサイトの表現を引用させていただくと、
リングとクリップは24金プレート仕上げで、ゴールドとシルバーのバイカラーの18金ロジウム装飾のペン先。
ニブサイズはEF,F,M,Bの4種類が用意されています。
定価は60,000円となり、通常のM800が55,000円ですので5,000円高い値段になります。
なお、他のM800との違いは軸のデザインのみで、ペン先は同じものが使用されています。既にM800を保有されている方は書き心地のイメージがつくかと思います。
ルネッサンスブラウンの販売本数は1000本のみの限定発売になり、店員さん曰く、そのうち何本が日本で入荷されたのかは分からないとの事でした。銀座伊東屋でも数本のみの取り扱いのようで、私が購入できたのは本当にタイミングが良かったと思います。
Souveran 800 Renaissance Brown Photo
このM800 ルネッサンスブラウンの美しさに関して私の言葉で表現するのが難しいので、写真を多く撮ってみました。
色の調整に関しては実物にできるだけ近い色に近づけています。
ぜひ、ご参考にしてください。
全体写真2:キャップを胴軸につけてみたところ。実際の筆記体勢ですね。
首軸からペン先にかけての写真。ニブにはペリカンのシンボルである絵柄と、18C-750(18金を示している) M(こちらがニブのサイズかな) と彫刻があります。
ペンポイント。この辺りになるとピントを合わせるのが大変です^^;
天冠。ペリカンの絵柄に写っているカメラを持っている人が私ですw
一緒に買ったインク
インクに関しては、他にもいくつか持っていますので購入を控えようとしたのですが、店員さんにオススメのインクあります?と聞いたところ出してくれたのがペリカンの純正インクの一つであるタンザナイト。
ブラックとブルーの中間色ですが、とても落ち着いた色合いを醸し出していて美しいです。普段使いにも最適な色合いでしたのでこちらも購入させていただきました^^
なお、M800の書き心地については、もう少し書き込んでからレビューをしたいと思います。
所感としては信じられないほどぬらぬらとした書き心地でインクフローも良く大満足な状況で、書く必要がないときでも何らかを書き続けています。笑