記事内には広告リンクやPRが含まれます

Canon PowerShot G1 X MarkⅢ実写レビュー(4ヶ月間使用しての感想)


CANON PowerShot G1 X MarkⅢです。昨年11月末に発売され、私は発売後すぐにお迎えしましたので購入から約4ヶ月が経過します。

G1 X MarkⅢは一般的な一眼レフに搭載されるAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。コンデジのサイズなのに一眼レフなみの写真が撮れるカメラとして注目されています。

G1を購入する前の私のカメラ事情は5D MarkⅡというフルサイズ一眼レフとスマホのiPhoneでした。フルサイズ一眼レフの5Dは本体とレンズを合わせると相当な大きさと重さになってしまう為日々持ち歩くことは難しく普段の撮影はiPhoneで済ませていた状況です。

iPhoneでも環境によっては綺麗に撮れますし、どこでもサクッと取り出せて撮影できる便利さは素晴らしいのですが、やはりiPhoneでは撮れないシーンもあります。もう少し良いが写真が撮りたいと思いつつ、しかし大きなサイズのカメラは持ち歩きたくない。そんな感じで5D MarkⅡとiPhoneの中間を埋められるカメラを探していた訳です。

G1 MarkⅢ使い始めて4ヶ月、私のカメラ事情が大きく変化しましたので、近況をご報告したいと思います。

G1 X MarkⅢ使用レビュー

先に結果というか状況をお話しますが、G1 X MarkⅢを使い始めて大きく変わったのが5D Mark2のサブ機でG1 X Mark3を購入したのに、5D Mark2がサブ機になりG1 X Mark3がメイン機になってしまうという状況になりました。

予想以上にG1 X Mark3の性能は高く、G1で撮れるシーンは全てG1で良いと割り切れるようになったようです。G1で撮れないシーンのみ5Dを使用するという形で。

ちなみに私が保有しているカメラとレンズ構成は以下のようになります。

Canon 5D Mark2

レンズ

左から、

CANON EF70-200mm F4L IS USM
CANON EF17-40mm F4L USM
SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
CANON TS-E17mm F4L
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)
CANON EF50mm F1.8 STM
CANON EF50mm F1.2L USM

それなりのレンズ構成です。

このレンズ構成の中で一番使用頻度が高いのが標準域をカバーできるSIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSMになりまして、G1 X Mark3も24-72mmの焦点距離をカバーできますので、24mm〜72mmの焦点距離で撮影できるものはG1 Mark3で撮影。それ以外の焦点距離の撮影・より精度の高いマクロ撮影・よりボケ味の強い写真を撮りたいときは5D+専用レンズを使用するという運用です。

G1 X Mark3にもマクロ機能も付いていますし多少のボケ味を出すことは出来ますが、専用のレンズには敵いませんので。

これまではちゃんとした写真を撮るときは最低でも写真左側の組み合わせ【5D Mark2 + SIGMA 24-70mm F2.8】で持ち歩いていたのが、現在はG1のみ。このサイズ差は大きいです。

どの程度の写真が撮れるかに関しては、言葉で説明するよりも写真の方が分かりやすいですので、G1 X Mark3で撮影した写真をいくつか並べます。

結婚式での撮影

先日お呼ばれした知人の結婚式でG1を使用して撮影してみました。




三脚は使っていませんが、常用でISO3200が普通に使用できるため、室内の光の少ない場所でも普通に撮影が出来ます。ISO6400以上の高感度も試せばよかったですが怖くて試せませんでした^^;
ちなみに結婚式の主である人の撮影の方も、予想以上に綺麗に撮れました。
撮影を頼まれたときは一眼レフを使いますが、そうでない場合はG1で十分だと感じました。

筆記具の撮影

当ブログでもよく紹介する筆記具の撮影です。




万年筆のペン先をマクロで撮影するといったレベルまでは難しいですが、上の写真レベルであればG1 X Mark3で全く問題ありません。




トラベラーズノートや手帳・ノート系。

風景





料理




いかがでしょうか。
このレベルがコンデジで撮れるのであれば自分の用途的には十分です。

トリミング・加工が前提の撮影

私の場合は、撮った写真を印刷することは滅多にありません。印刷してもL版サイズに印刷する程度です。
写真の用途は「PC上での閲覧」「ブログやSNSに投稿」するレベルですので、G1 X Mark3の2420万画素という高スペックは過剰すぎるのですが、このスペックが画像の編集にもとても役立っています。
特に文具などの小さな被写体を撮影するときは周りの背景を気にします。

被写体に合いそうな背景用紙を何枚か持っており、その背景用紙の上に被写体を置いて撮影するわけですが、用紙のサイズは限られていますのでどうしても構図がはみ出てしまうのですよね。

こちらは黒い背景用紙の上に万年筆を置いて撮影していますが、カメラのモニターでは用紙からはみ出た部分も写ってしまっています。
2420万画素クラスになるとこういった部分をざっくりトリミングしても全く問題ない為、本当に重宝しています。

ちなみに下記は画素数と解像度の関係。

2420万画素:6000 × 4000・・・G1 X Mark3
2110万画素:5616 × 3744・・・5D Mark2
1600万画素:4608 × 3456
1200万画素:3968 × 2976
800万画素:3264 × 2448
400万画素:2304 × 1728
200万画素:1600 × 1200
130万画素:1280 × 960

ブログにアップする画像は縦横の長辺で1500pxにトリミングしていますので、最低限200万画素のカメラなら事足りる計算になり、その余力分をトリミング加工できてしまうイメージです。

Camera Connect というカメラ連携アプリが便利


G1 X MarkⅢと連携するCamera Connectというアプリが大変便利で重宝しています。
私が時代遅れな運用をしていただけなのですが、5D Mark2の時代は撮った画像をPCとケーブルで接続してデータを取り込むという作業を行なっていました。
スマホからSNSにアップする際は、PCに取り入れた画像をスマホを同期した上でアップするという流れでしたので、そこそこ大変な作業でした。(icloudになってからは自動で同期してくれるので楽になりましたが)

G1 X MarkⅢはCamera Connectのおかげでカメラからスマホへ同期が出来るため、外出先で撮影しそのままスマホからSES投稿も簡単にできます。※記録画質はRawで撮影すると容量が重たくなり同期にも時間がかかりますので、自分の場合はJpegで撮影して同期速度を早めています。


Camera Connecrの画面:この画面から取り込みたい画像だけを選んで取り込むことができます。
取り込んだ後は普通にSNS投稿が出来ますし、またiCloudの機能でPCとも同期が取れますので非常に便利です。

このような感じで私のカメラ事情がG1 X Mark3によって大きく変わりました。
いつでも持ち歩いて、必要な歳に一眼レフレベルの写真を撮れるのは本当にありがたいです。

コンデジにしては値が張りますが、コンデジサイズで一眼レフクラスの写真が撮れるカメラはそんなにありませんので、ある程度の撮影能力を担保したい方には本当にお勧めできるカメラです。

\Amazonでお得に買い物をする方法/

Amazonで買い物するなら、Amazonギフト券の購入(チャージ)がポイントが付いておすすめです。

現金チャージすると、通常会員で2.0%、プライム会員なら最大2.5%ポイントをゲットできます!

定期的にAmazonでお買い物するならチャージをぜひ活用しましょう

▶Amazonギフト券の購入(チャージ)はこちらから可能です!

よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

カテゴリー:
関連記事

2 件のコメント

  1. rx100m5 からg1x mark3 に買い替え検討中で大変参考になりました!
    室内スナップやテーブルフォト、夜間の街中スナップなどがメインになるため買い替えを躊躇しておりました。
    ブログを拝見する限り、過剰な心配はいらなそうですね!

    • yasu MAXさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます!
      G1 Mark3は高感度(3200〜6400)の代償が少なく気軽に使えるのが本当に嬉しいです。
      また別途記事に書きたいと思いますが、ちょっと不満に感じ始めたのは正直マクロが弱いかもしれません^^;(もう少し寄りたいと感じるシーンがあります)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください