【カスタムヘリテイジ92】インクが美しく見える透明な本格派万年筆

万年筆

パイロットの透明軸の万年筆、カスタムヘリテイジ92の紹介です。

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カスタムヘリテイジ92

カスタムヘリテイジシリーズについて

ヘリテイジシリーズはシンプルなベスト型のボディに、ペン先もシルバーのロジウム仕上げでカスタムシリーズの中でスタイリッシュな位置づけに感じています。

シリーズとしては、カスタムヘリテイジ912、91、92の3種類があり、

カスタムヘリテイジ912

14金10号、15種類のペン先から自分好みのペン先を選ぶことができるもの。
SF・SFM・SMなどの軟調ペン先はもちろん、PO(ポスティング)FA(フォルカン)WA(ウェーバリー)SU(スタブ)など特殊ペン先も用意されています。
私もいくつか保有していますが、サイズ感、書き味とともに相性がよく、特にPOに関しては毎日の習字で使用しています。

カスタムヘリテイジ91

91はヘリテイジシリーズの中でエントリーモデルにあたり定価は10,000円、ペン先は9種類をラインアップし、本格的な万年筆のエントリーモデルとしても定評があります。
ペン先は5号と912の10号と比べて一回り小さいペン先がついています。

同じくパイロットから発売されているカスタム72が10,000円ですが、どちらもペン先は14金5号サイズのものが付いていますので、デザイン的な好みで選べます。

カスタムヘリテイジ92


続いて92は、カスタム91の軸が透明になったもの。
ただ透明軸になっただけでなく、回転吸入機構を採用した万年筆。カスタム91、912はインクカートリッジやコンバーターからインクを供給しますが、92はボディ後部の尾栓を回すことでペン先からインクを吸い上げるタイプです。

ノンカラー、透明ブラック、透明ブルー、透明オレンジの4種類(透明オレンジは廃番になります)が発売されており、ペン先はF・FM・M・Bの4種類。お値段はヘリテイジ91より5,000円上がって15,000円となります。

カスタムヘリテイジ92を使ってみて

私が保有している92のペン先はFですが、購入して以来、常に持ち歩いている一本です。なんと言っても92のスタイリッシュで透明な軸は使っていて楽しくなります。

書き心地も安定している為、普段使いで活用しようと思い購入登場はブルー系のインクを入れました。

ただ、ブルーだとせっかくの透明軸がさほど映えないので、明るいピンクのインクを入れて使用しています。自分が保有している万年筆の中でも1番華やかさのある万年筆になっています。

それと透明軸はインクの残量が一目でわかるのも良いですね。

ヘリテイジ92の書き心地


さて、92の良さは透明軸である事だけではありません。パイロットの14金5号ペン先は書き味においても定評のあるペン先で、様々な万年筆を使ったあげくにカスタム74やヘリテイジ91の5号ペン先に落ち着く方もいる程。

個人的にはFという字幅が好きなので、ピンクはピンクとして使って普段使い用にもう1本ブルーブラックなどを入れた5号ペン先が欲しいなと考えてます。

適度に柔らかくたわむペン先と安定したインクフローで気持ちよく筆記し続けられます。

私、パイロットの万年筆は1番小さな3号サイズのペン先から30号サイズの特大ペン先の万年筆まで一通り保有しております。3号から30号まであってその中の5号というと小ぶりに感じられますが、実際に使ってみるとさほど小さいという印象はありません。

逆に5号サイズを使い続けた後に15サイズを使用するとかなり大きく感じますので、この辺りは小さいからダメとか大きいから良いなどという事はなく慣れの方が強いのだと感じます。※ペン先の大きさによる書き味の違いですが、一般的には大きなペン先の方が大きさを活かしたしやなかで弾力性に富んだ書き味が期待できます。

軸の持ち心地

さて透明でインクの映える軸が美しく基本性能の高いヘリテイジ92ですが、軸は樹脂となります。

樹脂は一般的な万年筆のほとんどに採用されている材料で、パイロットだとカスタム912や743といった2万円、3万円クラスの価格帯の万年筆でも採用されており、普段使いにはなんら問題はありません。

ただ汗をかきやすい方や暑かったり悪いコンディションだと正直滑るような感覚があります。この辺りはパイロットの各シリーズだけでなく、プラチナもセーラーも海外製の万年筆でもどの万年筆でも同じ事が言えます。

解消できる軸を探そうとするとエボナイト軸や漆軸など一気に金額が跳ね上がってしまいますから落とし所を見つけるしかありませんね。

定価15,000円という購入しやすい価格帯でありつつ、デザイン良し書き心地も良しと3拍子そろった素晴らしい万年筆です。

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