メモするときって急いでいるケースが多いと思いますが、そんな時に手を煩わせるのが書きたいページ(白紙の未使用ページ)を直ぐに開くことが出来ないという問題。
開きたいページを開くのに苦戦している最中に、話が進んでしまい焦るってことありますよね。
結局メモりたいところを聞き逃してしまったり、空白ページを何ページか挟んで書いてしまい時系列がおかしくなってしまったり。
そんなメモ帳ならではの問題を解決したのがこの「パッとメモ」というメモ帳。
一見普通のメモ帳に見えますが、書きたい時にサッと白紙の未使用ページを開いてくれる便利なアイデアが盛り込まれたメモ帳です。
新しいページがすぐに開く!側面を糊で綴じた新開発のリングメモ『パッとメモ』
仕組み
このメモ帳、普通に見ただけではどこにあるリング式のメモ帳です。
反対の左側にアイデアが埋め込まれていまして、
用紙1枚1枚が何と糊付けされています。
そのためパラパラとめくることができません。
どういうことかと言いますと、
次にパッとメモを開くときは糊付けされた未使用のページが一番上にきている。
また書く
剥がす
書いたら剥がすという習慣をつけることによって、
常にページを開くときは白紙の未使用ページが開かれるのです。
もちろん書いた後に剥がさなくても、次に開いた際は最後に書いたページが開かれますから、1枚めくるだけで未使用のページを開くことが出来ます。
仕組み的には本当にシンプルで革新的な技術が使われている訳でもなく、ただ左側に糊がついているだけ。考えればこうなってこう便利になると普通に分かりますが、今までこういったノートやメモはありませんでした。
なぜこれが思い浮かばなかったんだろうと考えてしまいますが、これがアイデアというものなのでしょう。
お見事です!
メモ帳なのでボールペンで書くことが多いと思いますが、万年筆でも書いてみましょう。
書き味はサリサリ系。
語彙的にサリサリで大丈夫?滑らかやツルツル系ではないけど程よい抵抗の中で筆記ができる感じです。個人的には嫌いではありません。
と偉そうなこと書きましたが、後から調べたところ「MD用紙ホワイト」が使用されているよう。MD用紙って万年筆でも気持ちよく書けるよう開発された用紙。
メモ帳にMD用紙とはなんと贅沢な。。
念の為、裏抜けも確認しておきましょう。2ページ目にインクが付いていたら嫌ですし。
ページをバリバリ剥がしてみましたが、次のページにインクが移っていることもありませんでしたし、裏抜けも見当たりませんでした。
さすがMD用紙。パーフェクト。
パッとメモのラインアップはブラックとホワイトの2種類で1冊80枚入り。両面書き込めますので、ページ数でいえば160ページとなります。
2.5mmの方眼罫なので表や図形を書くときのガイドにもなりますし、罫線の色は薄いので普段の筆記時に罫線が邪魔になることがありません。
サイズはポケットに収納しやすくスムーズに取り出せる縦型サイズ。(H128×W76×D15mm)
ポケットに引っかからないように角を丸くする加工のほか、水や汗に強く中紙が濡れないPP製の表紙が採用されていますので、アウトドアでの使用や汗かきな方の使用にも適しています。
まとめ
個人的な用途としては様々なイベントに足を運んでいますので、普段のメモはもちろんイベントシーンで活用してくれそうです。イベントの時って基本は最新ページを開きっぱなしにしていますが、メモる・製品を触る・メモる・触るの繰り返しなので途中でメモを閉じてしまうことも多々あるのです。
余談ですが6月26日からISOTが始まります。パッとメモは今年の日本文具大賞で優秀賞に受賞しまして、私の中でグランプリ候補の筆頭だと思っています。
私今回のISOTでは、このパッとメモとパワータンクの組み合わせでメモを取る予定。グランプリ発表の様子をグランプリ候補のメモ帳でメモるのも面白いですよね。
パワータンクはどんな角度でも筆記できるのでイベントのお供にちょうど良いのです。もちろん1.0mmの太字ですから殴り書き(高速筆記)にも適しています。
サッと取り出せてサッと未使用ページを開けて、素晴らしいメモ帳を開発してくれたデザインフィルに感謝です。