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素晴らしい色の変化が味わえるプラチナ万年筆 古典インク

古典インク

プラチナ万年筆から発売された6色の古典インクのうち、カシスブラックとシトラスブラックです。

この古典インクは以前から気になっていましたが、まだ使用しているインクが余っているので次のタイミングでと考えていましたが、私が保有している万年筆のインク(5本くらい)が全てなくなるという惨事が起きてしまいまして購入することになりました。

う〜ん、インクどこに行ってしまったのだろう。
無くなるということは考えづらいのでどこかにしまい込んでいるのでしょうね。。
そのうち見つかることを祈ります。

古典インクとは?

さて、今回古典インクという古めかしそうな名前が登場しました。この古典インクについて説明するとそれだけで記事が長くなってしまいますので要点だけ記載します。

茶葉等に含まれる植物由来の成分と鉄分を調合した水溶性のインク。
紙に浸透して定着する為、耐光性・耐水性に優れており、長期間の保存に適している。
書き始めは鮮やかな発色が、書き終える頃には黒く酸化していき他のインクでは味わえない独特の色合いが楽しめる。

※ボトルに記載されている説明が分かりやすかったので要約して引用してます。
※黒く酸化していくと言っても、真っ黒になるわけではないのでご安心を。

プラチナ万年筆からは今回、カシスブラック・フォレストブラック・シトラスブラック・カーキブラック・セピアブラック・ラベンダーブラックの計6カラーが発売されており値段は1つ2,000円です。

早速使ってみましたが、書き始めから時間の経過に対して色の変化がとても神秘的で通常のインクでは味わえない独特の素晴らしさを感じました。

変色のスピードが早く写真だけでは伝えづらい為、今回は動画もアップしてみましたのでぜひご覧ください。

色の変化

シトラスブラック

1つ目はシトラスブラック。今回、2本の古典インクを購入したのですが、1本はグリーン系が欲しいなと考えておりまして。

ただ、色彩雫で新緑(鮮やかな緑)を保有している(見つかれば)ので、色彩雫とは被らないグリーンが良いということでシトラスブラックをチョイスしました。

以下の動画がシトラスブラックの色変化です。

書き始めはかなり薄い黄緑色なのが、みるみるうちに黒がかった渋みのある緑に変化します。

初めて書いた時は色が薄すぎて驚きました。
何か必要な成分がボトルの下に沈殿しているのではと疑ってボトルを振ってみましたから。笑

購入後他のユーザーさんのレビューなどを探してみましたが、このシトラスブラックが一番変色が大きいみたいですね。

カシスブラック

続いてカシスブラックです。
この色は古典インクが発売された時から買おうと決めていたもの。

書き始めは鮮やかなカシス色が、時間とともに濃い赤紫に変色して陰影を作っていきます。

シトラスブラックもそうですが、この自然につく色の陰影がなんとも言えない素敵な風合いを感じさせます。

筆記後の状態を写真でも撮ってみました。

この後、数日・数ヶ月かけて時間とともに少しずつ色が変化していくようですね

耐水性に優れてる

もう一つ、古典インクの特徴として耐水性に優れているというものが挙げられますが、どの程度のものかも確かめてみました。耐水性に強いインクであれば、様々なシーンで安心です。

試してみました。


古典インク2色と、一般的なインク(今回はモンブランのロイヤルブルーと色彩雫の朝顔)が実験台。

筆記後1時間ほど経過していますので、完全にインクは乾いた状態です。


こちらに水をかけます。


水をかけた瞬間モンブランのロイヤルブルーはにじみ始めてインクが浮いてきました。
色彩雫も滲んでいますし、古典インクもにじみ始めています。あれ?古典インク、耐水性高いのではなかったのか?


水を拭き取りました。
古典インクは最初にじみが出て心配したもののしっかりと文字が残っていますね。


水をかける前とかけた後の写真を並べてみました。

時間の経過に対しての変化が気になったので、もう一度水をかけてみました。

今回は全体的に。


水をかけて12分放置。
これ以上変化が感じられませんでしたので水を拭き取りました。


古典インクの方は時間が経過してもしっかりと文字が残っているのと、文字のにじみが無いのが素晴らしいですね。

モンブランはほとんど文字が消えてしまい、色彩雫は文字は残っているものの全体的ににじんでしまっています。

尚、古典インクは文字はしっかりと残っているものの、元々のシトラス・カシスの色では無くなり黒に近い色に変化しています。これが黒く酸化したインクが紙に浸透して定着しているということなのかもしれませんね。


水をかける前と最終的な状態の写真です。

今回の実験で、古典インクは水をかけると色の変化があるものの、文字はしっかりと残るので耐水性に優れているということが確認出来ました。

まとめ

この古典インクをひとまとめに伝えることは難しいですが、とにかく楽しいインクで、ずっと書き続けていたくなるインクです。

モンブランや色彩雫など他のインクも素晴らしい色で表現をしてくれるインクですが、古典インクはこれまで保有していたインクとは全く違う表現力を持っています。昔のインクは全部こんな感じだったのかなぁ。

今回購入したのはシトラスブラックとカシスブラックの2つですが、他の色もぜひ試してみたいです。それと私は太めのニブの万年筆を保有していませんが、太いニブで使用したらまた違う表現が楽しめるのだろうなとも感じるインクでした。

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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