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万年筆の祭典「世界の万年筆祭(日本橋三越)」に行ってきました

3月13日まで開催されていた日本橋丸善での「世界の万年筆展」に続き、3月14日からは同じく日本橋三越にて「世界の万年筆祭」。
税金の支払いなど諭吉さんが諸々飛び立っていく時期なのに、、ここぞとばかりにかぶせてこられる・・・。


日本橋三越。この7階に3月14日(水)~19日(月)まで様々な誘惑が待ち構えています。

私の方は3月14日・15日の2日間、この万年筆祭にお邪魔し祭りの雰囲気を味ってまいりました。

万年筆祭でしか手に入らない限定品やら人口ルビーで作られた万年筆やら、展示された万年筆を眺めるだけでも楽しいですし、それでいて各社が様々なイベントを行われていますので、時間を忘れて楽しめます。

世界の万年筆祭レポ

今回の万年筆祭で一通りのブースは回ってきましたが、気になったブースをいくつかピックアップします。

KEMMAの人口ルビー万年筆

まずイベント会場に入ってすぐ右手に構えていた秋田研磨工業(KEMMA)の人口ルビー万年筆。
写真を拡大してください。

お値段なんと、2,700,000円ですよ。

世界の万年筆祭とはこんなに危険なものばかり並ぶ祭なのかと怯えていたところ、秋田研磨工業のスタッフさんが「よろしければ試筆してみませんか?」と軽くお声がけいただき、ホイホイと試筆ブースに陣取る自分がおりました。

試筆させて頂きました感触としては、インクの出始めに若干の癖を感じる。インクが出始めた後は安定したインクフロー。ペン先のたわみは一切なく安心してかけるガラスペンのような感覚でした。

この万年筆を製造する部品や人口ルビーなども展示されております。

人口ルビーでペン先を作られた万年筆、一番お値打ちなもので324,000円から。

笑暮屋


続いて目に止まったのが笑暮屋の万年筆。
笑暮屋は東京の下町、荒川区にある昭和27年に創業された会社で、現在では日本で唯一エボナイトを製造している会社でもあります。
エボナイトから作り出されるボディは、手すると他のものとは明らかに異なる感触があり(良い意味で)、触れば触るほど捕獲欲が湧いてきます。

その笑暮屋から今回のイベントのために10本用意されたのがこの軸。

「籠目(かごめ)」という名称で、若竹を模したエボナイト軸に、江戸文様の「籠目」をあしらった万年筆です。お値段は60,000円。

いくつか触らせて頂きましたが、籠目を手に取った感触が本当に心地よくこのままお願いしてしまおうと思いましたが、まだイベント会場に着いたばかり。ここは我慢です。

くれ竹


続いては、写真の鹿の角で作られた万年毛筆。

鹿の角をそのままボディにしていますので、全くもって違和感だらけですが、一度自分の手のベストポジションに収まるとすっごく持ちやすいのです。これ使ったら別の軸を触れなくなるだろうな〜と思えるほど。

このイベント用に4本+試筆用に1本用意されているようですが、1本1本の色・形の個体差も面白くこちらも購入直前まで行きました。

購入に至らなかった理由は、試筆用のものが自分の手に一番フィットし販売品があまりフィットしなかった為。
もう一つ、今は硬筆習字ですので毛筆を買う理由はあるのかと。
買わない理由を考える方が大変でした。
お値段は確か30,000円ほど。

セーラー万年筆


続いてセーラーのブースです。
セーラーさんもこのイベントに向けて万年筆を用意されていたようですが、写真の左に写っている赤色のプロフェッショナルギアスリムが気になります・・・。
こちら、2009年に発売して人気を博した三越オリジナル万年筆で、プロフェッショナルギアがスリムになって蘇ったとのこと。

その名は、プロフェッショナルギアスリム ベリー・ベリー万年筆。名前の由来は、「ベリー(Berry)・ベリー(Very)」。限定100本、16,800円。

ほ、欲しい・・・。

管理人は赤黒が好きなのです。

しかし我慢。

ステッドラープレミアム


次はステッドラープレミアムのブース。

私、ステッドラーのシャープペンは持っていますが、万年筆を使ったことはありません。
今回、試筆させていただく機会を得て、スチールペン・金ペンの両方を試筆させていただいたのですが、金ペンの筆記感最高に気持ちよかった。スチールペンも良かったですが、金ペンの書き味が圧倒的でここまで良いのであればしっかりお金を貯めて1本お迎えしても良いなと。

ちなみに試筆させていただいた金ペンはこちら。

「Princeps(プリンセプス)」というもので、プリンセプスはラテン語で「リーダー」を意味するもの。
リーダーとしての威厳とオーラ、しっかり放たれていましたよ!
お値段は、200,000円。

この後、ステッドラープレミアムのババリアという最高級の万年筆も拝ませていただきました。

クリップにはダイヤモンド入りで48本のみの限定生産。こちらを購入された方には写真右側の卓上インク入れをプレゼントいただけるとのこと。

お値段は2,000,000円。プレゼントいただけるインク入れのお値段は45,000円。

インク入れで金ペン2,3本買えてしまいますわ。

この辺りになると、気持は完全にお祭り気分。
お祭り行って夜店で綿菓子を買ってしまうように、万年筆をホイホイと購入してしまいそうな自分がおります。

なんとか心を落ち着けて、笑暮屋の筆枕とインク工房の123番を購入してきました。


筆枕はブログで筆記具を撮るときにあると便利ですのでずっと探していましたが、やっとお気に入りのものが見つかりました^^


このような写真が取れます。
良いですよね。

二日目

さて、これまで書いたのは初日の内容。
軸は我慢して帰ってきたものの、笑暮屋の籠目とセーラーのベリーベリーが忘れられず悶々としておりました。
翌日行ってまだ在庫があればご縁。その時はお迎えしようと決めて再度訪問。

まず笑暮屋さん。
籠目は売り切れ。

次、セーラーさん、
まだ在庫あり。

セーラープロフィットギアスリム ベリーベリー万年筆を確保。

同じくセーラーのブースでインクブレンダーの石丸さんのインク工房が開催されており、ベリーベリー万年筆の軸色と同じインクも作っていただきました。


こちらがインク工房のブース。


希望の色をお伝えすると石丸さんがインクを調合してくれます。

最終的に二日目お迎えしたものはこちら。


セーラープロフィットギアスリム ベリーベリー万年筆とインク工房で作っていただいたオリジナルインク。


インクの色は万年筆の軸と同じ色で、ベリーベリーインクと名付けてもらいました^^

以上、日本橋三越、世界の万年筆祭のレポでした。
祭のレポというより私の欲求レポになってしまいましたが・・・。

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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