2018年10月1日、パイロット社は創業100周年を迎えました。
まずはおめでとうございます!
現在この100周年を記念して様々なイベントが行われていますが、万年筆ファンがここ1年注目していたのが100周年記念万年筆の発表でした。先日記念万年筆が発表された時は度肝を抜かれましたね。
今回は、創業100周年記念万年筆と100周年記念プレゼント企画についてお話しします。
PILOT 創業100周年記念万年筆
創立百周年記念万年筆「七福神」
http://www.pilot.co.jp/100th_makie/jp/products/seven_gods.html
創立百周年記念万年筆「七福神」の詳細ページです。
七福神が描かれた7本の万年筆のセットと共に長寿を象徴とする「鶴と亀」を研出蒔絵で描いたペントレー、そして七福神それぞれのイメージに合わせた7色の限定インキのセットです。また専用箱は蒔絵と沈金で仕上げた特別仕様となっています。全てで25セットが用意され、日本では10セットが販売されるとのこと。
仕様はもちろん、500万円というお値段にも驚きました。
私には全く縁のない世界だな〜とインターネット上での情報のみ眺めていたのですが、この七福神、銀座伊東屋にて飾られており拝見することができました。実物は写真で見るよりもさらに豪華でしたね。万年筆も凄かったですけど、箱とかトレイなども際立っていました。すでに売約済みとなっておりいつお店からいなくなってしまうか分からない様ですが、少しの期間飾らせてもらえる様になったとのことです。
創立百周年記念万年筆「富士」「富士と明治丸」
発表されたのは七福神だけではなく、もう二つの限定万年筆が発売されました。上の写真の二つです。
http://www.pilot.co.jp/100th_makie/jp/products/fuji.html
富士
一つは蒔絵工芸作家集団 「國光會(こっこうかい)」会員の佐藤豊様が描かれた富士。富士はキャップには卵殻技法で雪化粧を表現した富士山を、軸には長寿の象徴と言われる松と山水が描かれています。軸材はエボナイトでペン先は50号18金【M(中字)のみ】という巨大ペン先が付いた蒔絵万年筆です。漆仕上げの専用の箱入りでお値段は100万円、限定100本の販売です。
富士と明治丸
富士と明治丸は、キャップには船出を見守る富士山を、軸には帆船「明治丸」を研出高蒔絵で描かれています。軸材は黄銅でペン先は18金10号ペン先、字幅はF(細字)・M(中字)・B(太字)の3種類となります。お値段は15万円、全世界限定800本が販売です。
そういえばパイロットの現行万年筆だと18金10号ニブは確か無かったハズです。
742などが10号サイズのニブになりますが14金ですので。10号というバランスのとれた大きさに18金、どんな書き味なのでしょうか。
富士・富士と明治丸に関してはカタログを頂きましたので、じっくりと楽しみたいと思います。
尚、富士の方はかなり大きめなサイズになるのだろうな〜と想像していますが、富士と明治丸のサイズ感はペン先のサイズと軸のバランスから見て大き過ぎず小さ過ぎずちょうど良さげなサイズになりそうですね。
下の写真は以前撮らせてもらった90周年モデル螺鈿・朱鷺(らでん・とき)です。
こちらも18金10号サイズのペン先で、今回の富士と明治丸のサイズと似た感じになるかとイメージしています。
90周年記念モデル素敵ですよね〜。個人的な好みだけ言わせてもらうと、90周年記念の螺鈿モデルの方がこのm。
できれば二つともお迎えして並べて飾りたい・・・。
創立100周年記念プレゼント企画
最後になりますが、現在PILOTでは、創立100周年を記念してプレゼント企画が行われています。
Webキャンペーンと店頭キャンペーンの2種類が行われており、店頭キャンペーンでの当選商品はなんとカスタムウルシです!
是非是非応募しちゃいましょう。
https://pilot100th-campaign.jp/