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【Lichtope】万年筆を購入と一緒に書き手に合わせてペン先を調整してくれるセレクトショップ

Lichtope

万年筆・インク・ステーショナリーのセレクトショップ「Lichtope(リヒトープ)」が2020年2月12日に誕生しました。

Lichtopeは、万年筆調整師である「たこ娘」さんが運営するお店で、ワーグナー会長の森さんが運営する万年筆談話室を改装し、談話室内にお店を出されたイメージ。

先日遊びに行ってきましたが、万年筆ファンであればとても楽しめる空間とサービスが受けられるお店でしたので紹介させていただきます。

Lichtope

まず、Lichtope(リヒトープ)がどんなサービスを提供しているショップかといいますと、「万年筆の調整」・「セレクトアイテムの販売」・「オリジナルアイテムの開発・販売」がメインで、他にもイベントの企画なども行っています。

万年筆の調整

まず万年筆の調整について。
一般的な段差直しやインクフローの調整、字幅の調整、調子の悪くなってしまった万年筆の修理をしてくれるのはもちろん、スタブ・鉈研ぎ・イタリックといった特殊な研ぎ出しもなどにも対応してくれます。

https://www.instagram.com/p/B9E7fyDDPav/?utm_source=ig_web_copy_link

一般的な段差直しやインクフローの調整であれば1,000円と気軽にお願いできる価格がありがたく、私のように万年筆を購入したらまず調整師さんに見てもらうというユーザーにとっては感謝しかありません。

また、万年筆あるあるの話ですが、カクノやプレピーなど1000円以下の万年筆の場合、万年筆本体の代金より調整代金の方が高くなってしまうという問題があります。

調整師さんも適正なお金をいただけないと商売にならないので仕方ないことなのですが、Lichtopeでは1000円以下の万年筆は500円で調整してくれます。

https://www.instagram.com/p/B88OL_YD5jU/?utm_source=ig_web_copy_link

500円でペン先調整って、してもらう側としては本当に有難いことなんですけど、する側としては思い切った判断。調整が1,2分で行えるのであればまだしも、Lichtopeでは「ここまで丁寧に調整してくれるの?」って思えるほど時間をかけて丁寧にペン先を仕上げていきます。

相手の書き方を確認して、ペン先の状態を見て、そこから調整して、ある程度調整したら筆記してもらって、また仕上げの調整して・・・と、一番心地よく書ける状態にまで時間をかけて仕上げていくので、こんなに丁寧に時間をかけて対応してくださる事で赤字になっちゃいませんかっ?って心配になってしまうのですが、

「万年筆本体より調整料の方がはるかに高い」
というパラドックスを解消したいためだけの、
調整師にとっても、ちょっぴり冒険のサービスです。

と、万年筆調整のあるあるに疑問を感じ、500円というお値段でサービス化してくださったというのは感謝しかありません。

書きづらいと感じている万年筆はもちろん、普通に筆記できる万年筆であっても、調整師の手を入れると驚くほど書き心地が変わりますので、調整とはどんなものかを確認する意味でもLichtopeのサービスを活用するのも良いかもしれませんね。

なおLichtopeでは万年筆の販売も行っていますが、Lichtopeで購入した万年筆はその場で調整をしてくれるので、当たり外れなく最高の書き心地の万年筆を持ち帰ることが出来ます。

セレクトショップとしてのLichtope

さて、リヒトープは万年筆調整だけでなく、厳選した万年筆関連商品の取り扱いも行っています。取り扱いブランドも商品にも店長のこだわりが感じられてついつい手を出したくなってしまいます。

2020年3月現在どんな商品を取り扱っているかいくつかピックアップします。

kawecoの万年筆


まず、LichtopeはKawecoのPro storeに認定されています。Pro storeは、日本ではまだ8店舗(ウェブストアを入れて9店舗)しかありませんが、Pro storeならお好みのペン先にその場で交換でるというサービスを受けられます。

一般的な文具屋さんで販売されているKawecoは基本的にはスチールペン先のものしか取り扱っていないのですが、実はKawecoのペン先ってたくさんの種類があるんですよ。

スチールペン先でも、ゴールドタイプ、シルバータイプ、そしてブラックタイプの3種類。14金のペン先タイプもあればカリグラフィータイプのペン先も存在します。また、字幅もEF、F、M、B、BBとありますので、自分好みのKaweco万年筆にその場でカスタマイズができるのです。

ちなみにKawecoの万年筆ってデザインがカッコ良いもの、可愛らしい物が多く、

https://www.instagram.com/p/B82imxTDa0b/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/p/B9SzIh1jZDB/?utm_source=ig_web_copy_link

集めたくなってしまいます^^

尚羽堂万年筆


続いては台湾の老舗万年筆メーカー「尚羽堂」制作の万年筆。様々な表情を持つ美しい樹脂を使ったグリップ部分とキャップ部分。胴軸部分は透明軸になっています。

実はこの万年筆、コンバーターでも利用できますし、アイドロッパー式で直接インクを入れて使うことも可能。

アイドロッパー式で直接同軸にインクを入れる場合は、たくさんのインクを入れられますし、残量をすぐ確認できます。

そして何よりも入れたインクがその万年筆のカラーになるので、入れるインクによって表情を楽しめるのが良いですね。

ペン先の羽のマークも素敵です。

ヌルリフィル

https://www.instagram.com/p/B853uHRDHsv/?utm_source=ig_web_copy_link

はい、みんな大好きヌルリフィルです。ヌルリフィルは選挙用紙やポスターなどで使われるユポ紙を万年筆でも書けるようにした用紙で、このヌルリフィルと万年筆との相性は抜群。ぬるぬる・ぬらぬらとした書き心地に病みつきになること間違いありません。

ちなみにヌルリフィルは万年筆で筆記できるものの乾きが遅いので日常使用には向きません。日々のメモリフィルとして使うのではなく、万年筆の書き味をしっかり堪能したいときに使う特別な存在として一つ持っておくのが良いかもしれませんね。

私も気づけば4冊目のリピーターになってます。

その他

他にも素敵なセレクト商品が販売されていますので、Lichtopeに行ってセレクトアイテムを楽しみましょう。

オリジナルアイテム


こちらはLichtopeオリジナル商品である万年筆用のインク、「Secret Garden」と「Hydrangea Tears」です。

Tono & Lims(以下、とのりむ)さんとのコラボにより作られたインクで、

生まれたての若木の緑
雨の潤いの中に彩る紫陽花の青紫

というコンセプト。

色の揺らぎを楽しめる透明感のある美しいインクに仕上がっていますね。

ちなみにとのりむインクはインクを混ぜ合わせることも可能で、こんな楽しみ方も。※動画再生時音が出ます。

オリジナル万年筆

https://www.instagram.com/p/B9oLHYBDD9b/?utm_source=ig_web_copy_link

こちらはLichtopeオリジナル限定万年筆。台湾「PENLUX社」とコラボして完成した万年筆で、完全数量限定50本。3月20日のPOP-UP STOREにて発売されるとのことです。

ちなみにペン先はフレックスニブ。フレックスニブの独特な柔らかさとしなりが気になりますね。

まとめ

普通の文具屋さん、一般的な万年筆調整では味わえない楽しい空間とサービスがLichtopeにはありました。

最高の書き味に仕上げてもらう万年筆調整と素敵なアイテムに満たされつつ、お話も楽しいので時間を忘れて楽しめるショップ。万年筆ファンならぜひ足を運んでみましょう。

今後もLichtopeならではのサービスや、セレクトアイテム・オリジナルアイテムがさらに充実されていくのかと思うと楽しみしかありません!

店舗情報

最後にLichtopeのお店の情報です。

ホームページ:https://www.mituo-lichtope.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/lichtope/
Twitter:https://twitter.com/lichtope
住所:東京都港区三田1-10-10 三田グリーンハイツ209 談話室内
最寄駅:麻布十番※4番出口から徒歩5分程度です。

営業日はホームページ内に記載されていますので、いく前にチェックしてください。

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よしぞー

よしぞー

万年筆、ボールペン等の筆記具沼・ゲーム沼・美容沼、そして革沼など複数の沼のほとりにて、物欲のままに暮らしてます。このブログは使用した物のレビューを中心に好きなことを気ままに書いてます。ご覧になられた方が一人でも多く沼に堕ちてくれたら嬉しいです。

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