本日7月5日〜7月7日までの期間、東京ビックサイトで開催されている第28回国際文具・紙製品展 ISOT に文具PRリポーターとしてお邪魔してきました。
文具系の大きなイベントにお邪魔するのは今回が初めてでしたが、とにかく文具好きにとってはたまらないイベントでした。
東京ビックサイトの大きなスペースの中で文具をずっと見ながら製造元さんとお話しできるわけですから、こんなに楽しいことはありません。私は朝9:30に到着し終わりの18時までずっといましたが、とにかくあっという間に時間のすぎてしまった1日でした。
本日訪問させていただいたブースはたくさんありすぎて、この記事で紹介しきれませんので今回は日本文具大賞について書きたいと思います。
今回の文具大賞に選ばれなかった製品でも素晴らしい製品はたくさんあり、ワクワクの連続でしたし、各製造元の文具製品に対しての熱い想いが伝わってきました。※本日見てきた製品は改めて一製品づつ記事にしてきます。
第26回日本文具大賞グランプリ製品
まず、今回の日本文具大賞には機能部門5つ、デザイン部門5つ、合計10製品が受賞されています。この受賞製品に関しては、先日ブログに書きましたので、下記をご覧ください。
この中でグランプリに選ばれた製品は、機能部門:カール事務器の「エクスシザース」と言うハサミ。デザイン部門はぷんぷく堂の「あなたの小道具箱(各4色)」でした。
まずはカール事務器さん、ぷんぷく堂さん本当におめでとうございます!
ぷんぷく堂さんのグランプリ発表時。
うんうん、嬉しいですよね!
大喜びされる櫻井さんを見ていて、私の方まで嬉しくなってしまいました^^
グランプリに選ばれた製品はこちらです。
カール事務器のエクスシザース
実際に切れ味を試してみましたが、切れ味も素晴らしいし持ちやすさも完璧。
これまでのハサミと比べて何が違うかと言うと、とにかく質の良い素材で質の良いハサミを追求していったもので、切れ味が他とは違う感じ。
機能部門でグランプリを受賞する製品は、新しい機能を追求された製品が受賞されるのかと思いましたが、ハサミが受賞されたのには驚きでした。
これまで普通に存在しているものを、よりしっかり作り上げることによってさらに良いものが生まれそれが評価されると言うことを改めて教えられた製品だと感じます。
尚、このエクスシーザスの発売は9月より。9月からは1部の文具店のみで取り扱い、全国的に販売されるのは2018年の1月ごろになるとの事です。
お値段は7,000円と少しお高めですが、ザクザクと切れる時の心地よさがこのハサミの付加価値です^^
カール事務器ウェブサイト:http://www.carl.co.jp/
ぷんぷく堂 あなたの小道具箱(各4色)
一見なんの変哲のなタダの箱ですが、硬質パルプ「パスコ」を使用しており、約50年は使えるといわれている丈夫で頑丈な素材で作られています。
なんの変哲もないありきたりな箱ように感じますが、実はこういうしっかりとした作りの箱ってこれまで存在していないようで、紙やプラスチックで作られた箱ばかりだったようです。
既に利用されている方からは「可愛い」・「大きさがちょうどいい」・「重みが心地いい」といった声が多いようです。
この箱のサイズを分かりやすく伝えると、こちらの写真が分かりやすいかと思います。
ちょうど測量野帳がすっぽりと収まるサイズ^^
ぷんぷく堂ウェブサイト:http://www.punpukudo.jp/
文具大賞は頑張った製造メーカーさんが報われる賞
尚、今回の文具大賞で私が感じたのが、この賞はブランド力とか世間の人気といったものではなく、各製造メーカーの努力が公平に評価される賞だと強く感じました。
今回グランプリを受賞したエクスシーザスはまだ発売されていない製品ですし、他の受賞製品を見てもまだ世に出ていない製品がいくつもあります。
この1年間で一番売れた製品とか戦略的に売り出そうとしている製品が受賞しているのであれば政治的な力の働くつまらないイベントなのかなと思ってしまいますが、受賞された製品のブースを回ってお話を聞いていると、とにかく良いものを作りたいという方達ばかりでしたので、このイベントは審査員が公平な目で評価されていることが伝わってきました。
そもそもカール事務器のエクスシーザスだって公式ウェブサイトに専用ページがまだ存在してませんしね。笑
以上、簡単ですがISOTの感想でした^^
その他見てきた製品に関しては、この後時間は掛かってしまうと思いますが、少しずつアップしてきます。