習字練習用のノート、私は最近A5サイズで薄め、罫線は横罫のノートを活用するようにしています。
少し前までは同じくA5サイズの厚めの横罫ノートを使用していました。A5サイズの理由は清書用紙の筆記欄のサイズに近い為で、厚めの理由はたくさん書けるから。横罫である理由は中心を意識する為ですね。
ノートの厚さは習字練習に邪魔
しかし厚めのノートで練習をしていると、どうしても最初・最後の方のページに練習するときは高さが生じてしまい的な段差に違和感を感じていたんですよね。
最近になって薄めのノートに変えてみたところ、段差が出来づらく、どちらのページにも書きやすいことに気づきました。
当たり前ですが厚めのノートと薄めのノートだとこれくらいの差は生じるんですよね。
厚めのノートは、アピカのC.D.NOTEBOOK。
1冊900円と少々お高めのノートですが、A.Silky 865 Premiumというアピカのオリジナル筆記用紙が使われており、ノート紙面を触るとツルツルしていて他のノート用紙との違いが分かります。
実際に筆記してみると信じられないほど滑らかな書き心地ですし万年筆で筆記しても裏抜けしませんので、贅沢ではありますが練習にはずっとこちらを使用していました。
本文枚数も96枚ありますのでこれ一冊でかなり長持ちします。
しかしページ数が多い分、分厚くなります。
薄めのノートを重ねてみると、薄いノート3冊分の厚み。
そういった理由で最近はC.D.NOTEBOOKは気軽に練習するときに使うノートに切り替えて、真剣に練習をするときは薄めのノートに変更しました。
そんな中で最近のお気に入りはこちら。
ミドリのノート、MD Notebook Light A5 横罫です。
MD Notebookも厚めのノートが有名ですが、このノートは本文枚数24枚、ページ数48ページの小分けしたノートが3冊入っているんです。
一般的なツバメノートで30枚・60ページ程度ありますので、24枚というと枚数的にかなり少なめ。その分薄いんです。
先ほどのC.D.Notebook・MDノートなど書き味を売りにしている高級ノートは綴じ枚数が多いものが多いですが、3冊に小分けされているというのは非常にありがたいですよね。
もちろんMDノートの書き味はお墨付きで、C.D.Notebookとは異なる筆記感ではありますが気持ちよく筆記できます。
ノートの使い方
さて、習字練習時のノートの使い方ですが、以前までは下のような書き方をしていました。
ノートを縦にして、横罫のラインを中央線に仕立てて練習するイメージです。
多分普通の使い方ですね。
ただ、この書き方だと、上のページ・下のページと書く位置によって体制がずれてしまうことから、以下のような書き方に変更しました。
ノートを逆さまにして筆記するページを必ず下に持ってくる方法です。
この書き方であれば、どこに書く際も体のずらしを最小限に抑えられます。
また、薄めのノートに変えたおかげで段差も意識しないですみ、とても快適に筆記練習が出来るようになりました。