パーカータイプのジェットストリーム芯が、正式に発売されました。
2018年2月に0.5mm芯と0.7mm芯が発売され、10月に0.38mmの極細芯も追加で発売となりました。
パーカータイプの替え芯だけでなく、ジェットストリームの高価格帯シリーズ【ジェットストリーム プライム】の新モデルで、初めての回転繰り出し式シングルタイプとなる【ジェットストリーム プライム 回転繰り出し式シングル】という名の本体と同時に発売。
ジェットストリームプライム本体とパーカータイプの替え芯、併せてご紹介したいと思います。
ジェットストリームプライム 回転繰り出し式シングル
こちらが今回発売されたジェットストリームプライム回転繰り出し式シングル。
まず、なんて長い名前でしょう。笑
プライムに関しては限定版であるノーブルネイビーを持っていますので一緒に並べてみます。ノーブルネイビーは3色の多機能タイプ、今回のプライムはシングルタイプですので比較対象にはなりませんが、同じシリーズが揃うと並べたくなります。
ノーブルネイビーも個人的に色合いが好きだったんですよね。カッコ良いです。
さて、今回発売されたプライムには、これまでのプライムの特徴であった石が無くなっています。
ノーブルネイビーに付いているクリップの上部にある。宝石のような飾り。これが無くなりました。
ノーブルネイビーの場合はボディの雰囲気と統一されていますので違和感なかったのですが、他のプライムは違和感のあるものも多かったのです。ピンクと水色の飾りに違和感を感じた人は私だけではないはず。
外したのは不評が多かったからでしょうか。無くなって良かったと思います。(本音)
ボディは細身でシンプルに纏まっており、派手さはありませんがビジネスシーンにマッチする印象があります。
ペン先とボディのつなぎの部分のみ黒い別の素材が使われており、最初見たとき滑り止めの機能が果たせるのかなと思いましたが、ラバーとかそういったものではなく少しザラつきのある素材でした。
重量は重めで、持っていてズシッと来ます。
ボディカラーはブラック・パールホワイト、ダークネイビー・ベビーピンクの4色が発売され、私はダークネイビーを購入しました。
ちなみに0.5mm芯と0.7mm芯のモデルが発売されたのですが、ボディカラーによって最初に入っている芯径が異なります。
0.5mm:ダークネイビー・ベビーピンク
が購入時に挿さっている芯になりますので、ボディカラーはダークネイビーが良いけどリフィルは0.7mmが良いという方は、別で替え芯を購入する必要がありますね。
手前が0.7mm芯で奥が今回購入したプライムに挿さっていた0.5mm芯。
私は前回のテスト販売のときに写真の0.7mmを捕獲していますので、迷わずに0.5mmが入ったダークネイビーをチョイスしました。
個人的にはダークレッド系のボディが有ればなお良しだったのですが、赤系のボディが発売されなかったのは残念。
ちなみにダークネイビー、ベビーピンク、パールホワイトは光沢のあるボディですが、ブラックはマット感のある質感でした。
プライム初の回転繰り出し式
これまでのプライムシリーズはノック式による芯出しでしたが、今回のプライムはボディ部分を持ってクリップ部分を回すことにより芯を出す回転繰り出し式になっています。
回す感触としては少し重めの感触で、もちろん回転時に音は出ません。ノック式と比べると芯を出すときに両手を使うというワンクッションは必要ですが、ビジネスでの打ち合わせ時に気を使わなくてすみますし、この動作がこれから書くという気持ちに切り替えるスイッチにもなるように感じますね。
価格帯について
さて、プライムはジェットストリームシリーズの中で高級モデルにあたる位置づけですが値段は3000円です。国産のボールペンで3000円というと比較的高めですが、素材の質感やデザインを見ると海外ブランドの同じようなデザインのものと比較して割安感は高いです。
デザインの好みは当然ありますが、例えば文具屋に行って、シェーファーやクロス・ウォーターマンのブースにこのプライムが5〜7000円程度で置かれていたら、一度は手にとって検討をするのではないかと思います。
パーカータイプの新リフィル
さて、今回の一番の注目である、パーカータイプリフィルについて。最初にプライム本体のお話をしましたが、多くの方はプライム本体よりもこの替え芯が気になっているのではないでしょうか。
公式サイトにはパーカータイプとは記載されておらず、以下のように記載されています。
■金属製で国際規格に準拠した新リフィルを搭載
『ジェットストリーム プライム 回転繰り出し式シングル』では、『ジェットストリーム プライム』シリーズで初めて、金属製で国際規格に準拠した新リフィルを搭載しています。ボール径は0.5mm、0.7mmの2種類を発売いたします。※三菱鉛筆製品以外でのご使用については、品質の保証は致しかねます。ご了承ください。
引用元:https://www.mpuni.co.jp/news/pressrelease/detail/20180201103456.html
「金属製で国際規格に準拠した」となっていますが、国際規格というのが分かりやすい言葉でパーカータイプを指します。正式には【G2型】が正しいかな。
一応パーカータイプのリフィルと並べてみましたがサイズも仕様も同じ。
さて、このパーカータイプのリフィルがなぜ注目されているかというと、パーカータイプ(G2型)のリフィルは多くの筆記具ブランドが採用しておりますので、各ブランドが発売しているボールペン軸でジェットストリームが使えるということになります。
そう、アウロラ、ファーバーカステルなどおしゃれでかっこいいボールペン軸にジェットストリームが挿さるわけです。
こちら私の保有しているパーカータイプのリフィルですが、これらのブランドのボールペン軸でジェットストリームの書き味を味わえるという事。
一応パーカーのジョッターにリフィルを挿してみましたが、問題なく使えることが確認できました。「三菱鉛筆製品以外でのご使用については、品質の保証は致しかねます」との事ですので、別のボールペンで使用する際は、自己責任でお願いします^^
ジェットストリームの書き味は最高に気に入っているけど、軸のデザインや質感が好きになれない。そんな方々は多く、今回のパーカータイプリフィルの発売でそんな問題が一気に解消されるわけです。
私はよくプレゼントでボールペンを贈る事があります。その時に悩むのが書き味の問題。デザインはプレゼントを贈る方のイメージに合うんだけど書き味がな〜という事が多くありましたが、これからはデザイン重視でボールペン軸を選び、リフィルはジェットストリームを挿して贈る、そんなこともできるようになる訳ですね。
ありがたいです。
2018年10月14日追記:0.38mm芯の発売と新カラーのボディも登場
発売当初から人気のパーカータイプのジェットストリームリフィルに2018年10月、待望の0.38mm芯も加わるとの発表がありました。合わせてジェットストリームプライム回転繰り出し式シングルに「ブライトブルー」、「ダークボルドー」、2つの新色が登場するとのこと。
https://www.mpuni.co.jp/news/pressrelease/detail/20180914134230.html
正式な発売は2018年10月17日。
こちらも楽しみですね。
3 件のコメント
⓵“赤系のボディが発売されなかったのは残念”は、同感です。半年後に、数量限定版で発売されることを期待します。
⓶本体価格3,000円は良いのですが、リフィルが高過ぎると思います。「SXR-200-07」の3倍ですよね。。
井口さん、コメントありがとうございます。
私はダーク系の赤が好きですので、是非限定でも発売されると嬉しいです!
リフィルの値段は世界各ブランドの価格を意識されてらっしゃるのかもしれませんね。各有名ブランドのパーカータイプ替え芯が1000円程度しますので。それと容量でしょうか。ショートタイプと比べて3倍以上入ってればお買い得感もありますね^^