昨日開催された手帳収穫祭に参加してきました。
手帳収穫祭は日本手帖の会が主催するイベント。今回の収穫祭では先日行われた手帳総選挙の結果発表や、複数メーカーさんの登壇、手帳ビンゴ大会、そしてゆるい雑談タイムなど楽しい時間を過ごさせていただきました。
こちらが手帳総選挙(「手帳100冊!書き比べ総選挙!」)にお伺いした際に書いた記事。
収穫祭が終わった後は懇親会(忘年会)もあり、私は図々しくも最後まで居座らせて頂きました。
今回は本イベントのメインイベントである手帳総選挙の結果についてお伝えします。
手帳総選挙結果発表
手帳総選挙は、東京、神戸、そして私が参加した横浜の3地域で行われており、それぞれの地域ごとのランキング、そして総まとめにした総合ランキングがあります。
東京会場
神戸会場
横浜会場
各地域見事に結果が分かれていますが、やっぱりジブン手帳が強かったですね。
東京で1位、横浜で5位、神戸で4位とどの地域でも上位に食い込んでいます。
NOLTY能率手帳ゴールドは流石というところでしょうか。
改めて結果を眺めてみると、3会場全てで10位以内に食い込んでいる手帳はジブン手帳と能率手帳ゴールド、そしてTAKE a NOTEという新しい手帳でした。
ほぼ日手帳シリーズも全会場でTOP10に食い込んでいると思ってましたが予想外でした。
総合ランキング
それでは総合ランキング。
第1位に輝いたのは「ジブン手帳」。第2位は「trystrams yraid 週間レフト」。
ジブン手帳もtrystrams yraid 週間レフトもコクヨから発売されている手帳(trystrams yraid(トライストラムスはコクヨのデザイン文具ブランド))。コクヨ勢強すぎ。
第3位には「TAKE a NOTE」という新しい手帳が入ってきました。
ジブン手帳
あまりにも有名なので説明は必要ないかもしれませんが、改めてジブン手帳を簡単に説明すると、TVチャンピオン第二回文具通選手権の準優勝者でもあり、大手広告代理店のクリエーター佐久間英彰氏が独自で開発したオリジナル手帳。
「一年で終わり」ではなく「一生つかえる」手帳をコンセプトに、手帳に書かれるすべての情報を整理・整頓し直し、それぞれに適した置き場所を再設計。今までにない発想のライフログ手帳を実現しています。
ダイアリー、ライフ、アイデアの3冊構成になっており、ダイアリーが通常のスケジュール、ライフでは人生におけるやりたいこと、ジブン年表、家系図など他にはないコンテンツが多く盛り込まれています。アイデアはグリット型のノートで自由に書き込むことのできる冊子です。
私自身もジブン手帳を使っていた時期がありますが、とにかく週間バーチカルの構成・スペースが秀逸で非常に使い勝手が良いです。
色々あってシステム手帳に乗り換えましたが、スケジュールページのフォーマットはジブン手帳のバーチカルに近いリフィルを探し続ける旅が今でも続いているくらいです。
ライフに関してはどこかで書こうと思っていましたが結局何も書かずじまいで終わってしまいましたが、ダイアリーだけの利用でも素晴らしい手帳に仕上がっています。
trystrams yraid 週間レフト
trystrams yraidは見開きでコピー用紙A4大になるA5サイズの手帳でスケジュールに特化したページ構成になっています。注目すべきは見開きで、左ページが「週間レフト」右ページが「週間ブロック」という構成になっていること。
見開きで2つの週間スケジュール枠がありますので、「レフトはスケジュール、ブロックはその日のメモ」として使い分けたり、「レフトは仕事・ブロックはプライベート」などアイデア次第で様々な使い方が可能です。
TEKE a NOTE
3位に輝いたTEKE a NOTE の手帳開発者は日本在住の台湾の方です。
誕生したばかりなので、まだこの手帳を知っている方は少ないのでは。
TEKE a NOTE を開発した方はフォトグラファーを営む方で、フォトグラファーの仕事は緻密なスケジュールの中で動くため、自身が使い易い手帳を目指して開発されたのだとか。
手帳の構成は「月間ブロック」と「週間(バーチカルタイプ)」ですが、週間バーチカルは2日で1ページという筆記できる枠を大きめに取ったタイプ。見開きで4日間、1週間を計8ページで構成しています。
1日1ページは広すぎるけど、見開きで1週間は狭すぎる、そして時間管理はバーチカルが良い!という方には絶妙なバランスの手帳だと感じます。
時間軸に対してのスペースが広いので、細かな事まで書き込むことができますね。
https://twitter.com/Take_a_Note_
4位〜10位
4位〜10位の手帳は以下の通りとなりました。
4位:NOLTY 能率手帳ゴールド
5位:NOLTY スコラライト
6位:ほぼ日手帳 weeks
7位:ブラウニー手帳
8位:逆算手帳
9位:月間ブロック+4プランリスト
10位:kleid String-tie diary Weekly
10位:NOLTY Listy1
4位〜10位の中で一つ面白いな〜と感じたのが、9位にランクインした「月間ブロック+4プランリスト」
この手帳はレイメイ藤井が発売する手帳で、左ページが月間ブロック、右ページは4つのプランの進行を一覧で見ることができる縦型タイプの月間予定欄(ガントチャートが正しいのかな)という構成。
仕事で使うときは複数のプロジェクトを管理できますし、家族のスケジュールを別々に書き込んで管理をするなど様々な使い方が実現できそうです。
まだ2018年の手帳を決めかねている方、ぜひ順位を含め参考にしていただければ幸いです^^
なお、手帳総選挙にて私が投票した手帳3つ「クオバディス エグゼクティブノート」「マンダラ手帳」「わたしの手帳」は全てランクインできませんでした。
2 件のコメント
なかなか興味深いランキングですね。
手帳はスケジュールを書くのではなく、日々の記録で使う派なので、ほぼ日を選びますが(トモエリバーも毎年出る手帳カバーも楽しみ)、じぶん手帳はよく聞きますね。今度見てみようかな。多分手に取った事もありそうな気がしますがピンと来なかったのかなぁ。
ほぼ日手帳は独自路線だから好き嫌い分かれそうですし、「あんなの手帳じゃない」なんて、こうしたランキングからは完全に除外の方も多いでしょうね。特にビジネスマンや男性の眼中には無さそうな気がします(涙)
はい今年は新しい手帳が上位に上がってきているのが目立ちましたね。
一つ一つの手帳がよーく考えられていると感じましたし、個性が出てきているようにも思いました。
ほぼ日は1日1ページタイプの方が人気があるのかと思っていましたが、思いの外weeksの方が人気が高く驚きました。手帳をスケジュールと割り切っている方も多いのかもしれませんね。
ジブン手帳はノート機能が少ないのを許容できれば最高の綴じ手帳だと思います!