万年筆愛好家なら絶対使っていただきたい。ユポで開発されたヌルリフィルが凄い!

ヌルリフィル

万年筆は万年筆本体の書き心地や様々なインクの色合いを楽しめることが大きな醍醐味。でももう一つ忘れてはいけない大切な醍醐味が、実際に万年筆で筆記する用紙です。

一般的に万年筆に適した用紙と言われるのは裏抜けしない用紙であることが前提となり、あとは用途によって手帳なら薄いトモエリバーとか、ノートであればフールス紙が良いとか。そして書き心地にこだわったライフライティングペーパーとかバンクペーパーなど様々な用紙が登場してくる訳です。

私の場合、現在ではシステム手帳をメインで利用しておりノート機能もシステム手帳に集約していますので、用紙が薄くてとにかくたくさんの枚数を手帳に挟めるトモエリバーをメインで使用しています。

トモエリバーだと一般的な用紙と比べて30〜50%増しで枚数入れられるのが有難いです。ほぼ日手帳やジブン手帳で使われている用紙でもありますので、ご存知の方も多いのでは。

Davinciのトモエリバーで作られた薄くてかさばらないシステム手帳用のリフィル。値段も100枚で320円前後とお手頃で使い勝手が良いです。

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万年筆での筆記にこだわり抜いた用紙【ヌルリフィル】

さて、用紙にもそれぞれの特徴がありそれぞれ書き心地が異なってきます。

こちらは私のシステム手帳ですが、万年筆に合いそうな用紙をいくつか並べて気分に応じて書き心地を楽しんでおります。

上からフールス、グラフィーロ、コンケラーレイド、コンケラーウーブ、トモエリバー、ライティングペーパー、そして一番下がヌルリフィル(ユポペーパー)で構成されており、それぞれの用紙によって滑りやすいぬらぬらとした書き心地であったり、レイドが入っていてざらつきを感じながら筆記できたりと、全く書き心地が異なってきます。

※全てがシステム手帳のリフィルとして販売されている訳ではありませんので、販売されていない種類の用紙は、用紙だけを購入して手帳用リフィルとして自作しています。ここまで来てしまうと、沼に落ちていると言われても仕方ないレベルですね。苦笑

さて、今回紹介するのが一番下に構成されているヌルリフィル。

ヌルリフィル

先日の手帳夏祭りで購入したユポで作られた万年筆用の用紙です。

手帳夏祭りで初めて試筆させていただいた瞬間に他の用紙とは圧倒的な違いを実感し(ぬるぬる感がずば抜けている)、そのままお持ち帰りをしてきました。

これまではぬるぬる系の用紙ではグラフィーロが私の中の基準でしたが、その基準がサクッと入れ替わり、私にとってヌルリフィルがぬるぬる系のディファクトスタンダード的存在になっています。

クロスコンコルドエンペラーと長刀

こちらヌルリフィルで試筆させてもらった時の写真。
一緒に試筆させていただいたクロスコンコルドエンペラーにも心を奪われてしまった訳ですが。苦笑

書き心地について

ヌルリフィルの書き心地を言葉で説明するのは表現のボキャブラリのない私にはとても難しい事なのですが、まずペン先を用紙に当てた時にピトっと用紙にペン先が吸い付くようなしっとりとした感覚を覚えます。

その上で筆記感はぬるぬるというより、つるつるという表現が近いと思うのですが、つるつるしすぎて滑りすぎるのではなく、上に記載したペン先が吸い付くような感覚とが丁度良くバランスが取れて気持ちの良い筆記感に繋がっているように感じます。

ここで一つ面白いのが、一般的に万年筆本体の筆記性能によってぬるぬるな筆記感になったりカリカリとした筆記感になる訳で、金ペンで更には太めのニブの方がペン先が柔らかくヌルヌル感を味わえるのですが、このユポペーパーを使用したヌルリフィルでは、カリカリとしたスチールニブでもヌルヌルとした筆記感に変貌するということ。

私自身、いくつかの万年筆を持っておりそれぞれ違う色のインクが入っていますので、インクの発色を試した時に気づいたのですが、スチールニブを使用して他の用紙に筆記した感触とヌルリフィルで筆記した感触は明らかに異なります。

もちろん元々からヌルヌルとした書き心地の万年筆であれば、ずば抜けたヌルヌル感を味わえますので是非この筆記感を味わっていただきたいです。

そもそもユポって?

さて、何度かキーワードで登場したユポについて簡単に説明します。

ユポというのは、株式会社ユポ・コーポレーションがもつ登録商標で同社の製品名でもあります。

一般的な用紙とは異なりポリプロピレンで作られた用紙で耐水性や強度に優れており、用途としては選挙の投票用紙やポスター、シャンプーなどのラベルに使用されています。

鉛筆や油性ペンでの書き味は一般的な用紙と遜色無いものの、耐水性に優れている=吸水性に欠けるため、インクを紙に吸わせるタイプの水性ペンや万年筆には適さないと言われていました。

万年筆には適さないと言われるユポ紙を万年筆専用紙に生まれ変わらせたのが、もともと印刷業界で勤務しており万年筆の愛好家でもある聿竹年萬さん。

聿竹年萬さんのTwitter:https://twitter.com/ItsutakeDemboku

当然万年筆愛好家である以上、用紙にもこだわられている方。

そんな聿竹さんが、「ユポに万年筆を使いたい!」という純粋な想いから、企画開発を経て誕生したペーパーであるとの事です。

元々は吸水性の無い紙をベースに開発された用紙であるため、万年筆での筆記後の乾きは他の用紙と比較すると遅いのも事実です。

でもね、ヌルリフィルにそんな乾きのスピードを求めるものではありません。

とにかく万年筆で最高に気持ちよく筆記するための用紙。それがヌルリフィルなのです。

ヌルリフィルに会えるペルサルーンオフ会開催

さて、今年の9月2日、きっとヌルリフィルにお会いすることが出来るだろう、聿竹さんの主催するペンサルーンのオフ会が開催されます。

今回のオフ会のコンセプトは静のオフ会と言うことで「SNSで映える!お洒落な写真術(文房具編)」を専門家によってレクチャーもいただける企画も用意されているとのこと。

私自身も今回参加させていただきますが、写真の撮り方(カメラの使い方)は一通り理解していても構図や光源を考えながらお洒落に撮るのは本当に苦手です。苦

今回のオフ会でそんなお洒落に文具撮影するワザを盗んで来たいと思います。

※今回のレクチャーは、スマホやコンデジでの撮影を想定されているとのことですので、一眼レフ持ってなくても大丈夫ですよ。

ヌルリフィルはもちろん撮影術に興味の湧いた方、ぜひ一緒にオフ会に参加しましょう^^

オフ会の詳細はこちら。
http://blog.livedoor.jp/pen_saloon/archives/1066732967.html

オフ会参加にあたっての注意事項

オフ会に参加するにあたって1つご注意いただきたい点があるので記載しておきます。
オフ会の主催者である聿竹さんは、相手を万年筆と紙の沼に落とし込む術と道具を保有されている方。オフ会に参加することで素晴らしい気付きを与えてくれること間違いありませんが、その一方でとんでもないドロ沼に落とし込まれることも覚悟願います。※決して怖い方ではありません。

ヌルリフィルの購入方法

ヌルリフィル

最後に今回紹介したヌルリフィルの購入方法について。
ヌルリフィルを取り扱っている店舗は少なく、表参道と浜松にあるブングボックスのみとなります。
http://bung-box.com/

その他の販売方法はイベントで販売されているものの私もよく分かってませんので、聿竹さんに直接お問い合わせ下さい^ ^

以上、ユポペーパーで作られた万年筆専用の用紙「ヌルリフィル」についてでした。

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コメント

  1. ともこ より:

    こんばんは!

    ニトムズボールペンの件はありがとうございました^^
    「滑らかさだけだと、アクロインキやジェットストリームの方が軍配があがる」もうこれで私の中でクリアになりました!
    ありがとうございました^^

    ユポ!
    これは私もたまらなく好きです。
    もちろん鉛筆でしか書いたことが無いですけれど。
    私も、筆記具好きのためかとても紙にこだわるので、日めくりカレンダーの紙と、トモエリバーの紙をそれぞれA4サイズで買った事があります。500枚も。
    しかし高いんですよね(当然か)。貧乏性なので、それぞれ20枚程度使っただけで放置して、普段使いのリーガルパッドに戻っちゃいました(苦笑)
    でもこうして見ているとユポ、欲しいなあ。
    ちなみに私は絶対に万年筆には手を出さないようにしています。
    私の浪費具合からすると、そっちまで手を出すと「ご利用は計画的に」の貸金業にも手を出してしまうと思えます(冷や汗)
    本当にすごいですよね。万年筆マニアさんたちは。ン百万円とかになりますから。

  2. Stationery Life より:

    ともこさん、こんばんは!
    ぜひ、万年筆に手を出しましょうよ!笑
    あ、でも確かにTwitterでフォロアーさんの動きを見ていますと、大変なことになっていますよね^^;
    おっしゃる通り計画的なご利用が必要になっちゃうかもしれませんね笑
    ちなみに僕の場合は、カメラでン百万円になりました。。苦笑

    しかし500枚単位は中々のものですね〜。
    でもまあ自分も数えると、トモエリバーは日常の必要生活品なので何百枚と購入しているかもしれませんね^^;