続いて今回紹介する4色ボールペンは、前回ご紹介したクリップオンマルチ1000の上位モデルであるクリップオンマルチ2000です。
値段は定価2000円と高価になりますが、1000円クラスのペンと比べると質感が大きく変わってきて、ビジネス用途でもしっかり使えるデザインになっています。
クリップオンマルチ2000
定価:2000円
カラー:黒、赤、青、銀の4色
芯径:0.7mm(ボールペン)、0.5mm(シャープペン)
インクカラー:黒・赤・青・緑 + シャープペン
インク:油性インク
サイズ:軸径13.3×全長149.5mm
重量:21.0g
上軸は樹脂塗装、下軸は真鍮塗装仕様、クリップはクロムメッキ仕上げ。
しっかりとした重厚感とこのクラスらしい高級感が漂っています。
保有している2000は黒ですが、ちょっとグレーがかった黒になります。
クリップオンマルチ2000のデザインについて
クリップオンマルチ2000は一般的な4色ボールペンと比較すると一回り細い作りになっていますね。細身にしてくれたことは本当にありがたいです。仕方ないんですけど4色ボールペンは全般的に太すぎるんですよね^^;
ちなみにクリップオンマルチ1000とサイズ的な比較すると、
クリップオンマルチ2000:軸径13.3×全長149.5mm、21.0g
となりますので、太さで0.7mm違うことになります。
0.7mmはかなり大きいです。
また、重量も3.2g軽くなっていますね。
こちらがクリップオンマルチ2000のグリップ部分です。
1000がラバーグリップであるのに対して、2000では真鍮の仕上げになっています。
ラバーグリップの方が滑りにくいのではというイメージはあると思いますが、この真鍮グリップで滑るという感覚はありません。
等間隔であるへっこみも滑り止めの要素となっているのかもしれません。
こちらが上のノック部分。
1000が写真上、2000が写真下となりますが、色の切り替えスイッチ部分のデザインが1000と2000で大きく違います。1000は、ここが赤!ここが青!とスイッチ自体に色が付いていましたが、2000はアクセント程度に丸く色づけされています。
ここが高級感が醸し出されているポイントにもなっているのでしょうね。
クリップオンマルチ2000も消しゴム付き。2000は、グレーの消しゴムが付いています。
手帳にも落ち着いたスタイルで馴染みますので、ビジネス用途でしっかり使えます。
クリップオンマルチ2000の書き心地
2000の書き心地は1000と変わりません。
従来の油性インクでありながら、何の不満も感じさずに書き続けられるインクフローは本当に素晴らしいです。
また、軸が細くなった分、手にしっくり馴染んで書けるように感じます。
最初4色ボールペンを使った時、ジェットストリームでもドクターグリップでもこれは軸が太くて書きづらいな〜と感じましたが、2000レベルの太さであれば許容範囲ですね。
まとめ
クリップオンマルチ2000は、定価2000円とこれまで紹介してきたペンと比較してワンランク上の価格帯の4色ボールペンとなります。
ただ、高いなりの良さはしっかり担保されており、デザイン、グリップした時のバランス、書きやすさなどを考慮すると2000を選んでも間違いはないと思います。
さらに上のランクでクリップオンマルチ3000という種類がありますので、予算が許す方は2000,3000なども検討の余地に入れてみては如何でしょうか。
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