第29回国際文具・紙製品展(通称:ISOT)にて日本文具大賞2018グランプリ受賞製品の発表がありました。
私は昨年に続き文具PRサポーターという立ち位置で参加させていただき、グランプリ受賞製品の発表に立ち会うことができました。
今回も素晴らしい機能、デザインを持った製品が多く優秀賞を受賞しており、どの製品がグランプリを受賞するかは見当もつきませんでした。(推しの文具はありましたが外れました)
それではグランプリ受賞製品を紹介致します。
第27回日本文具大賞グランプリ製品
今回の日本文具大賞には機能部門5つ、デザイン部門5つ、合計10製品が受賞されています。この受賞製品に関しては、先日ブログに書きましたので、下記をご覧ください。
この中でグランプリに選ばれた製品は、
- 機能部門:オルファ株式会社の新製品「キッター」というカッター。
- デザイン部門はK-DESIGN WORKSより発売されている「フレックスノート」
でした。
オルファさん、K-DESIGN WORKSさん本当におめでとうございます!
機能部門グランプリ:キッター
キッターは子供でも安全に使うことのできるカッターで、細部にわたって安全への配慮がなされています。
具体的には、カッターの刃がプラスチックで覆われた作りになっており、刃物による怪我を防いでくれる優れもの。
もちろん切る部分の刃は少しだけ出てしまうので100%怪我をしないかというと別ですが、従来品のカッターと比較して圧倒的に安全であることは間違いありません。
製品についての概要は下記に記載していますのであわせてご覧ください。
デザイン部門グランプリ:フレックスノート
K-DESIGN WORKSから発売されたフレックスノートは、ノート用紙を自由に差し替えができるタイプのノート。
3種類のサイズのフレックスノートが発売されていますが、一番大きなフレックスノートには別のサイズの用紙もバランスよく脱着することが可能になっており、自由度の高い事が特徴です。
性能面としてはシステム手帳のような要素が近く、とりあえず書く・リフィルの順番を整理する・捨てるといった作業が1枚1枚の用紙単位で行うことが可能で使い勝手が良いです。
私も一冊保有しておりますが、万年筆での筆記にも耐えられる用紙を使用しており裏抜けもありません。
K-DESING WORKS Founder の榎本さんと会話したところ、使われている紙はすべて森林認証紙で環境や地域に配慮された木材が使われている為、紙の選定の際に選べる範囲は狭まったがその中でも最高の用紙を選べたとのことでした。
現在発売されているフレックスノートを軸に様々な展開を考えられているとのことで、今後が楽しみなノートでもあります。
グランプリは逃したが素晴らしかった製品たち
今回グランプリに受賞したのは、上記のキッターとフレックスノートでしたが、他の受賞製品も話を聞けば聞くほど素晴らしいものばかりでした。
エアかるはクリップの使い心地を大幅に改良された画期的な製品ですし、himekuriのこだわりは素晴らしいものがあります。また、CLIPについては昨日のISOTで初めて拝見しましたが、これだけ優れた商品が世に出ないのはもったいないと感じてしまうほど。アイデアも素晴らしいし職人による精巧な作りが最高。
これらの製品についても説明を受けて来ましたので、別途紹介したいと思います。
以上、第27回日本文具大賞2018グランプリ受賞製品の紹介でした。
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