いよいよ手帳シーズンが始まりました。
NOLTY、ほぼ日手帳、ジブン手帳など人気の手帳をはじめ様々な手帳がどこの文具屋さんでも店頭に並び始めましたね。システム手帳に関しても新しいスケジュールリフィルが発売され、今年使っていたスケジュールリフィルの来年度版も発売されたことが確認でき個人的にホッとしています。
すでに来年の手帳が決まっている方もいらっしゃれば、今年はこうだったから2018年はこうしたい。これが実現できる手帳は無いだろうかと新しい手帳探しの旅に出発される方もきっと多いのでは。
また、2017年は手帳の活用が上手くできず来年こそはと思いつつ、他の手帳ユーザーの実際の使い方を参考にしたいなんて方もいらっしゃいますよね。
私の方はというと、これまでクラウド上のグループウェアでのスケジュール管理が中心だった状況から、グループウェアとアナログな手帳での併用が上手く出来た満足の一年でした。仕事をする場所が複数になったことやパソコンの前で仕事が出来ない状況がこの一年増えたのですが、そう言った場合も含めアナログな手帳が大活躍してくれました。
まだ9月ですが、手帳については大満足な1年になったと思います。
ただ、今年はスケジュール・Todo・メモとしての手帳活用がベースだったので、来年はもっと深い手帳活用を模索しています。
さてそんな手帳シーズンが始まった最中、手帳検討ユーザーにありがたい1冊が発売されましたので紹介いたします。
手帳事典2018
手帳事典2018は、2015年に発売し好評だった「手帳事典」の第二弾。
関西手帳研究会(てちょけん)が推薦する手帳好き63人の愛用している63冊の手帳を集め、それぞれの使用実例集を紹介した、手帳の使い方やアイデアが満載の一冊です。
一般的な手帳紹介本は、それぞれの手帳の中の構成を紹介することがベースで、実際の使用例を深く取り上げている事は少ないと思いますが、本書は実例がベースになっていますので、手帳を選ぶ際にこう使えるなというイメージを持つことができますし、自身が選ぶ手帳以外の手帳であっても様々なユーザーさんの使い方で良いところをパクることが(言葉汚い)できます。
良いと感じたこと
手帳事典を読んでみて素晴らしいと感じたことは、より現実的な実例が掲載されているということ。派手では無いけど、この使い方は便利。あ、これは僕も取り入れよう!みたいな。そう言ったアイデアが、すっごく細かい部分で掲載されているのが大きなポイントですね。
それが、63冊分の手帳種類やフォーマット(マンスリーやウィークリー、デイリーなど)によって分別されており、実際の利用ユーザーのプロフィールや人物像も一緒に掲載されてますので、よりリアルな使い方がイメージできるのではと感じました。
本書に実例として掲載されているユーザーさんの中には、私もTwitterで繋がっている方が何名かいらっしゃり、繋がっている方々は手帳に関してしっかりとしたこだわりを持っている方々ばかりです。ですので、この方が実践している使い方なのであれば間違いはないと自信を持って言えます。
なお、手帳ユーザーの実例が中心となりますので、その手帳のフォーマットの紹介にはあまり力を入れていません。1つの手帳に対して2ページの構成ですが、実例が7/8、フォーマットの紹介は1/8位の割合です。
実例の紹介部分フォーマットと併せて掲載されていますので、その手帳の重要なフォーマットは問題なくイメージできますが、手帳のフォーマットを見比べる本というよりも、具体的な実用方法を参考にするという読み方が適していると思います。
来年の手帳検討会議のお供に、そし手帳の使い方に悩んだ時のバイブルとして一冊オススメしたいですね。